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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.09
23
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Category : 未分類
 JSFさんが水上艦は意図的にデタラメな数字を公表していると述べている。「いせ」の「格納庫の長さ」について「事実と大幅に異なる数字」を「事前に示し合わせ」て説明したと述べている。

格納庫長
https://twitter.com/obiekt_JP/status/514028067774148608

 だが、格納庫長さを秘匿してどうするのか。そこに考えが及ばない点が、JSFさんの浅はかな点だ。

 格納庫長さは、本質的に秘密にするものではない。そもそも、通信室やCICとは違い、格納庫は一般公開の対象区域である。その時に、格納庫末端から艦首までの距離を把握してもいいし、格納庫の中を歩測してもよい。その両端部にある艤装品を覚えておき、正横写真から推測してもよい。全長は公表されている。

 もちろん、自衛隊も、秘匿するものは秘匿している。

 例えば、ミサイルや魚雷の射程は秘匿しており、公表していない。しかし、それも空欄にして秘密ですというだけの話だ。デタラメの数字を示し合わせて、騙して説明する用なことはしない。

 あるいは、約をつける。人員数や装備数については、約をつけろということがある。その結果「約7人」とか「約5機」と言った間抜けなことになるが、それでも騙したりはしない。

 騙すに近い行為にしても、明らかな数字を捏造したりはしない。実際には、相手が間違った想像をするだろうように言うとか、重要ではないものを重要っぽく言って、本質を語らない程度である。

 そもそも「事実と大幅に異なる数字」を出すこともない。仮にそういうことをする必要があるとしても「どの軍隊でも」バレないように、もっと現実っぽくする。数字なら、軍艦大和の世界で一番大きな40センチ砲(実際に40センチ砲だったので嘘はついていない)がそれだ。あるいは動作機構を想像させない魚雷の第二空気や、米軍のVTヒューズもそれだ。

 JSFさんは、まずは「格納庫の長さを秘匿している」という自分の発想を検討したほうがいいだろう。それは「日米統合演習を現実の脅威の想定であり、シナリオだ」と信じたのと同じ誤りである。

 聞いた数字と実測の差についても、自衛隊の陰謀(JSF)よりも、合理的な仮説も幾らでも出てくるだろう。普通は「飛行場の滑走路長とオーバーランの関係のように、単純にエレベータ間だけを格納庫としているのでは?」とか「後部エレベータの後ろは別の名前で読んでいるのではないか?」と考えるものだ。



※ ある民国軍研究家がこの件を評して曰く「本と違うから乗組員が間違ってるということですかね。これでこのフネは間違っとると言い出したら見上げたものですが(^_^;)」だって。案外、その程度かもね。

※※ まあ、前も便宜的な日米共同演習の想定は現実の脅威であり、自衛隊が判断した侵攻正面だとか言い出すのが、JSFさんや、徒党を組んでいた、だよもんさんのクオリティだからね。
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Comment

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No title

更新乙です。Jの字の人は相変わらずですなあ

いやー。ヤマザクラ事件は酷かった。最初JSFが何を言っているのか判らなかった。
演習想定をリアルな見積りだと思い込んでいると知ったときには空いた瞳孔が塞がらなかった。
「馬鹿は黙ってろ事件」も大概酷かったけど、あれはまだ専門外だという釈明が出来る。
ヤマザクラ事件は申し開き出来んでしょう。あんな認識で着上陸を語っていたのかと 。
まともな神経ならJSFのHNを捨ててネットから去りますよ。
ほんっとうにネットにしか居場所が無いんでしょうね。哀れ。

No title

あの御仁が実際に現地へ行って隊員から直接話を聞いたと言うのがオドロキ。
本も買わずにネットだけで情報収集するんじゃなかったのね。
一寸は進歩したって事では?

Twitterやブログなんか見ると、JSF大先生はいせ公開のあった地方に住んでいるみたいですね。