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- » 2023 . 02
Category : 未分類
こないだの技本パンフにあった電気防食とUEP対策の件が、会計検査で引っかかっている。※ 要は、計測機器について納入期限が来ても現物がないのに検査調書を作ったという話。
実際に、納入期限にモノがないのは、よくある話である。
3月は31日までだが、4月3日とか5日に来ることはある。それを信じられるなら、31日付で作っといて、現物が届いてから31日付の調書を上げれば良い。
納期が怪しい時や「この業者信用できない」となった時には、不合格にする。できていないのを承知で、31日段階での完成品を持ってこさせて、検査不合格にして、2週間の再検査として手直しを指示する。つまり、これで期間は2週間伸びる。業者としても契約実績に傷がつかないから、いうことは聞く。これを「3月は45日まであるけんのぅ」とよく言っていた。
だが、この件では、6月30日まで現物ができていない。契約相手方が、商売よりも技術を売り物にする会社だから、間に合わせようとする心が弱いのだろう。己も一回、磁気センサで「なにを言い出すのかこの会社」と思ったことがあるし「それは非現実的だ」、「やれるものならやってご覧」といったこともある。
技本の件は、しかたがないので、おそらく同じ機能を持つ機械をそこに設置して、当座をごまかし、その後に本物をいれたのだろう。通常はバレないものだが、会計検査でそれがバレた。馬鹿正直に完成写真でも撮っておいて、そこに違うものが映りこんでいて、それが現物と違うことに気づかれたのだろう。
下手に代替機をいれないで、全く不動作でもいいから本物のガワだけでも入れておいて、機械は後で嵌めれば良さそうなものだがね。機械が半年で壊れることもあるし、それは保証期間云々なのだがねえ。
まあ、技本はそのあたり甘そうな感じはする。普通は会計検査はなるべくさせない。
海自なら飛行機乗りませんかとか、艦艇で訓練状況を見ませんかという。検査官の半分は出向なので、相身互いで、問題をつつく可能性を減らせるのでそれに乗ってくる。
でも、たまに指揮官がマヌケがしっかり検査させろとか言い出すとおかしくなる。会計検査に100%耐えられる行政機関なんかないのにね。
他にもテクニックはある。旧施設庁にはヤバイ時には、突かれてもいいところの検査書類に大穴をあけるとか、そういったノウハウを得々として語る爺様がいた。免れて罪なしの類で、褒められたものでもないが、本当にヤバイならそれをすればよい。
まあ、発表を見ても世知慣れていない感じだっだ。やはり技本は引っかかるべくして引っかかったのだろう。
とはいえ、技本は言うほど悪質でもない。半分は、誤魔化すのが下手で引っかかるような処理をしたやつも悪いが、正味半分は、技術バカの会社の納期遅れと、そこの営業がアレなせいでもある。
本当に悪質なのは、こっちの方※※ だろう。東方の第334会計隊なのだが、支払いの権限を持っている会計係長(調書には苗字がでている)が偽造書類を作り、自分の口座に国庫金400万を振り込ませたのはなかなかのもの。詐欺というか横領そのもので、それに比べれば、技本の方は問題でもない。「コラッ」と減俸程度で済む話で、その後でバリバリ働いて取り返せば良い程度のものだ。
※「物品の調達に当たり、契約物品が納期までに納入されていなかったにもかかわらず、納入されたとする虚偽の検査調書を作成するなど会計経理が不適正」『平成25年度決算会計報告の概要』(会計検査院,2014.11.7)http://www.jbaudit.go.jp/report/new/summary25/pdf/fy25_futo_510.pdf
※※ 「職員の不正行為」『平成25年度決算会計報告の概要』(会計検査院,2014.11.7)http://www.jbaudit.go.jp/report/new/summary25/pdf/fy25_futo_520.pdf
実際に、納入期限にモノがないのは、よくある話である。
3月は31日までだが、4月3日とか5日に来ることはある。それを信じられるなら、31日付で作っといて、現物が届いてから31日付の調書を上げれば良い。
納期が怪しい時や「この業者信用できない」となった時には、不合格にする。できていないのを承知で、31日段階での完成品を持ってこさせて、検査不合格にして、2週間の再検査として手直しを指示する。つまり、これで期間は2週間伸びる。業者としても契約実績に傷がつかないから、いうことは聞く。これを「3月は45日まであるけんのぅ」とよく言っていた。
だが、この件では、6月30日まで現物ができていない。契約相手方が、商売よりも技術を売り物にする会社だから、間に合わせようとする心が弱いのだろう。己も一回、磁気センサで「なにを言い出すのかこの会社」と思ったことがあるし「それは非現実的だ」、「やれるものならやってご覧」といったこともある。
技本の件は、しかたがないので、おそらく同じ機能を持つ機械をそこに設置して、当座をごまかし、その後に本物をいれたのだろう。通常はバレないものだが、会計検査でそれがバレた。馬鹿正直に完成写真でも撮っておいて、そこに違うものが映りこんでいて、それが現物と違うことに気づかれたのだろう。
下手に代替機をいれないで、全く不動作でもいいから本物のガワだけでも入れておいて、機械は後で嵌めれば良さそうなものだがね。機械が半年で壊れることもあるし、それは保証期間云々なのだがねえ。
まあ、技本はそのあたり甘そうな感じはする。普通は会計検査はなるべくさせない。
海自なら飛行機乗りませんかとか、艦艇で訓練状況を見ませんかという。検査官の半分は出向なので、相身互いで、問題をつつく可能性を減らせるのでそれに乗ってくる。
でも、たまに指揮官がマヌケがしっかり検査させろとか言い出すとおかしくなる。会計検査に100%耐えられる行政機関なんかないのにね。
他にもテクニックはある。旧施設庁にはヤバイ時には、突かれてもいいところの検査書類に大穴をあけるとか、そういったノウハウを得々として語る爺様がいた。免れて罪なしの類で、褒められたものでもないが、本当にヤバイならそれをすればよい。
まあ、発表を見ても世知慣れていない感じだっだ。やはり技本は引っかかるべくして引っかかったのだろう。
とはいえ、技本は言うほど悪質でもない。半分は、誤魔化すのが下手で引っかかるような処理をしたやつも悪いが、正味半分は、技術バカの会社の納期遅れと、そこの営業がアレなせいでもある。
本当に悪質なのは、こっちの方※※ だろう。東方の第334会計隊なのだが、支払いの権限を持っている会計係長(調書には苗字がでている)が偽造書類を作り、自分の口座に国庫金400万を振り込ませたのはなかなかのもの。詐欺というか横領そのもので、それに比べれば、技本の方は問題でもない。「コラッ」と減俸程度で済む話で、その後でバリバリ働いて取り返せば良い程度のものだ。
※「物品の調達に当たり、契約物品が納期までに納入されていなかったにもかかわらず、納入されたとする虚偽の検査調書を作成するなど会計経理が不適正」『平成25年度決算会計報告の概要』(会計検査院,2014.11.7)http://www.jbaudit.go.jp/report/new/summary25/pdf/fy25_futo_510.pdf
※※ 「職員の不正行為」『平成25年度決算会計報告の概要』(会計検査院,2014.11.7)http://www.jbaudit.go.jp/report/new/summary25/pdf/fy25_futo_520.pdf
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16:28
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この不正、刑事事件化するんですかね。
返してないってことは返済能力なさそうですけど。