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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2010.12
05
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14:42
Category : ミリタリー
 2chで出た「竿竹屋SSM」についてです。昔同人で書いた「SSMなんて、さおだけ屋みたいにトラックに乗っけて、そのまま目視なり概略方位なりで発射すればいいんじゃないの」という話です。まずは88式SSMなんて凝り過ぎなのですよ。

 さおだけ屋SSMと88式SSMには実用上の差もありません。概略方位に発射すれば当たるのが対艦ミサイルだからです。
 コストはさおだけ屋SSMの方が優れているでしょう。トラックにSSMを積むだけです。ほぼSSMの単価だけで済んでしまう。余計なシステムがてんこ盛りの88式に較べれば安価です。余計なシステムもないので、運用人員も少なく、熟練も要求されません。さおだけ屋だって1人で流しているわけだから、1人で運用もできるでしょう。(別に2人でもよい)
 脆弱性についても、後方で流していればそうそう撃破はされません。ダミーで中古車に塩ビ管積んだ車両を流せば、どれが本物かもわからない。なんなら陣地にこもらせてもよい。車両サイズの掩体を築くのが面倒ならば、ミサイルを台車(佐川急便のアレ)に載せて発射位置まで出し入れしてもよいでしょう。
 実例にしても、イランのSSM、ハプーンの陸上発射型として計画だけされたエクスカリバーも似たような物なのです。

 これを戦車門徒は必死になって否定しようします。しかし、本質を理解していないので単に「原始的である」としか否定できません。彼らは別に原始的であるから悪いということもないのです。プリミティブであることは、むしろ長所でしょう。

 戦車門徒が必死になって考え出した反論は以下のようなものです。
 ただし、皮肉を言ったつもりが、全然皮肉になっていない。本質を見誤った良い例でしょう

> そんな事よりお前ら、軽トラに携SAM抱えた隊員が乗り込むと
> 自走SAMになるんだぜ?
> オマエは馬鹿か?とヒステリックに叫ぶだろうが、それは防衛反応だ。
(http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1286235687/850)

 この「ハコ乗り携SAM」、充分に自走SAMとなることに気づいていない。アベンジャーにせよ近SAMにせよ、本質はまさにこれです。近SAMなんて余計なギミックを追加していますが、ミサイルそのものは目視照準です、例によって過剰性能でしょう。逆にハコ乗り携SAMの方が優れている点もあります。まず、トラックと携SAMが別々に使えますね。行進間射撃に不便?そればら停車すればいいでしょう。逆に、アベンジャーや近SAMみたいに、むりやり結合しても使い勝手がよくなったのかということを考えないといけません。
 ハコ乗り携SAMを批判にして、それっぽい形になっているだけの近SAMとなると肯定する。これは外見だけしか見ていない。本質に気づかない証拠なのです。

 戦車門徒が、それっぽい外見だけを求める傾向について、ある友人(戦車門徒の後難で面倒臭くなるので、特に名は秘す)曰く。

「彼ら(戦車門徒)は野蛮な戦争が嫌いなのですよ。
 パジェロやランクルで戦争をやるのは三等国のようで格好悪いから、いやなのです。
 パリを守ったのは根こそぎ動員されたタクシーだったことにも、ファシストに恐れられた
 『スターリンのオルガン』の正体にも思いが至らないのでしょう。」

 まず、これなんでしょうね。

 なんにしても機械的に反応するだけです。仮に、新しい記事で「浅いところにある機雷なんて、UUVが無くとも掃討できる。海女を雇って時限爆弾で破壊すればよい。デスラー機雷もその方法でやった」と書くと、戦車門徒は逆上するでしょう。野蛮っぽく見えるから。
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