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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.10
12
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Category : 未分類
 イスラム国対策で米国とイランは協調路線にあるのだが。さらに一歩進めてイランと和解すれば米国にとっての中東問題は半分は片付くのではないか。

 そもそも、米国とイランは仲悪くする必要はない。米国はパーレビー王朝を倒され、権益を失い、大使館を占拠された結果、イランを憎むに至った。だが、今となっては傀儡政権と権益を復活する見込もないので、張り合うだけの実利はない。

 米国から見ても、イランも昔ほど突っ張ってはいないだろう。そもそも、八十年代に危惧されたイランの革命輸出の影響はそれほどではなかった。核開発の件を有耶無耶にして、損切りして敵対関係のレベルを下げれば、湾岸での外交も楽になるし、軍隊の派遣・駐留からも相当に足抜けして良い。コストやリスクは相当に減らせる。

 イランにとっても、米国と喧嘩しなければならない理由はない。米国も、今のイランを叩く余裕はない。それであれば、真剣に軍事力で張り合う必要はない。

 もちろん、宗教サイドとしては、昔、悪魔だと言った手前、面子で睨み合わなければならない。

 だが、イランも相当に世俗化している。今の政府としては、米国との和解ができれば、軍隊や革命防衛隊は小さくできるし、外交関係の刺であり、金食い虫の核開発も止められるくらいのことは考えられる。

 米国とイランの和解には、イスラム国討伐という外圧と大義名分があるので、ちょうどいいチャンスではないかね。刺となるのは核開発だけだが、そこは双方とも有耶無耶にできるんじゃないのかね。米国も今までの核兵器開発云々は言わず、平和利用ならみとめる、イランも核兵器開発はやめて、従来の主張通り平和利用をして面子を保った上で、査察を受け入れればそれでいいんじゃないの。

 まあ、米国にとって、なによりもイランとの和解が妙手となるのは、フリーハンドとなったイランは、イスラエルとサウジアラビアといった米同盟国の適当な脅威となることだろう。勝手なことばかりするイスラエルや、原理主義に金を注ぐサウジを掣肘するちょうどいい材料ではないかね。
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アメリカはイスラエルがいる限り永遠に中東のイスラムと戦わないといけないのが辛いところですね。