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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.10
13
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09:00
Category : 未分類
 TBSラジオで、電力会社の矛盾が突かれている。森本毅郎のスタンバイだが、電力会社やその取り巻きが「電力が足りない」とか「LNGの輸入で国富が」と言っているクセに、「太陽光発電の送電はできない」というのは矛盾ではないかというもの。

 実際には、儲からないからだろう。

 電力会社は高い電力を作れば作るほど儲かる。防衛省の随契と同じで、経費に利益率を掛けているから、経費を上げれば上げるほど儲かる。

 だが、よそから仕入れた電力では儲けられない。顧客から電気代としてKW約22円と賦課金1円を取るが、それはそのまま発電元に渡す金であり、収益にはならない。そもそも、電力会社以外が電力を作ると、電力会社の発電量のシェアも減る。

 つまり、自己の収益最大化で再生可能エネルギーは邪魔なので、妨害する。別に受け入れても問題もないものだが、技術的な問題を理由に抵抗しようとする。

 その尻馬に乗るのが取り巻き連である。取り巻きには、献金やら寄付の類をもらえるいった極小数の類と、一円にもならない、反反原発がいる。後者は、反左派でもある。反原発やエコにはサヨクの臭いがするから嫌いといったものだろう。※

 この連中は「電気は必須、『たかが電力』とは何ごと」とか「経済発展には電力が必要」という。酷いのになると「貿易立国なのに外貨の流出が」と、貿易立国と重商主義の区別がついていない。

 だが、増える電力が大陽光だと気に入らないらしい。減価償却が終わればタダの安い電力で、国富も流出しないのに、必死になって悪い電気だと主張して、よい電気の原子力の復活を主張している。彼らからすれば、太陽光だとピュア・オーディオに雑音が混じったり、雲の陰りで電圧がかわるので、炊飯器もでもご飯に雑味が交じるのだろう。

 いずれにせよ、無駄な抵抗である。太陽光の伸びは止められない。新築の3軒に2軒は積んでいる。工場や空き地まで太陽光のパネルを敷いている。固定価格買い取りの経済的なインセンティブはあるのだろうが、好条件ならなくても10数年でパリティになる。電力代はロハになるだけでも相当の利点である。

 さらに、太陽光関連の単価はさらに下がる。さらに値段があがる原子力や、市況次第で上げ下げするLNGや石炭とは違う。固定買い取りがなくとも、5年で償却して30年使えるようになれば、電力会社と契約する奴はいなくなる。

 電力会社も、斜陽産業になるのではないか。一度、太陽光を導入した顧客は、電力会社から電気は買わない。夜や悪天候に買うかもしれないが、差し引きすれば顧客ではなくなる。

 さらに電池の類が安くなれば、契約しないヤツが出てくる可能性も高い。水質に問題のない井戸と浄化槽があるのに、水道と下水道を引く奴はいないということだ。内風呂が増えたら銭湯に行かなくなるようなものだ。


※ まあ、櫻井よしこさんあたりのように、その両方もいるだろう。サヨクやエコを憎んで、それをマネタイズしているからね。そのうえ財団への献金や寄付、講演でも相当に金がもらってるんだろう。羨ましい限りであるよ
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Comment

非公開コメント

No title

まあ世の中ポジショントークしかないんだよねえ。

広大な未利用地を消化できるメガソーラーは、バブル崩壊以来日本中に山ほどあるどっしょもない塩漬けになった土地を消化してデフレ解消にかなり貢献した点について誰も評価しないし。

某所でメガソーラーこさえたら、地主に払う地代の1/3は自治体の固定資産税になったし、税収が実在することについて原発マンセー組はどう申し開きするつもりかねえ

防衛省の装備品の契約は、履行前に行われ、金額が確定するので、履行中に経費が契約前の見積より増大しようが、変更契約をしない限り、支払われる金額の増加はありません(これは、防衛省であろうがなかろうが契約というものはそうでしょう)。

履行後に経費を確認する契約にしても、基本的に『契約金額』が上限となりますので、超過した分は払われず、少なかった分はメーカーからのお返しになりますので、基本的にメーカーに払われる金額は下がる傾向にしかなりません。

費用を確認する契約になってしまった場合は、会社はお返しを避けるために、費用を契約金額より、ちょっとだけ上回るようにします。よって、企業努力で費用を下げるインテンションが働かず、どうしても費用が積み上がらない場合、M電機のように工数付け替えが起こります。

経費にかかる利益率も一般企業のメーカーからすれば、笑ってしまうようなゴミのようなものです。

電力会社の電気代はどうなんでしょうね。

前月の実績×利益率なら、書かれた通りでしょうが、『電気を作るのに実際かかった費用』というのが何なのかもよく分からない所もありますので。

将来の核兵器保有の為には原爆が絶対必要とか言ってる保守系の人たちもおりますよね。

おそらく電力会社からマネーもらってるんでしょうが。

No title

太陽光は欧州でもコケてるから・・・。

スペインの太陽光発電バブルの崩壊
http://www.asks.jp/community/nebula3/59116.html

ドイツが太陽光発電の全量買取制度を廃止
http://www.asks.jp/community/nebula/111287.html

太陽光の最大の弱点は「天候次第で不安定」なところ。
でも天候次第だからといって、「今日は曇りなので電力が足りません。○○万世帯は電気なしで我慢してください」とはいかないのだから、バックアップに火力発電を待機させておかないといけない。
しかし発電は頻繁につけたり消したりすると効率が悪く、常に発電し続けるほうが効率がいいと。

Re: タイトルなし

> 防衛省の装備品の契約は、履行前に行われ、金額が確定するので、履行中に経費が契約前の見積より増大しようが、変更契約をしない限り、支払われる金額の増加はありません(これは、防衛省であろうがなかろうが契約というものはそうでしょう)。

 実際は、商議の上で契約変更しますので、支払い金額は大概増えます。
 年度の総額は予算で決まっていて、契約はその範囲で行われますが、例によって予算を使い切るために数量変更の類で増えますし、事業によっては2期、3期とどんどん増えますよ。


>経費にかかる利益率も一般企業のメーカーからすれば、笑ってしまうようなゴミのようなものです。

 随契だと検査官をやりましたし、会計検査や監査の類にはよくでましたけど、GCIPは会社によって違いますが、「笑ってしまうようなゴミのようなもの」のような悪い数字じゃないです。

No title

今回の問題はメガソーラーで、大規模だから容量の問題と、同時同量の原則が保てなくなる。
これが一般家庭なら自家発電だから大した問題にはならない。
ま、電力会社かメガソーラー側のどっちかが持つかわからないけど、蓄電池なりフライホイールでも置けば解決する話ではありますね。
地熱も新規契約を拒否してるあたり、ポジショントークの比率がかなり高いことは明白ですが。

No title

単純に太陽光発電の導入コストが下がり、
合理的となったらそれぞれの自由意志で導入すればいいだけで
電力会社の固定買取など全く必要ありませんな。
全ての日本人がそんな未来が来ることを願ってますよ。

鉄道会社も

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1409/24/news026.html 使い道の見つからない土地の有効活用としては悪くない方向性ですからねぇ。全面的に依拠とかはアレですが、無理なく拡大する限りはいいんじゃないかと。幸いパネルは中国人が採算度外視で安値で供給してくれてますし。中国人からの搾取とも言えるのですが、本人たちが進んでやってることなのでいいんじゃないかと。

No title

電力会社にもエゴはそれはあるのでしょうけど
基幹電力を維持しつづけるためには太陽光は邪魔というのは言うに及ばず
太陽光発電が一定規模以上に増えてくると系統にかかる電圧の制御が難しくなっていくという技術的・法的問題もあります。

No title

もうひとつの太陽光の問題は、整備補修のコスト。

http://taiyoseikatsu.com/special/mtrouble/mtrouble01.html
「「パワーコンディショナの寿命は10年程度、一方パネルのほうはほとんど故障や不具合などなく、20~30年は特にメンテナンスしなくても使える」

どこを見渡してもこの説にあたるので、ほとんどの人が疑問を持つことなく受け入れてしまっています。しかし実際のところは、通説どおりとはいかないようなのです。
実際には、ソーラー・パネルにも故障や不具合の可能性があり、発電量のチェックや点検などを実施しないと、知らず知らずのうちに大損をしてしまう場合もあることがわかりました。」

で、あれこれ拾ってきた情報をまとめると・・・。

・「寿命25年」は太陽光パネルが汚れないことが前提。でも実際は、雨風・花粉・砂ホコリ・黄砂・鳥の糞などで汚れて出力を落とすため、定期的な清掃が必要。この清掃にかなりの費用がかかる。低い位置の太陽光パネルは汚れやすく、また屋根の上の太陽光パネルを自力で清掃するのは困難。
・太陽光パネルの寿命が長くても配線の寿命が短く、やはり定期的な点検と補修が必要。
・寿命10年のパワーコンディショナー交換に30万
・そもそも太陽光パネルの普及が10年前からなので、継続的な寿命調査がない
・調査の基準が一定していない

そして最大の落とし穴がこれ。

・5年後~10年後も太陽光発電に補助金がついているか分からない

資源のない日本は原発じゃないとダメ!反原発はお花畑!
↑こんな人ばかりなんですよねえ

No title

太陽熱温水器で風呂の水を予熱したり、洗い物につかうお湯を供給するだけでも結構、電力代であれガス代であれ節約できるでしょうし。

ただ、大規模な送電網を維持したり、電力関係の研究を進めてスマートグリッドなどを開発する大資本企業というのはやはり必要じゃないでしょうか。それが今の電力会社であるべきかどうかとか、そもそも電力会社の原発政策、とくに地元対策は誤りであったんじゃないかとか、そこらの事情とは切り離してです。

当方は装備品の契約を前提に話しています。もしかしたら施設の契約なら、色々違うのかもしれません。

> 実際は、商議の上で契約変更しますので、支払い金額は大概増えます。

最終的に支払われる額は、契約金額の総額より、契約によっては下がる、と言った方が良かったですね。

変更契約であれ何であれ、契約の際に認められるのは、要求に対する見積経費です。

また、変更契約は変更前にかかった経費を補填するといった性質のものではなく、仕様変更に基づいて追加で発生する作業に対する支払い金額の増額(作業をしない、という仕様変更なら減額)です。

製造請負の変更契約なら、仕様変更に基づく成果物の作成のために、経費も同時に発生しますので、契約金額増の分だけ利益が増えるとは限りません。

契約金額は実績の経費×利益ではなく、見積の経費×利益であり、つまり、支払われるのは基本的に履行前の見積で決まった契約金額ですので、履行中に経費をかければ、かけるほど利益が増える、というのはちょっと違うかなと思います。

電気代は実績×利益率なんでしょうかね。

>GCIPは会社によって違いますが、「笑ってしまうようなゴミのようなもの」のような悪い数字じゃないです。

すみません、当方はここで首を傾げてしまいました。
もしかして、、、なんですが、文谷さんはGCIPのことを利益率だと思ってませんか?

会計の話ですが、GCとIとPはそれぞれ別のもので、利益率はその中の一つですよ。

営業の人の働きとかを経費と認めないっていう考えなら別ですか、粗利で状況判断をするような会社って有るんでしょうか…

再生可能エネをネガって原発再稼働の追い風にしたい電力会社

が、今回の再生可能エネ買い取り中断がかえって逆風になった模様w

怒号上がり会場騒然、再生エネ説明会
qBiz 西日本新聞経済電子版 10月3日(金)12時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141003-00010000-qbiz-bus_all

>>説明会の質疑応答では、「個別事情は把握していない」などと繰り返す九電の担当者に対し、参加者から「川内原発が再稼働すればますます電気が余るので、大変ですね」と皮肉の声も上がった。

※転載終了

No title

再生エネルギーに対してネガティブな感情を持っている人は少数でしょうが、
再生エネルギーの高値買取に対して怒りを持っている人は
決して少数ではないと思いますよ。

電力会社への売電から自家消費に切り替えたドイツ

自然エネルギー:太陽光が普及したドイツ、「卒業」へhttp://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1308/05/news063.html

先行者をしっかり研究しろよ、日本!