RSS
Admin
Archives

隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2014.04
21
CM:1
TB:0
12:00
Category : 未分類
 自分の商売で使っているものの見当がつかないのは、どんなものかね。

 商売モノの迫撃砲について、重さの3/4が砲身だとか見当をつけている自称プロの、だよもんさんがいる。60mm迫撃砲M2について
帰ってきただよもん‏@V2ypPq9SqY
@BJ246 当時の韓国軍が運用してた一番軽いのでも19.05kg 砲身だけだから多少は軽くなるとしても主は砲身なんだから15kgはあるはずでどうやったのかは気になるところ 16:14 - 2014年4月19日
https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/457658446209249281
と言い出している。

 でもねえ、迫撃砲は大概はベースプレートとバイポッドが同じ重さ。上陸戦の件で各種迫撃砲の重さを調べていたのだが、重量級から軽量級までベースプレート・バイポッド・バレルは、だいたい同じ重量で、全体に占める重さではそれぞれ1/3づつ。

 それ知ってたので、チョイチョイ調べるとやはり1/3、7kgだったよ。19.05kgの迫撃砲は多分60mmだろうと調べると、全く同じ重量のM2が出てくる。ただし、個別部品の重さは出てこない。次のタイプM19には載っており、その数字を見ると全体が20kg、ベースプレートが6kg、バイポットが7.5kg、砲身は7kgだった。

 これは迫撃砲の重量配分なんか知らなくとも、仕事上の一般常識でも類推できる。

 コマンドタイプの迫撃砲が5kg程度しかない点から、60mmの砲身が15kgということはない。手持ち式の、ほぼ砲身のみのコマンドタイプの迫撃砲については、大概は5kg程度しかない。今調べると旧軍擲弾筒(50mm)は4.7kg、フランスのF1(51mm)が4.8kg。それと威力も射程もほぼかわらない60mm迫撃砲で、砲身だけでなんで15kgになるのかね。

 商売モノについて、だいたいの見当がつかないというのはマズイんじゃないのとは思うよ。

 確かに、商売モノだからといって別に正確に覚える必要はない。迫撃砲の重さは19.05kgなんて覚えずに、20kgくらいでいい。M2重機の重さも37kgではなく、約40kgでいい。

 しかし、全体の33%を75%と2倍以上も間違えるのは、商売に障る。海でもM2の弾薬の重さを軽く見積もって少人数で作業をさせて、運んでいた海曹の指先を失くさせた事故もあった。

 まあ「砲身以外は軽いんだよもん」とかいって、兵隊に迫撃砲のベースプレート運ばせてギックリ腰にしたりするんじゃないの。

 ちなみに、M19の重さについて、彼のように無意味に正確に書くと21.03kg/5.79kg/7.42kg/5.25kgだけどね。10g単位で書いたところで、砲によっては製造段階や摩耗で±5g以上の誤差があると思うので大雑把で書いていい。

 逆に、そういった所の数字ばっか気にしていると、肝心なところを間違えるものだ。正確に間違える奴というのは、得てしてそういうものだ。

 だよもんさんはも前に上陸戦輸送所要をAOCで習ったLCM換算だの総トン換算の数字だけで解決すると言っていた。でも、図面に落とした固縛所要や、天井高と荷物背を確認しない物資搭載をやると、大概は半分も入らなくなってしまうものなのだがね。



 古いの見てきたけど、https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/454599403630632960あたりみると、定数と予算とか、訓令定員と予算定員の関係が全くわかってない様子。だいたい給与等人件費分分だけ予算つけても、実際に隊員は集まらないし、処理できる以上の新隊員とっても困るから、予算は執行できないのにね。
 普通の人にはこんな直截には言わないけど、だよもんさんは、JSfさんと同じでお互い様だからね。
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

No title

訓練するにしたって訓練隊も定数がありますしねぇ。