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Category : 未分類
件のコミケ医者によれば定年延長法案の廃案は安倍首相の勝ちらしい。黒川検事長の賭け麻雀で朝日新聞と野党に打撃を与えたからとのことだ。与えた打撃の内容は、朝日新聞記者が賭け麻雀に参加したこと、そして公務員の定年延長法案取り下げで野党が自治労の怒りを買ったことである。なお自治労の怒り云々はネトウヨ風聞情報であり連中しか言っていない内容である。
■ 1944年の日本でもアレ
何かに似ていると思ったら戦争中のアレ思想に近い。1944年・45年の日本に米軍を本土近くまで引き寄せて、日本本土に上陸させてから大打撃を与えるたぐいの主張があった。
ちなみに、アレ思想すぎて当時の日本でもまともに取り扱われてはいない。戦意高揚っぺえことを言っているからまあ放置されてはいる。ただ体制ヨイショと状況認識の間抜けで小馬鹿にされる内容である。
これは東條・小磯の失脚でもあきらかである。マリアナ防衛失敗により東條は降ろされた。当然ながら敗北は大失政と見做されたということだ。「米軍を本土に引き寄せるための軍略」というような意見に賛同するのは当時でも余程のアレだ。
「アレ宰相の策略で朝日と野党に打撃を与えたのだ」も同じことだ。まともなアレ発想に過ぎてお仲間のネトウヨ世界でも言い出す奴は少ない。
だいたい、アレ宰相の政治基盤が大打撃をうけている。まずは検察権力との結託によるパワーを失った。都合の悪い政治犯罪をもみ消すといったアレ宰相のやり方が通用しなくなった。また法案提出の段階で不正の構図が明らかになった。パワー低下と不正構図の明瞭化により他のアレ政策遂行もできなくなった。種子法を引っ込めたのはそれである。
だが、それが見えない。あるいは見たくはない。だから現実と乖離した空論にふける。従前どおり体制ヨイショが正解だと信じてアクロバティックで体制を擁護しているのである。それが「黒川検事長の賭け麻雀で朝日新聞と野党に打撃を与えた」だ。
■ 坂本龍一さんは昔から「音楽家も政治に眼を向けろ」だったよね
なんにせよ、事実認識や現状認識からしてアレなんだよねえ。
坂本龍一さんは真逆だ。昔から「芸術家も政治に無関心ではいけない」といっていた。これはググればすぐに出てくる。例えば、先頭にでてくるこのNEUTの記事だ。*
* Reina Tashiro「坂本龍一に聞いた、政治とアート。『ほんの少しの勇気でいいんじゃないかな。一度しかない人生なんだから』」
https://neutmagazine.com/themall-3-ryuichi-sakamoto
「音楽を政治利用するな」(CALCI)は逆に体制側、保守層から出てきた話である。最近ではフジロックで津田大介さんが出てきた時に主張された内容である。
そもそも「政治利用の総本山」(CALCI)で坂本さんが失敗したと揶揄している。つまり「芸術家風情が政治に口を出すな、芸術だけやっていろ」というわけだ。だが、主張が成り立つなら「医者風情が政治に口を出すな、診療だけやっていろ」も成り立つものだ。
しかも、かのまったくご存じない「勘違い知識『商船は領土の延長』で鮫島さんや野党を嘲笑する嶋田兵庫大允隆志さん」の嶋田兵庫大允隆志さんと組んで明後日な方向の政治主張をしている。まあ「友達は選ばないとね。」(CALCI)
Calci@Calcijp
強行採決からの内閣総辞職のつもりが、謝罪に追い込まれた朝日新聞と支持団体の怒りを買って敗北決定の野党... 役者が違いましたな。みんな読まれてた。
https://twitter.com/Calcijp/status/1263663340875735041
嶋田兵庫大允隆志@Shimada_Hyougo
しかし我が宰相閣下は下野していた間にどんな修行を積んでこんな凄腕になったのかと……。
https://twitter.com/Shimada_Hyougo/status/1263670588918231040
■ 1944年の日本でもアレ
何かに似ていると思ったら戦争中のアレ思想に近い。1944年・45年の日本に米軍を本土近くまで引き寄せて、日本本土に上陸させてから大打撃を与えるたぐいの主張があった。
ちなみに、アレ思想すぎて当時の日本でもまともに取り扱われてはいない。戦意高揚っぺえことを言っているからまあ放置されてはいる。ただ体制ヨイショと状況認識の間抜けで小馬鹿にされる内容である。
これは東條・小磯の失脚でもあきらかである。マリアナ防衛失敗により東條は降ろされた。当然ながら敗北は大失政と見做されたということだ。「米軍を本土に引き寄せるための軍略」というような意見に賛同するのは当時でも余程のアレだ。
「アレ宰相の策略で朝日と野党に打撃を与えたのだ」も同じことだ。まともなアレ発想に過ぎてお仲間のネトウヨ世界でも言い出す奴は少ない。
だいたい、アレ宰相の政治基盤が大打撃をうけている。まずは検察権力との結託によるパワーを失った。都合の悪い政治犯罪をもみ消すといったアレ宰相のやり方が通用しなくなった。また法案提出の段階で不正の構図が明らかになった。パワー低下と不正構図の明瞭化により他のアレ政策遂行もできなくなった。種子法を引っ込めたのはそれである。
だが、それが見えない。あるいは見たくはない。だから現実と乖離した空論にふける。従前どおり体制ヨイショが正解だと信じてアクロバティックで体制を擁護しているのである。それが「黒川検事長の賭け麻雀で朝日新聞と野党に打撃を与えた」だ。
■ 坂本龍一さんは昔から「音楽家も政治に眼を向けろ」だったよね
なんにせよ、事実認識や現状認識からしてアレなんだよねえ。
Calci@Calcijp
皮肉なことに、坂本龍一って「音楽を政治利用するな」ってずっと言い続けてた人なんだよね。それが今では政治利用の総本山みたいに言われる。友達は選ばないとね。
https://twitter.com/Calcijp/status/1263975893594017792
坂本龍一さんは真逆だ。昔から「芸術家も政治に無関心ではいけない」といっていた。これはググればすぐに出てくる。例えば、先頭にでてくるこのNEUTの記事だ。*
* Reina Tashiro「坂本龍一に聞いた、政治とアート。『ほんの少しの勇気でいいんじゃないかな。一度しかない人生なんだから』」
https://neutmagazine.com/themall-3-ryuichi-sakamoto
「音楽を政治利用するな」(CALCI)は逆に体制側、保守層から出てきた話である。最近ではフジロックで津田大介さんが出てきた時に主張された内容である。
そもそも「政治利用の総本山」(CALCI)で坂本さんが失敗したと揶揄している。つまり「芸術家風情が政治に口を出すな、芸術だけやっていろ」というわけだ。だが、主張が成り立つなら「医者風情が政治に口を出すな、診療だけやっていろ」も成り立つものだ。
しかも、かのまったくご存じない「勘違い知識『商船は領土の延長』で鮫島さんや野党を嘲笑する嶋田兵庫大允隆志さん」の嶋田兵庫大允隆志さんと組んで明後日な方向の政治主張をしている。まあ「友達は選ばないとね。」(CALCI)
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