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- » 2021 . 04
Category : ミリタリー
今月の”Proceedings”(USNI:米海軍協会)をパラ読みしていたら『無人・潜水による大西洋横断成功』の記事を発見。水中グライダー”Scarlet Knight”※が大西洋横断したという内容。
要は
(1) 負浮力とし、沈む力を翼で分解して前に進む
(2) ある一定の水深となると正浮力とし、浮き上がる。
この時も翼を利用して前向きに進む力を作る
を繰り返して進む水中UAV。
これって、80年代に考えられた「無人水中輸送船」。翼をつけた中正浮力のハルクに錘を付ける。「底」に到達したら錘の気室にヒドラジン(だったと思う)を入れて気体を作り、正負力にするというヤツの子孫じゃないのか、と読むと、やはりどうもそうらしい。80年代版の無動力輸送船、正式名称”Slocum glider”の直系の子孫であるとのこと。
ただし、”Scarlet Knight”は”Slocum glider”のようにヒドラジンをつかったり、深海まで降りたりはしない。ボディの気室の容積を「半カップほど」変化させることによって沈んだり浮かんだりする。潜る深さも100m程度。
当然だけれども誘導機構もついているらしく、航跡から潮に流されている様子もあるけれども機能している。大圏コースじゃないのが気に掛かるけれども、それは海洋観測やりながら・・・だからなのだろう。次は、イギリスからオーストラリアまで自律航海させるようだ。
ただ、まあ直接的な軍事転用…誰でも思いつくのは機雷敷設あたり…には使い難いね。
大西洋横断には221日を要していいるから。まあ軍事的応用は海洋観測位かなぁ。
※ 製造元の説明 http://rucool.marine.rutgers.edu/atlantic/index.html
要は
(1) 負浮力とし、沈む力を翼で分解して前に進む
(2) ある一定の水深となると正浮力とし、浮き上がる。
この時も翼を利用して前向きに進む力を作る
を繰り返して進む水中UAV。
これって、80年代に考えられた「無人水中輸送船」。翼をつけた中正浮力のハルクに錘を付ける。「底」に到達したら錘の気室にヒドラジン(だったと思う)を入れて気体を作り、正負力にするというヤツの子孫じゃないのか、と読むと、やはりどうもそうらしい。80年代版の無動力輸送船、正式名称”Slocum glider”の直系の子孫であるとのこと。
ただし、”Scarlet Knight”は”Slocum glider”のようにヒドラジンをつかったり、深海まで降りたりはしない。ボディの気室の容積を「半カップほど」変化させることによって沈んだり浮かんだりする。潜る深さも100m程度。
当然だけれども誘導機構もついているらしく、航跡から潮に流されている様子もあるけれども機能している。大圏コースじゃないのが気に掛かるけれども、それは海洋観測やりながら・・・だからなのだろう。次は、イギリスからオーストラリアまで自律航海させるようだ。
ただ、まあ直接的な軍事転用…誰でも思いつくのは機雷敷設あたり…には使い難いね。
大西洋横断には221日を要していいるから。まあ軍事的応用は海洋観測位かなぁ。
※ 製造元の説明 http://rucool.marine.rutgers.edu/atlantic/index.html
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