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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.12
03
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06:01
Category : 未分類
 中国で化学兵器処理施設が稼働したという話だが、日本が金を出すのも仕方のない話である。日本国内では、処理施設は作れない。残した化学兵器を日本に持ち帰れと言われるよりもマシだ。

 化学兵器処理そのものは容易である。砲爆弾の化学剤室に孔を開けて、熱湯を流し込めばそれで終わる。水も、風評対策よけに、完全循環させる方法が確立されている。

 爆発のおそれがあるものは、羊羹並みに分厚い鋼で作った起爆容器内で爆破すればよい。起爆室はこれは気密にすると壊れるので、通通になっている。化学兵器は榴弾効果は望まないので、それで問題はない。

 だが、化学兵器処理施設は、風評被害の側面から、どこでも建設に反対する。このため、日本国内では建設できない。海洋投棄禁止意向、日本国内で発見された化学兵器については、とりあえず保管ということになっている。己も仕事で探査からやり、発見した1発については保管に絡んだ。どこに保管したかは忘れることにしたので覚えていない。まずは、あと100年は保管するだろう。

 ちなみに、これは先進国に共通しており、日本固有の問題ではない。米国でもそうで、欧州でも同じである。だから、シリアの化学兵器処理はもめた。

 だから、1400億円の建設費も仕方のない話である。作らせてくれただけマシで、製造元なんだから、化学兵器を日本に持ち帰れと言われるよりもよほど良い。

 ソ連製の砲弾が混じっている云々も、見ないふりをするのが良い。どうせ処理にかかる施設の建設費は変わらない。日本製化学兵器がある以上、現地に作らせて貰っただけでも日本の利益である。

 まあ、中国は、戦時賠償も放棄してもらった経緯もある。それなのにと言われないためにも、日本軍隊由来の問題は、キッチリやっといたほうが良い。



※ 「処理施設が稼働=旧日本軍の遺棄化学兵器-中国」『時事ドットコム』(時事通信,2014.12.1)http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014120100835

※※ 次の軍事研究の記事が、関連する化学兵器感知と防護の件。多分、二つの化学兵器防護みたいな題になるのではないかと思う。中身は、御嶽山で自衛隊装備や、装甲車が役に立たなかったのは、しかたがないよねといったもの。
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Comment

非公開コメント

中国国内にある化学砲弾とか旧軍の武器弾薬って、八路軍や国府軍に引き渡したんだから、中国政府が責任を持って処理すべきではないんですかね?

No title

ついでだから追加で金払って日本の保管している化学兵器も処分してもらえばいいんじゃないですかね。

No title

自衛隊が調査にいって砲弾を調べたら9割がソ連製と中国製だった
おまけに先行投資した資金は党幹部の懐に
プール付きの保養施設見た自衛隊員はげっそりしたとか