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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

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2021.08
19
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Category : 未分類
 突然に思い至ったのだけれども。『彼女お借りします』って『高尾太夫』ではないのかね。今の世の中で遊郭ものをやっていると見るとしっくり行く。別に『品川心中』でもなんでもいいのだけれども。

 舞台は全く同じ。「売り物買い物との間柄で生じるのは恋に似たものであるのだけれども、それが身を焦がして」といった内容である。それが身請けしてハッピーエンドでも心中しても心中しようとしてコメディでもバッドエンドの女殺油地獄てもいいのだけれどもね。

 その点で有利である。いままで存在するパターンを写せばドラマは成立する。ドラマツルギーも既知の手法で高められる。

 さらにいえば性格付けや動かし方も先行例を参考にできる。

 彼の女のパターンも同じ。つれない女郎/(のちに)客の心意気に感じいいる:千鶴、客に惚れる:るか、仔細がある女郎:墨といった性格付けは遊郭ものそのもの。

 なによりも毒婦:麻美だよね。嫌われる女郎は本当に必要だということがよく分かる。妖婦やら女狐と言い換えてもいいが麻美はそのもの。さらに言えば、人の見ていないところで犬を蹴っ飛ばすとかそういった演出も欲しいもんだ。

 毒婦が悪けりゃ千鶴も輝くと言ったものです。一国の国主も傾けるといった太夫にもなりながら金には汚い。でもその金で影で善行を積む。孤児に白米のおにぎりを食わせるとかねえ。

 ほかにもいろんな話をつくれるのではないですかね。苦界に苦しむとかそこからの脱出を望むキャラとか。

 例えば心正しいレンタル彼女の話とか。説教では一番うしろにしか座れないが毎週教会にいって十分の一税を収める心正しい娼婦みたいな話とか。

 逆方向の毒婦でで『乱』の長男坊の嫁タイプとかね。この世界を滅ぼしてしまえみたいな、周の幽王の治世に国を傾け我が国に渡っては玉藻御前となり世を狂わせるタイプ。

 それがゾッコン入れ込んだ若旦那をそそのかして香盤でどうしても抜けない目の上のたんこぶの心正しいレンタル彼女の首を求めて殺させようとする。でもそれを命じられたボディガード(これは先々代さまの恩顧の用心棒)はお稲荷さんの石像の首をちょん切って二人の前に持ってきて首桶を開ける。「やや、妖怪変化であったか、周の幽王の治世に九尾の狐が現れ我が国では玉藻御前となったと聞くがその後の消息はしれぬ、だがもしかすれば、若旦那ご用心あれ」のあれをやるとかね。
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