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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

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2021.10
28
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Category : 未分類
 チョット調べごとで県紙、地方の新聞を半年ほど読んだ。

 国会図書館には各県の新聞がある。毎日の分がバインダーに綴られている。そこで該当県の県紙を4月1日から4ヶ月分閲覧した。1・2・3面と4面の社説、そして後ろ側の4面、だいたいは21・22.23・24面をチェックする。そして日付を飛ばさないように翌日の日付を確認してまた同じことをする。そのうえでマイクロで2月と3月の記事を読んだ。

 それで事情の相当はわかる。全国紙だと同一期間に記事は6つ程度なのだが県紙だと40ほどになる。

 ただ、紙を裁けないのと眼が疲れるのに困る。年取って指が紙にかからなくなっただけではない。新聞紙はもともとキレイにめくれない。塊でドサッとめくれる。また眼が矢鱈と疲れる。なによりもマイクロは地獄の沙汰だよ。昔そなえつけだった投影型リーダーのエクセル1000ほどではないにせよモニターでのフィルムスキャナの画像チェックも眼が疲れる。

 そして最後に複写をとる。これは全月分を自由度が高いマイクロフィルムでやった。フィルムスキャナで複写箇所の画像を切り抜いてデジタルコレクションと同じPDFをを作る方法だ。

 ただ、最後のPDFを転送できたのが夕方5字50分と申込締切の6字までギリギリなのがね。そこから本館のプリント申し込みまで早足で移動して申し込みは55分。もちろん移動は5分もあれば充分である。ただ、そこから逆算して50分すぎまでに複写部のPDFを作るのがキツイ。諸事余裕がないのでイライラする。国会図書館新聞室のスキャナは自動巻き戻しがないのでフィルム交換の前に手動ハンドル巻き戻しのときは焦燥感は最高であったものだよ。

 それでその日はオシマイ。余裕があれば雑誌も読みたがったのだけれどもねえ。

 ただまあ余録としてはその県の特殊事情を伺えたことかね。ご当地アニメが頻出したのでその入れ込みようにねえ。

 まあ、調べ物が商売になるかどうかはわからないので県名は伏すけどね。


■ オマケ

 ちなみにマンガやアニメは東日本が強い感じがある。

 中でも青森が人口比で異様な存在感がある。今回調べた県紙ではないけど『東奥日報』大記者の斉藤光政さんも「人口あたりの漫画家輩出率が極めて高い」といっていた。東奥日報で連載した斎藤さんのマンガ家インタビューを追っていると上田信さんも出ていて青森だったので驚いた。

 芸術そのものも強い。寺山修司と沢田教一が同級生とは輩出の密度がどうかしている。安部譲二と橋本龍太郎が同級生よりもヤバい、基本は演劇だけで括れる小沢昭一とフランキー堺よりもディープな感じがするものだよ。
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