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- » 2024 . 01
Category : 未分類
サンマのサイズが小さくなっているというのだが、これも乱獲のせいじゃないのか。
農林水産省『Aff あふ』2014年8月号に「『水産日本の復活』に向けた出口戦略」がある。水産の復権はイイコトなのだろうが、方策の中には資源保護の文字はどこにもない。結局は、また何か高い魚種を取り尽くすのだろう。
その9ページに、ジャミサンマの加工が取り上げられている。
でもこれ、漁獲量が少ないから、従来は対象にしなかった小型のサンマも取り始めた結果に見える。おそらくは「大きいのも多少は混じっているだろ」とか「養殖用の飼料で売れるだろ」といったあたりではないのか。
サンマは一年で成熟するから、餌の量が変わらなければ、よほど乱獲しなければ翌年も同じ量は期待できると考えても良い。実際に、資源状態は良好とされている。
だが、減り始めてもそういうのが水産関係だから、まずは疑ってみたほうが良い。だいたい、サバだってよほど乱獲しなければ翌年も同じ量が期待できるのだが、国産サバがああなっていることからすれば、サンマも同じ轍ではないのかな。
※ 「『水産日本の復活』に向けた出口戦略」『Aff あふ』(農林水産省,2014.8)pp.6-11
※※ ネットでも公開されている。http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1409/spe1_04.html
農林水産省『Aff あふ』2014年8月号に「『水産日本の復活』に向けた出口戦略」がある。水産の復権はイイコトなのだろうが、方策の中には資源保護の文字はどこにもない。結局は、また何か高い魚種を取り尽くすのだろう。
その9ページに、ジャミサンマの加工が取り上げられている。
北海道釧路港では年々サンマの漁獲量が減少。しかしその一方で「ジャミサンマ」と呼ばれる100g以下の小ぶりのサンマの漁獲量は増加しているとある。そのジャミサンマを乾物にして大儲け、という紹介である。
でもこれ、漁獲量が少ないから、従来は対象にしなかった小型のサンマも取り始めた結果に見える。おそらくは「大きいのも多少は混じっているだろ」とか「養殖用の飼料で売れるだろ」といったあたりではないのか。
サンマは一年で成熟するから、餌の量が変わらなければ、よほど乱獲しなければ翌年も同じ量は期待できると考えても良い。実際に、資源状態は良好とされている。
だが、減り始めてもそういうのが水産関係だから、まずは疑ってみたほうが良い。だいたい、サバだってよほど乱獲しなければ翌年も同じ量が期待できるのだが、国産サバがああなっていることからすれば、サンマも同じ轍ではないのかな。
※ 「『水産日本の復活』に向けた出口戦略」『Aff あふ』(農林水産省,2014.8)pp.6-11
※※ ネットでも公開されている。http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1409/spe1_04.html
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