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Category : 未分類
赤旗日曜版(*1)にインタビュー記事が載りました。先月あたまに「取材したい」とあって「その日時なら己のほうから東京に出ます、岩波ホールで映画見たいから」と受けた内容です。
昨日に今週末の号で出ると言われました。そこで「新河岸川新聞(仮称)に載ったよ」(*2)と書こうと思っていたのですけどねえ。どうせなら発表されたあとでと。これはどこの出版社でも同じです。何かの拍子で載ってなかったら恥ずかしいなあと思って出たことが発表されてから書くようにしてます。
内容は、まあ買って御覧ください。最近の赤旗日曜版は保守あるいは右派の人の取材も結構しているのは承知していたのですけどねえ。海兵隊より嘉手納安定利用の方が大事だろみたいな主張をする軍事ライターの主張を取り上げてもらえるとは思いませんでしたよ。(*3)
*1 「沖縄に海兵隊不要」『しんぶん赤旗』2021年10月17日(日本共産党中央委員会,2021年)p.1,2.
*2 川の名前で「新○○○新聞」となると新河岸川新聞ではないのかなあと。
たぶん時代的には幕末の天保年間とか文久年間のころの新聞で幕府御留山での森林窃盗への刑罰処分を批判する記事が載ったり発禁を食らったりする。*3
*3 出版人や主筆は助平が大好きな市民階級でご婦人に矢鱈と手を出す渋沢栄一みたいな二人だと思う。幕府批判で日本所払いになったあとで大英博物館の図書館で勉強した人。シティでボーイやってた高橋是清が本屋で経済学の本を見つめているの見て買ってやったりしている。
たぶん森林窃盗の記事は樹木から落ちた枝葉を薪としてささやかに拾っていた貧民に幕府代官の手のものが捻棒やらで襲いかかりぶっ叩いて追っ払うの批判する内容。「人間と薪とどちらが大事か」といった論陣を貼ったのではないかと思う。
場所は群馬のあたりで松茸がとれる山、毎年秋になると江戸城まで村々が健脚雇って仕次ぎで御松茸御用を送る、何気なく御松茸にキセルを挟んでしまった人足が、実際は公儀以下わらいばなしで誰も咎めだてもしなかったにもかかわらず後難をおそれて函館に逃げた例の因縁の山。
ついでにいえば新聞小説は『万延元年のフットボール』であるといいなあと。
■ 追 記
御松茸御用でググると岡本綺堂が出てきた。
https://books.google.co.jp/books?id=nZsRuNWXFNQC&pg=PT683&lpg=PT683&dq=%E5%BE%A1%E6%9D%BE%E8%8C%B8%E5%BE%A1%E7%94%A8&source=bl&ots=Yn4NqqmYVC&sig=ACfU3U3fmNuxizEoYRUXb4Po93a3eJ23EQ&hl=en&sa=X&ved=2ahUKEwiXs7rZjcfzAhUPxGEKHQ_eBJgQ6AF6BAgbEAM#v=onepage&q=%E5%BE%A1%E6%9D%BE%E8%8C%B8%E5%BE%A1%E7%94%A8&f=false
内容的にはこれなんだが、ある年次に人足の一人が松茸授受で担いでいたときに手に持っていたキセルを何の気もなしに松茸の荷物に挟んでしまったことがある。で、それは各地で一切チェックされない。宿場役人も封印だけをみて「御封印手古摺無之候」とやって運んでいるからそのままで送られてついに御城まで至るという話が篠田鉱造の『幕末百話』にある。ちなみに松茸人足は東京城にゴールインするとご褒美で甘酒頂戴となったという話。
昨日に今週末の号で出ると言われました。そこで「新河岸川新聞(仮称)に載ったよ」(*2)と書こうと思っていたのですけどねえ。どうせなら発表されたあとでと。これはどこの出版社でも同じです。何かの拍子で載ってなかったら恥ずかしいなあと思って出たことが発表されてから書くようにしてます。
内容は、まあ買って御覧ください。最近の赤旗日曜版は保守あるいは右派の人の取材も結構しているのは承知していたのですけどねえ。海兵隊より嘉手納安定利用の方が大事だろみたいな主張をする軍事ライターの主張を取り上げてもらえるとは思いませんでしたよ。(*3)
*1 「沖縄に海兵隊不要」『しんぶん赤旗』2021年10月17日(日本共産党中央委員会,2021年)p.1,2.
*2 川の名前で「新○○○新聞」となると新河岸川新聞ではないのかなあと。
たぶん時代的には幕末の天保年間とか文久年間のころの新聞で幕府御留山での森林窃盗への刑罰処分を批判する記事が載ったり発禁を食らったりする。*3
*3 出版人や主筆は助平が大好きな市民階級でご婦人に矢鱈と手を出す渋沢栄一みたいな二人だと思う。幕府批判で日本所払いになったあとで大英博物館の図書館で勉強した人。シティでボーイやってた高橋是清が本屋で経済学の本を見つめているの見て買ってやったりしている。
たぶん森林窃盗の記事は樹木から落ちた枝葉を薪としてささやかに拾っていた貧民に幕府代官の手のものが捻棒やらで襲いかかりぶっ叩いて追っ払うの批判する内容。「人間と薪とどちらが大事か」といった論陣を貼ったのではないかと思う。
場所は群馬のあたりで松茸がとれる山、毎年秋になると江戸城まで村々が健脚雇って仕次ぎで御松茸御用を送る、何気なく御松茸にキセルを挟んでしまった人足が、実際は公儀以下わらいばなしで誰も咎めだてもしなかったにもかかわらず後難をおそれて函館に逃げた例の因縁の山。
ついでにいえば新聞小説は『万延元年のフットボール』であるといいなあと。
■ 追 記
御松茸御用でググると岡本綺堂が出てきた。
https://books.google.co.jp/books?id=nZsRuNWXFNQC&pg=PT683&lpg=PT683&dq=%E5%BE%A1%E6%9D%BE%E8%8C%B8%E5%BE%A1%E7%94%A8&source=bl&ots=Yn4NqqmYVC&sig=ACfU3U3fmNuxizEoYRUXb4Po93a3eJ23EQ&hl=en&sa=X&ved=2ahUKEwiXs7rZjcfzAhUPxGEKHQ_eBJgQ6AF6BAgbEAM#v=onepage&q=%E5%BE%A1%E6%9D%BE%E8%8C%B8%E5%BE%A1%E7%94%A8&f=false
内容的にはこれなんだが、ある年次に人足の一人が松茸授受で担いでいたときに手に持っていたキセルを何の気もなしに松茸の荷物に挟んでしまったことがある。で、それは各地で一切チェックされない。宿場役人も封印だけをみて「御封印手古摺無之候」とやって運んでいるからそのままで送られてついに御城まで至るという話が篠田鉱造の『幕末百話』にある。ちなみに松茸人足は東京城にゴールインするとご褒美で甘酒頂戴となったという話。
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