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- » 2023 . 10
Category : 未分類
宮嶋茂樹さんが本当に主張したいのは「自分が如何に右派であるか」ではないかね。ZAKZAKの宮嶋さんの記事だが、内容は全くない。その割に、右派としての強硬な表現をなぞろうと努力している。そこから導き出せるのは、「ボクはサヨクと戦うガチンコの右派なんだよ」という宣伝臭だけである。この点、豪胆を気取ろうとして、愚連隊の真似をして、内面も取り込まれて零落した番長清原に似ている。
今回の「サンゴ密漁、指くわえて見とる場合か 何で実績ある自衛隊を派遣せんのや」もそうだが、単に浅薄な右派的な言動をしているだけの話で、なぜそうしなければならないかがどこにもない。
やっているのは、罵倒表現の強度を上げているだけである。「相手は武器こそ見せてないが、ソマリアの海賊より凶暴な中国人偽装漁民や。」(宮嶋)、「けっさくや…。「モラル」「理性」「適切」…って中国大陸じゃとっくに死語になっとるもんばっかやないか。ヘソが茶沸かすで。」(宮嶋)というものだ。
だが、罵倒としての洗練もない。おそらく、ZAKZAKの読者や、本体の夕刊フジの読者でも、宮嶋さんの言動の単調さに気づいているだろう。
実際に、文章も、あまりこなれていない。語彙もそれほど豊かではないし、方言を元にした口語文にしている割に、文語文の構造でやっているから、違和感がある。「何でアデン沖で海賊対処で実績のある海上自衛隊水上航空部隊を派遣せん。」(宮嶋)は、完全に書き言葉のそれを非正書表現に改めただけのものだ。
内容も、中国の密漁を非難するものとしては弱いし、知識面でもも弱い。文中に「小笠原はれっきとした東京都である。この帝都が無法中国人強盗団に跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)され、手も足も出んままか。」(宮嶋)という。中国の密漁について、対処への重要性を出す上で、これはあまり意味は無いし、内容的にも間違えている。中国の密漁での深刻な問題は、漁場を回復不能まで荒らす点※※ である。内容的にも、帝都は東京市、首都は東京であって、東京都ではない。
宮嶋さんの記事に見えるのは、右派として右派的な言動を取ろうとする背伸びである。右派誌で仕事を貰い、自衛隊の写真で衣食しているうちに、そこで認められようと、必死になって右派を気取ろうとしているのだろう。ただ、右派的言動の表面しか理解できず、それを真似ることしかできない。このあたりをZAKZAKの記事から伺えるものである。
似ているものとしては、番長清原だろうか。野球しか取り柄のない少年が、プロに入り中堅以降、自分を変えようとし、豪胆を気取りだした。ただし、「強い自分のモデル」を愚連隊のそれにしか見つけられず、外見だけを似せているうちに、もがり者となった。現時点での桑田との差は御存知の通り。
この点で、宮嶋さんの振る舞いは、番長清原に酷似している。右派を気どりながらも、発言は右派の外見を模倣するだけ。内実も、理論や知識面を鍛えずスカスカなのではないか、というあたりが伺えるものである。
※ 宮嶋茂樹「サンゴ密漁、指くわえて見とる場合か 何で実績ある自衛隊を派遣せんのや」『ZAKZAK』(産経新聞,2014.11.13)http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141113/dms1411130830009-n1.htm
※※ かつて日本がソ連地先でやった北洋漁業もそうだけどね。タラ漁でオッターを海底ギリギリまで這わせて、実際は地引網のようなことをやり、タラ以外を捨てていた。
今回の「サンゴ密漁、指くわえて見とる場合か 何で実績ある自衛隊を派遣せんのや」もそうだが、単に浅薄な右派的な言動をしているだけの話で、なぜそうしなければならないかがどこにもない。
やっているのは、罵倒表現の強度を上げているだけである。「相手は武器こそ見せてないが、ソマリアの海賊より凶暴な中国人偽装漁民や。」(宮嶋)、「けっさくや…。「モラル」「理性」「適切」…って中国大陸じゃとっくに死語になっとるもんばっかやないか。ヘソが茶沸かすで。」(宮嶋)というものだ。
だが、罵倒としての洗練もない。おそらく、ZAKZAKの読者や、本体の夕刊フジの読者でも、宮嶋さんの言動の単調さに気づいているだろう。
実際に、文章も、あまりこなれていない。語彙もそれほど豊かではないし、方言を元にした口語文にしている割に、文語文の構造でやっているから、違和感がある。「何でアデン沖で海賊対処で実績のある海上自衛隊水上航空部隊を派遣せん。」(宮嶋)は、完全に書き言葉のそれを非正書表現に改めただけのものだ。
内容も、中国の密漁を非難するものとしては弱いし、知識面でもも弱い。文中に「小笠原はれっきとした東京都である。この帝都が無法中国人強盗団に跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)され、手も足も出んままか。」(宮嶋)という。中国の密漁について、対処への重要性を出す上で、これはあまり意味は無いし、内容的にも間違えている。中国の密漁での深刻な問題は、漁場を回復不能まで荒らす点※※ である。内容的にも、帝都は東京市、首都は東京であって、東京都ではない。
宮嶋さんの記事に見えるのは、右派として右派的な言動を取ろうとする背伸びである。右派誌で仕事を貰い、自衛隊の写真で衣食しているうちに、そこで認められようと、必死になって右派を気取ろうとしているのだろう。ただ、右派的言動の表面しか理解できず、それを真似ることしかできない。このあたりをZAKZAKの記事から伺えるものである。
似ているものとしては、番長清原だろうか。野球しか取り柄のない少年が、プロに入り中堅以降、自分を変えようとし、豪胆を気取りだした。ただし、「強い自分のモデル」を愚連隊のそれにしか見つけられず、外見だけを似せているうちに、もがり者となった。現時点での桑田との差は御存知の通り。
この点で、宮嶋さんの振る舞いは、番長清原に酷似している。右派を気どりながらも、発言は右派の外見を模倣するだけ。内実も、理論や知識面を鍛えずスカスカなのではないか、というあたりが伺えるものである。
※ 宮嶋茂樹「サンゴ密漁、指くわえて見とる場合か 何で実績ある自衛隊を派遣せんのや」『ZAKZAK』(産経新聞,2014.11.13)http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141113/dms1411130830009-n1.htm
※※ かつて日本がソ連地先でやった北洋漁業もそうだけどね。タラ漁でオッターを海底ギリギリまで這わせて、実際は地引網のようなことをやり、タラ以外を捨てていた。
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Comment
12:50
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勝谷さんが半分入ってた頃から進歩しないんですかね~
20:42
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やはり学の違いが出るんすね
01:05
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>勝谷さんも桑田さんも早稲田でインテリですか らね
>やはり学の違いが出るんすね
11:27
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政治軍事を語らせたらそこらのオッサン程度ですよ。
別にカメラマンはそれでいいんですけど。
12:39
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