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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2010.11
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Category : ミリタリー
 "International Defence Review"で給水の記事を見つけた。造水については、今のところは、濾過と逆浸透、あっても化学処理程度だから、それほど食いつくような内容ではない。だが、配給システムを見ると面白いものがある。ケルヒャーフューチャテック※ のWBP700という機材なのだが、水をペットボトルに詰めて供給する仕組みになっている。

 ペットボトルを用いた給水は相当に便利だろう。浄水を運ぶのに特別な器材がいらない。給水車とかパイプラインもいらない。飲料水用の缶々もいらない。手ぶらで来たトラックの荷台に、いきなり水が積める。しかも、ポンプなんかなくとも、フォークリフトでもバケットローダでも車両クレーンでも水を積み込むことができる。水を分けるときも同じ。いきなり個人に水を配分できる。給水タンクも要らない。蛇口待ちも出ない。そして貯蔵でも有利、水タンクは一箇所でも穴が開いてしまうと水は際限なく漏れるし、汚染物質が入ると全部ダメになる。だが、ペットボトルであれば被害が限定される。

 ペットボトルの供給も、プリフォームで供給すればOKとなっている。
そしてこのWBP700は、ISO20ftコンテナと同じサイズ。ISOコンテナに対応した輸送手段ならばなんでも乗っけられる。IDRの記事によると、「アフガニスタンで英軍と独軍が使用している」とのこと。これがあれば、牽引式のチッコイ給水車は、清水を運ぶためには要らなくなるんじゃないかね。まあ雑水運びにも必要かもしれないけれども

※この会社、高圧洗浄器のKÄRCHERの軍事部門だった。
http://www.karcher-futuretech.com/futuretech/about_futuretech.htm

MIXI日記 2009年05月09日より
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Comment

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No title

面白い発案ですねと読ませていただきました。確かに飲料水限定ではおっしゃる通りペットボトルの方が有利だし便利かなと思います。

ただ、
・一回ごとにペットボトルを渡していると、ペットボトルの量が日を追うにつれ膨大な数になる。
・ペットボトルの再利用は可能なのでしょうか。可能でしたら、給水車はやはりあった方がよくありませんか?
・給水車に雑水をいれると、それはもう一度給水車として清水を入れるのにいちいち内部洗浄をしないといけないのでは?
という点はどうなされるお考えですか?

コメントを短くして!とのことですのでこれだけご質問させてください。

Re: No title

簡単ですが回答だけ

> ・一回ごとにペットボトルを渡していると、ペットボトルの量が日を追うにつれ膨大な数になる。
ペットボトルはプリフォームで供給されるため、問題はないでしょう

> ・ペットボトルの再利用は可能なのでしょうか。
このシステムではできないでしょうね。上流から、この会社ならWTC1000浄水装置とか貯蔵するWSDC16から柄杓で汲んで詰めればいいのでしょうけど、手間も掛かるし衛生的にもよくないでしょう。

> ・給水車に雑水をいれると、それはもう一度給水車として清水を入れるのにいちいち内部洗浄をしないといけないのでは?
細かいことを言えばそうなるでしょう。ただ、上水の給水タンクも思ったより綺麗なものではありませんよ。いずれにせよ、給水車や水船の運用については文章の趣旨ではありませんので、あしからず。