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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2020.05
01
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Category : 未分類
 ホリエモンがホリエモンロケット打ち上げ中止に怒ったという。情勢下において大樹町から打ち上げ中止を求められた。それに対して町民やめると怒ったとする話である。


■ 町への圧力

 一つは町への圧力のつもりなのだろう。

 ホリエモンは「なにもない町にロケット打ち上げ観光を持ってきてやった」という強みがあると考えている。

 その点で影響力行使を図ったものだ。俺が怒れば町の態度は変わる。あるいは世論の風向きも変わると考えた。その結果「怒った、町民やめる」と発言したように見える。


■ ロケット以外の投資魅力はない

 ただ、おそらくはそれだけではない。ホリエモンには唯一の広告塔を失う焦燥感もあるはずだ。

 ホリエモンの投資魅力はホリエモンロケットしかない。ホリエモンが実業家として振る舞い投資家を誘引できる要素はそれだけだ。

 実際にホリエモンは投資を集める商売しかできていない。ホリエモンは実事業を廻していない。生産・サービスにより莫大な利益を挙げるような商売をやっていない。やっているのは将来性があるっぽい商売を立ち上げて投資を募ることだけだ。

 そのホリエモンロケットの魅力もさほどではない。宇宙バカを除いて世間の大半は打ち上げ花火としてしか扱われていない。なにせロケットに広告を入れる以外に収益の姿が全く見えない。だから投資家はまともに取り合っていない。将来性はないと見ている。

 「町民やめる」の背後にはそれ故の焦燥感もあるのだろう。


■ 資金もどんなもんだか

 さらに言えば資金も厳しくなりつつあるのではないか?

 ホリエモンの自己演出には金が掛かる。実業家として見られるため。あるいは自己顕示欲から世間の耳目を浴びる人気者であり続けるためにはデカイことをし続ける必要性がある。当然金が掛かる。

 しかし、それをしても今は金はさほどは入らない。ロケットはデッカイことではある。ただその支出を超える収入をもたらしているわけではない。

 つまり金の垂れ流しである。

 そしてライブドア事件から10年立つ。その点で焦燥感には「ホリエモン資金もどうであるかの影響もあるのではないか」との疑問も立つのである。


■ タイムリミット

 ホリエモンロケットの限界はこの投資誘引効果と資金面問題で決まる。

 時間が立てば立つほどホリエモンロケットの魅力は減じる。

 今でもドンドン魅力が減じている。最初の発射は世間の耳目を惹いた。だが今では以前ほどではない。今後はさらに魅力は低減する。打ち上げ失敗が挟まればさらにそうなる。
 短期に商業化できる見込みもない。なによりも打ち上げ間隔がこのペースである。仮に打ち上げに連続成功しても商業化はいつになるかわからない。

 その間に先行する米国・中国の同サイズロケットに抑え込まれることになる。商業展開を進めスケールメリットで低コストを実現すれば市場を固めればホリエモンロケットは意味を失う。

 いずれはホリエモンロケットは投資誘引事業としての魅力を失うのである。

 同様に時間が過ぎれば過ぎるほどH資金も減少する。

 ホリエモンがホリエモンでありつづけるためには派手な金遣いが必要となる。皮切り医者が耳目を引くためには金をバラまかねばならないことと同じだ。

 だがホリエモンには利益を生む事業を持っていない。病院のようにそれを支える収入がない。

 だからH資金の切り崩しとなる。

 その切り崩しがある程度に達するとロケットはやめることとなる。以降に同様の投資誘引事業ができなくなるためだ。つまりその時には別事業の投資誘引事業を始めるためにロケットは畳むことととなるのである。
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