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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

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2014.10
26
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11:15
Category : 未分類
 80年代のソ連脅威の評価について、面白い記事を発見。まずは引用と孫引きなんで、現物見ないとなんとも言えないのだけれども。
 ・ ソ連の渡洋進行能力は1ヶ師団程度
 ・ 極東での対日空挺作戦は不可能
というもの。

 まあ、そんなものだろうね。

 来月分の記事にも似たようなこと書いたけど。84年版の「ソビエトミリタリーパワー」には、海上輸送能力を全部足すと1回で7ヶ師団と書いてあるが、それ、積込元と卸先に港湾を確保できる前提がオカシイ。その戦力、物資の移動集積も、シベリア鉄道・バム鉄道上ではある程度自由に運べるが、そこから先に運ぶ力はない。

 その指摘したのに、「7ヶ師団と隅田自身が書いている」と4年前に言った、だよもんさんは相当にアレだと思っていたけどね。

 実際には、まあ無理。ウラジオ、ナホトカ、ワニノでも、7ヶ師団と物資集結するのにはどんくらい時間掛かるよとか、集結すりゃバレるぞもある。まともな野戦能力持って、充足率の高い師団は極東には5ヶもなかったので、ヨーロッパから抜けばバレるよとね。

 極東での対日空挺作戦も、できないと判断してよい。まずは制空権があるし、輸送機の数、整備能力、一回の往復所要(荷物搭載から、出撃、投下、帰投、整備、燃料補給、再搭載)考えれば、初日に3往復できるかどうか、以降は1日2往復がいいところだろうし、天気悪けりゃ駄目だしね。

 ちなみに、これ、米議会のコリンズレポートが元らしい。ただ、現物探しているけど、30年前のものなのでなかなか見つからない。国会か、大学か、防衛省の本省、場合によれば頼んで幹部学校の図書館で調べてもらおうと思っているけどね。

 他にも、国防省や駐留米軍の判断も同じと記事では評している。「対日侵攻や、ましてや空挺部隊投入はないと判断している」としている。

 まあ、「ROROで対日戦」「空挺軍ガー」「装甲車が降りてくる」とか言ってたマヌケたち、 例えば、だよもんさんはそのマヌケだし、その尻馬に乗ったJSFさん、消印所沢さんは、やっぱマヌケだったということだ。
・ 「だよもん氏のツッコミ解説『極東ロシアの軍事輸送能力』」
・ 「何故か山桜37演習の想定に拒否反応を示す隅田金属ぼるじひ社」
このあたりだね。

 あとは、「陸自OBが空中機動旅団の脅威を説いているが、現物は極東にない」という部分も面白かったよ。
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Comment

非公開コメント

その資料、アンブルの脅威については書かれてるのでしょうかね。
興味あります。

もう一派も、文谷先生に対してアカのレッテル貼りするぐらいしかないぐらい追い詰められているようです。

あんな連中には同情しませんがね。

Re: タイトルなし

記事だと、簡潔に「極東での存在は知られていない」ですからねえ。

そりゃ、上陸戦では便利な駒かもしれないけど、
後続部隊を上げる揚陸艦艇も一個師団運べないわその後の補給も期待できないわとなると
対日攻勢というか、上陸戦そのものが無理ですね

> その資料、アンブルの脅威については書かれてるのでしょうかね。
> 興味あります。

No title

あの手のは、軍事的に上陸戦なんて出来ないと言うと引き下がって、普段軍事的合理性()を持ち出すくせに、
勝ち負け無視で足りない戦力を無理やり投入するかもしれないだろとか、無理があること言い出してくるから面倒くさい。

No title

昔、小林源文が「ソ連軍が新潟に上陸!国会議事堂もソ連軍特殊部隊によって電撃的に制圧!」みたいな仮想戦記漫画書いていた。レイド・オン・トーキョーだかトーキョー・ウォーズだか。
でもよく読むと、初日はソ連軍優位だったものの、2日目の終わりに制空権が均衡。3日目に空自が優位に。
陸自も一個連隊が壊滅し、脱走者が続出する状態で苦しい遅滞戦闘が続くが、関越トンネル防衛に成功する。
海自は潜水艦隊が犠牲を出しながらもソ連海軍の電子管制艦と空母を撃沈。決定的な優位をもたらす。
ソ連特殊部隊は国会議事堂を占領し、檜町の自衛隊司令部も制圧してしまう。第一空挺団の一度目の反撃も失敗。が、自衛隊司令部の要員は脱出して市谷司令部に移り、第一空挺団に砲兵隊と戦車部隊を加えた再反撃によってソ連特殊部隊は壊滅・・・。
要はわずか3日の戦闘で自衛隊の勝利で終わりましたという、ある意味リアルな展開w
自衛隊の苦戦が生々しい割に、逆転した時は意外とあっさりなんだよね。
しかも、国会議事堂と自衛隊の司令部を即効で制圧するいわゆる「斬首作戦」も頓挫しているw
せいぜい突撃銃とRPGと爆薬ぐらいしかない軽歩兵が、防御拠点に向かない国会議事堂に立て篭もったところで、火力と戦車に支援された重歩兵には勝てませんという。

No title

ソ連が精強を誇っていたころは欧州と場合によってはカスピ海が主な正面だったでしょうから、支作戦で極東にある程度の敵を拘束し、加えてオホーツクの弾道弾潜の聖域を守るするためにある程度は無茶を覚悟で何か仕掛けてくる可能性はあったんじゃないでしょうか。

世界が終わりかねない戦争を欧州で繰り広げているのですから、極東で通常兵力を遊貼せておいても仕方がないでしょうし、第7艦隊にウラジオやらを強襲される前に陣前出撃して少しでも時間を稼いだほうが合理的ではないかと。

>>レイド・オン・トーキョー

作者インタビューによると、前作「バトルオーバー北海道」を描いた際、
賛否に関わらず防衛庁が何か反応を示すだろうと期待してた。
ところが完全に黙殺されたので、頭に来てさらに自衛隊がトホホな目に遭う作品を描いたのだとか。
劇中自衛隊員が逃亡したり戦闘拒否したりの描写が妙にリアリティがあった印象が。

とんさん
実際に侵攻するのはむりでしょう。
侵攻するならヨーロッパ方面から兵力を増強しなければならないし、極東の兵力だけなら壊滅する可能性も有ります。そうなれば逆に極東方面はガラ空きになってしまいます。
精々、脅威を喧伝しアメリカ軍をできるだけ多く引き付けておくぐらいでしょう
アメリカにしてもヨーロッパにソ連兵力を集中させない狙いがあり、ソ連の脅威を実態以上に煽り日本の軍備を整える、北方領土を火種として残しておくなどと考えていたのではないかと思います。

いーや、日本は常に着上陸作戦の脅威に晒されています。
ヤマザクラの想定がそうなっているから間違いない。
丹波の大霊界くらい間違いないw