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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2020.06
06
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13:18
Category : 未分類
 割り箸はゴミの中でどの程度の割合を占めているか?

 1%も超えない。

 割り箸は1膳であっても10ccだからだ。長め太めの割り箸、幅1センチ厚さ0.5センチ長さ20センチでようやく10ccある。

 まずは容積比で最大でも0.5%だ。1人あたり週1回に容積45リットルのゴミを出すとする。一週間七日間三食で割り箸をつかっても210ccしかならない。

 重量比でも1%行くかどうかだ。ゴミ比重は大雑把に0.3とされる。割り箸用の材は軽質なので絶乾状態で0.5~0.6前後である。15kgのゴミで120gていどでしかない。(ググったらスギやヒノキは全乾状態で比重0.4程度だった、だからもっと軽くなる)

 しかも食事の過半は割り箸ではない。家食ではまずつかわない。外食もすべて割り箸でもない。

 これは以前も変わらない。「昔は割り箸が」というが、昔は今よりも外食は少ない。コンビニや弁当屋も少ない。だから家庭内での弁当食は稀だからだ。

 均せばさらに半分以下となる。昔も今も容積比0.25%以下、重量比0.5%以下だ。


 その割り箸の利用減少でゴミ焼却が困っていたとする指摘がある。

蜜井寿里@6月も基本テレワーク@julimitsui
「割り箸やめてマイ箸」がブームの頃、割り箸が減って燃えるごみが燃えにくくなり、燃料ぶっかけて燃やしていたことは、何度でも繰り返し訴えていきたい。それと割り箸のために日本の森林伐採とか、ないから。柱や壁板取った後の端材で割り箸作るんだからね。もったいない精神です。
https://twitter.com/julimitsui/status/1268733488628330496


 まあ理屈に合わないよね。

 もともと木材もカロリーは極端に高くはない。しかも割り箸は性質上利用後の含水比がたかくなる。その蒸発で損する分、熱量は減る。

 しかも重量比0.5%いくかどうかである。その割り箸の富合調、貧合調の如何で焼却炉で助燃剤となる石油をぶっかけるというのもねえ。

 確かにゴミの含水量が多いとカロリー調整でプラスチック系のゴミを入れる話はある。この話はそこから出発して作られた話なのだろう。*

 でも割り箸減少でゴミの真発熱量がという話はない。そしてそれには違和感がある。概略計算の以前に感覚的にそれはないことも分かる話だ。

 それを信じるあたりはね。まあ普段から「(自称)理系でござい」といっている連中が事実として扱うのはどうかしているものだ。



 まあ、大本はサーマルリサイクルの屁理屈。「日本のプラリサイクルは世界一」の嘘から波及した話なんだけどね。そこから「レジ袋もプラのストローも燃せばリサイクル」のアレ話が出て、それの延長に作られて広まった話だということだ。



 * カロリー不足云々も運用次第だと思うけどね。チョイと焼却炉を改善してゴミからの水分を分離を強化するとかブロアの送風圧を高めるとかとかすりゃどうとでもなる話である。プラゴミやレジ袋やプラストローがなければ成り立たない話でもない。
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