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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

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2014.12
13
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10:16
Category : 未分類
 小笠原の日本会議系議員が「駐在所の警察官が2人、2丁の拳銃・10発の実弾」しかないとアジっているのだが、隣の父島に火器も弾薬もあるので、母島に限定するのは、誤魔化でしかない。

 日本会議「これでも日本は平和ですか?-小笠原島民からの訴え」では、なぜか火器の所在を母島限定にしている。村会議員の高橋研二さんが「仮に中国人が大勢上陸して、暴徒化した場合、母島は駐在所の警察官が2人、2丁の拳銃・10発の実弾で島民を守ることができるのか」と主張したとのことだが、そのようになっている。

 内容自体は、日本会議で日本会議系の議員がアジっただけである。高橋研二さんをググってみると、草莽全国地方議員の会での、慰安婦像設置に抗議する全国地方議員の会として、抗議文に賛同議員として名前を載せている。そういう思想の方なのだろう。草莽全国地方議員の会は、国立国会の新館すぐ脇で、道挟んだ反対側で大音響でデモ活動をしている。しかも、こっちが眼が痛くなるようなマイクロ読んでいるときに何回かやられたので、あいつら全員落選すればいいのにと思っている。だが、思想は自由である。あまり頭のよくないアジテーションをしても、咎めることできないわけで、それは構わないだろう。

 だが、その中で母島限定で「駐在所の警察官が2人、2丁の拳銃・10発の実弾で島民を守ることができるのか」というのは、都合の良い主張だ。要は、村内には海自の基地が三つあり、父島には海保もいて、それなりの火器と弾薬を持っている。その辺りを承知しているので、逃げているわけだ。

 そもそも、母島のすぐ隣の父島にもそれなりの火器と弾薬がある。というのも、父基分の弾薬保管関連の調整と申請をやったことがあるので、そのあたりは承知している。具体的には言えるものではないが、弾は10発ということはない。そもそも、火取法でも許可不要で800発までは保管できるので、多分それ以上持っているのだろう。また、海保も小銃以下を保有しているのでバカにもできない。

 かりに父島所在戦力で対処できなくても、すぐそばに硫黄島がある。そこからヘリで陸戦隊を送ってもよいし、P-3Cでも対潜爆弾は使えるし、物量投下傘で小火器や弾薬くらいは下ろせる。小笠原諸島は、別段に警備戦力の穴でもない。

 高橋さんは、人口450人の母島に何丁の小火器と弾薬が必要だと思っているのだろうか。そもそも「中国人が大勢上陸してくる」ことも、その中国人が悉く「暴徒化」するというのも、日本会議系の思想をお持ちの高橋さんの想像に過ぎない。

 だいたい、小笠原は明治9年までは無主地であり、入会のような島だ。各国の入植者や船乗りや漁民が集まってできた島で、◯◯人は暴徒化するとかいうのも、相当にケツの穴の小さい主張だろう。



※ 「これでも日本は平和ですか?-小笠原島民からの訴え」『日本会議の主張』(2014.11.17)http://www.nipponkaigi.org/opinion/archives/6998
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Comment

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No title

そもそもアジの中身が与那国島の完コピで、オリジナリティが微塵も無い所からしてうんざり。

この辺がいわゆる一つの特定秘密という奴でしょうか?

> というのも、父基分の弾薬保管関連の調整と申請をやったことがあるので、そのあたりは承知している。具体的には言えるものではないが、弾は10発ということはない。

No title

屯田兵の事績に学んで、現代版の防人を導入するしかないんじゃないでしょうか。

学校で教練して、成人には年当たり数十日の訓練を義務付け、家庭に自動小銃を備え付けて、狩猟で使用するのを認める。

駐屯地警衛所のドアは防弾ガラスだけど外枠は普通のサッシだからバスバス弾が貫通するwとかいう話を聞いたことがあるけど、こういう噂話も防衛機密になるのかしら。