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日本のロケットは世界で勝てない。やってることは先行例の模倣でありフォローアップでしかない。何よりも商業打ち上げで最優先される経済性で全く勝ち目がない。
それはすでにわかりきったことだ。技術蓄積に加えて冒険心も金儲けの意欲もない。だから米国に追いつく見込みもない。そのうちインドや北朝鮮にも負ける。人件費や環境対策費や人命の安い国に勝ち目はない。
■ 大貫さんといなさんはそれが見えていない
だが大貫剛さんと、ホリエモンロケット屋のいなさんはそれが見えていない。
現代ビジネスに日本のロケットは経済性で勝ち目はない趣旨の記事が出た。これは夫馬賢治「コスト競争時代に突入した『宇宙ロケットビジネス』のこれから」の概要である。
商業ロケットは価格競争である。主張はそれに尽きている。反駁のしようもない。
しかし大貫さんといなさんはそれを否定しようとしているのである。まずは先が全く見えていないということだ。
■ 反論の中身はやはり枝葉末節
ちなみに、例により反論は枝葉末節の部分だけだ。
本旨には全く反論できていない。夫馬さんの商業ロケットは価格競争である。その価格競争において日本の勝ち目はない。その主張は全く否定できていない。
確かに1960年代のロケットが人間以外を運んでいたかもしれない。だが、それで元記事の主張は否定されない。日本の商業ロケットは価格競争力があるとは言えない。
この二人は赤を入れるといった表現を多用する。航空宇宙屋が他人の主張を否定するときに使う常套句なのだろう。
だが、やはりそこには具体的な反論はない。日本の商業ロケットは競争力を欠いており未来はない。経済性や市場、企業統治からホリエモンロケットには将来はない。それを否定する中身はない。
■ 残っているはこの水準
この反応は日本の商業ロケット推進論者の水準を示している。現実を見つめられない。競争力敗北、経済性劣後を認められないのである。
正確にいえば最後の残党の水準である。今も商業ロケットとやらにしがみついている連中、しかも未来があると思いこんでいる連中の水準だ。
目鼻が効いた連中はとっくに転身している。日本の商業ロケットには関わらない。実績を手土産にアメリカや中国やインドへの転職を考える。
また、実務をしている連中も状況は承知している。産業に将来がない。それを承知で身過ぎ世過ぎで仕事の範囲でだけ携わっている。
そしてこの実務層は大言壮語はしない。日本の商業ロケットはいずれ敗戦を迎えることを知っているためだ。
その意味では「未来がある」といい出すのはなかなかの連中である。昭和20年に本土決戦で勝利すると言い出すようなものである。そして神風論者に具体的な勝利の見通しがなかったように、日本商業ロケットに未来があると言い出す主張にはやはり何の見通しもない。
それはすでにわかりきったことだ。技術蓄積に加えて冒険心も金儲けの意欲もない。だから米国に追いつく見込みもない。そのうちインドや北朝鮮にも負ける。人件費や環境対策費や人命の安い国に勝ち目はない。
■ 大貫さんといなさんはそれが見えていない
だが大貫剛さんと、ホリエモンロケット屋のいなさんはそれが見えていない。
現代ビジネスに日本のロケットは経済性で勝ち目はない趣旨の記事が出た。これは夫馬賢治「コスト競争時代に突入した『宇宙ロケットビジネス』のこれから」の概要である。
商業ロケットは価格競争である。主張はそれに尽きている。反駁のしようもない。
しかし大貫さんといなさんはそれを否定しようとしているのである。まずは先が全く見えていないということだ。
■ 反論の中身はやはり枝葉末節
ちなみに、例により反論は枝葉末節の部分だけだ。
本旨には全く反論できていない。夫馬さんの商業ロケットは価格競争である。その価格競争において日本の勝ち目はない。その主張は全く否定できていない。
大貫剛@ohnuki_tsuyoshi
コスト競争時代に突入した「宇宙ロケットビジネス」のこれから @gendai_biz https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65157 … #現代ビジネス まず「1960年代のロケットはヒトを運んでいた」で、のけぞるなど。とりあえずCorona Programでググってみるべきだった。
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1143923799546458113
確かに1960年代のロケットが人間以外を運んでいたかもしれない。だが、それで元記事の主張は否定されない。日本の商業ロケットは価格競争力があるとは言えない。
いな@ina111
コスト競争時代に突入した「宇宙ロケットビジネス」のこれから @gendai_biz https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65157 … #現代ビジネス なんやこれ、滅茶苦茶な内容でよくこんなの出せたな…赤たくさん入れたすぎる
https://twitter.com/ina111/status/1143672336568049664
この二人は赤を入れるといった表現を多用する。航空宇宙屋が他人の主張を否定するときに使う常套句なのだろう。
だが、やはりそこには具体的な反論はない。日本の商業ロケットは競争力を欠いており未来はない。経済性や市場、企業統治からホリエモンロケットには将来はない。それを否定する中身はない。
■ 残っているはこの水準
この反応は日本の商業ロケット推進論者の水準を示している。現実を見つめられない。競争力敗北、経済性劣後を認められないのである。
正確にいえば最後の残党の水準である。今も商業ロケットとやらにしがみついている連中、しかも未来があると思いこんでいる連中の水準だ。
目鼻が効いた連中はとっくに転身している。日本の商業ロケットには関わらない。実績を手土産にアメリカや中国やインドへの転職を考える。
また、実務をしている連中も状況は承知している。産業に将来がない。それを承知で身過ぎ世過ぎで仕事の範囲でだけ携わっている。
そしてこの実務層は大言壮語はしない。日本の商業ロケットはいずれ敗戦を迎えることを知っているためだ。
その意味では「未来がある」といい出すのはなかなかの連中である。昭和20年に本土決戦で勝利すると言い出すようなものである。そして神風論者に具体的な勝利の見通しがなかったように、日本商業ロケットに未来があると言い出す主張にはやはり何の見通しもない。
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