- 2022 . 12 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 31
- » 2023 . 02
Category : 未分類
相場が上がった日だけ電話をかけてくる先物屋のようなもの
古森義久さんは、中国に対する意見の片方しか送らないのではないか。ZAKZAKの「【あめりかノート】融和策に限界『中国はやはり敵』 硬化するワシントンの対中姿勢」を見ても、米国にある対中強硬論だけを拾って、日本に送っているように見える。
古森さんは
だが、これは願望に過ぎない。
現実には、日米と中国の関係は、冷戦期の東西関係とは異なっている。単純に互いは打倒すべき敵ではなく、経済的には仲間であるためである。政治・軍事的側面を重視すれば確かに敵であるが、経済的側面では協力関係にある仲間である。
普通の人は、二つの視点を案配式にする。安全保障では敵対しているが、経済的には豊かになるために協力関係にあると理解して、バランスを取る。これは、日本でも米国でも中国でも変わらない。
しかし、古森さんと、古森さんの読者は、そういったバランスはとらないし、取れない。相手を不倶戴天の敵と信じているため、そう表現しなければ許せない。だから、ニュースにしても「相手国は世界の敵である、相手国はいずれ滅ぼされなければならない」という話だけを拾って、記事化して送るのである。このZAKZAKの記事も、全くそれである。
これは、株屋や先物屋が持ってくるニュースと同じではないか。株屋や先物屋は、将来上がるとしか言わない。持ってくるニュースも、相場が上がった日の話だけである。当然、常に結論は「これからは儲かる」といったものだ。
普通は、そういった話には眉に唾を塗るものだが、世間には喜んで騙されて消費する連中もいる。それが古森さんの記事の読者であり、中国脅威論だけしか言わない連中なのだろう。その大概が中国包囲網ができつつあるとか、共通の価値観を持ち友情で結ばれた日本とインドとの同盟とか本気で言っているのを見ると、どこにも養分となる人間は居るものだと思うものだ。円天に金を突っ込んだ連中もそんなものだったのだろう。
※ 古森義久さんは、中国に対する意見の片方しか送らないのではないか。ZAKZAKの「【あめりかノート】融和策に限界『中国はやはり敵』 硬化するワシントンの対中姿勢」『ZAKZAK』(産経新聞,2014.5.26)http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140526/frn1405261531006-n1.htm
古森義久さんは、中国に対する意見の片方しか送らないのではないか。ZAKZAKの「【あめりかノート】融和策に限界『中国はやはり敵』 硬化するワシントンの対中姿勢」を見ても、米国にある対中強硬論だけを拾って、日本に送っているように見える。
古森さんは
いまやワシントンの国政の場では中国への姿勢が超党派で劇的に硬化した。オバマ政権の誕生以来5年半近く、ついに米中新冷戦が本格的に始まったようなのである。と述べている。
だが、これは願望に過ぎない。
現実には、日米と中国の関係は、冷戦期の東西関係とは異なっている。単純に互いは打倒すべき敵ではなく、経済的には仲間であるためである。政治・軍事的側面を重視すれば確かに敵であるが、経済的側面では協力関係にある仲間である。
普通の人は、二つの視点を案配式にする。安全保障では敵対しているが、経済的には豊かになるために協力関係にあると理解して、バランスを取る。これは、日本でも米国でも中国でも変わらない。
しかし、古森さんと、古森さんの読者は、そういったバランスはとらないし、取れない。相手を不倶戴天の敵と信じているため、そう表現しなければ許せない。だから、ニュースにしても「相手国は世界の敵である、相手国はいずれ滅ぼされなければならない」という話だけを拾って、記事化して送るのである。このZAKZAKの記事も、全くそれである。
これは、株屋や先物屋が持ってくるニュースと同じではないか。株屋や先物屋は、将来上がるとしか言わない。持ってくるニュースも、相場が上がった日の話だけである。当然、常に結論は「これからは儲かる」といったものだ。
普通は、そういった話には眉に唾を塗るものだが、世間には喜んで騙されて消費する連中もいる。それが古森さんの記事の読者であり、中国脅威論だけしか言わない連中なのだろう。その大概が中国包囲網ができつつあるとか、共通の価値観を持ち友情で結ばれた日本とインドとの同盟とか本気で言っているのを見ると、どこにも養分となる人間は居るものだと思うものだ。円天に金を突っ込んだ連中もそんなものだったのだろう。
※ 古森義久さんは、中国に対する意見の片方しか送らないのではないか。ZAKZAKの「【あめりかノート】融和策に限界『中国はやはり敵』 硬化するワシントンの対中姿勢」『ZAKZAK』(産経新聞,2014.5.26)http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140526/frn1405261531006-n1.htm
スポンサーサイト
Trackback
Comment
12:21
しやもし
URL
編集