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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

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2015.01
08
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Category : 未分類
 酔拳みたいなもんで、沖縄の翁長県知事は戦えば戦うほど県民支持が強くなる構造にある。抗日戦での蒋介石が戦闘で負けようが日本と戦うたびにほどパワーアップしたのと同じである。県知事も、一切の妥協をせずに抵抗すればするほど権力基盤は強くなる。

 逆に、妥協をすると民心を失う。前知事は汪兆銘のように妥協した結果、支持を喪った。

 TBS「辺野古移設『許さない』、沖縄・翁長知事 年頭挨拶」http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2387018.htmlでは「新辺野古基地の建設は許さないということを国内外に向けてしっかりと働きかけていきたい」(翁長)ではなく、もう一歩進んで、辺野古基地の建設と戦ったほうが良い。

 そもそも、調査工事の段階で、抗議対策で海面を仕切らなければならないような工事(「辺野古工事15日再開へ フロート域拡大」http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=97565)では終わっている。

 なんにせよ、現政権が辺野古で強引に押せば押すほど、沖縄の反発が増える。沖縄は今の段階でもナショナリズム勃興期に近い。安全保障で何の役にも立たず、県民感情が特に悪い※ 海兵隊のための辺野古を無理押しすると、対中ゲームで強力な布石となっている嘉手納の存続や、自衛隊の駐留まで飛び火する可能性が高い。

 それを考えると、現知事にはさっさと行動を起こして、悪手である辺野古建設にトドメをさしたほうが沖縄だけでなく、本土のためにもよい。辺野古に海兵隊の基地を作っても、中国との軍事力積み上げゲームを含めて現実的な利益はない。それよりも、那覇や嘉手納に、中身はともかくとして新鋭機をおいて中国に見せつけられるほうが利益はある。



※ 80年台の朝日新聞縮刷版みたら、復帰前に運転中の自動車ごと海兵隊の戦車で踏みつぶされて大怪我と障害を負ったけど「緊急時に戦車を避けないのが悪いので補償はなし」だとかあったよ。米五軍にはそれぞれ立派な人もいるだろうし、それぞれクズもいるだろうけど、特に海兵隊という名前には、そういう歴史的記憶からの忌避感があるんだろう。

※※ ただ「酔っ払った米兵が家に入り込んで寝ている」を事件化するのは気の毒ではないかと。それだけは「鍵掛けとけ」としか言いようはないと思う。それよりも、ひき逃げ重態事件の海兵隊少佐は逮捕していないのだが、アレこそ昔の例からすれば国外逃亡のおそれではないか。証拠隠滅も逃亡もしない正々堂々の3Dデータ女は逮捕しといて、件の少佐が逃げたら検察はまた悪者だろうよ。
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Comment

非公開コメント

いや、逆でしょう。
抵抗してもしても最終的に民衆の支持は離れる。
蒋介石も台湾に追われたし。

Re: タイトルなし

蒋介石は日本に勝ったし、大陸を追われたのもその後だよ

> いや、逆でしょう。
> 抵抗してもしても最終的に民衆の支持は離れる。
> 蒋介石も台湾に追われたし。

沿岸警備隊を入れて米五軍なわけですね。なるほど。
・・・いっそのこと辺野古は沿岸警備隊と海保用の飛行場として作ったらどうでしょう。海兵隊の県外移転とバーターってことで。
県も国もお互い「試合には負けたが勝負には勝った!」とか言いますよきっと。

No title

抵抗し、日本政府に勝ち、独立した沖縄を追われる(あるいは亡命する)か?

No title

高等教育を受けた人間ほど愛郷心または愛国心が強い、というのは結構あたっていて。
汪兆銘の傀儡政権ができたとき、たちまち人材不足に陥った。
国民党の主だった幹部はみんな蒋介石について重慶に行ってしまった。
中堅以下の行政実務の担当者も汪兆銘にはついてこなかった。
特に深刻なのは地方行政を任せられる実務担当者の不足で、汪兆銘政権は地方行政の面でもひどく立ち遅れることになる。
暫定的に地方の軍閥くずれや土豪に行政を任せたのだが、こいつらが無能すぎて役に立たないw
日本軍の占領地行政も相当お粗末だったが、それ以上に能力が低く品性劣悪で、汪兆銘政権の地方行政は混乱する一方。
その隙に乗じて国民党や中共や策動し⁽ry
おかげで汪兆銘政権の日本依存がますます進むという皮肉な結果に。

ちなみに汪兆銘本人は、イケメンな上優れたインテリで、カリスマも抜群の人格者。
孫文の遺言を代筆して一発でOKをもらったほどの文章家でもある(あの超有名な文章「現在革命未だ成功せず」も汪兆銘が書いたもの)。
ただ惜しむらくは軍事能力の不足で、当時の中国は「軍閥を持って一人前」という修羅の世界だったため、文人だった汪兆銘は蒋介石の後塵を拝することになった。
そして、最終的に日本軍の軍事力に頼った結果が汪兆銘政権ということ。
では汪兆銘が軟弱な文化人かといえばそんなことはなく、辛亥革命に参加して単独で清朝の皇族暗殺を狙ったほどの人物。いわゆる志士ってやつだね。
恐らく中国の伝統的な科挙官僚としてなら間違いなく歴史に残った人物だが、中国のナショナリズムの勃興を見誤ったために、民族の裏切者になってしまった。

というよりも、蒋介石が一番異常なんだけどね。
独ソの支援が止まり、米英の支援も日本によって次々と遮断されていき、残るはヒマラヤ越えの空輸のみ。
目の前には強力な日本軍がいて、戦えば敗れるのが常。
ドイツ軍事顧問団によって育成された虎の子の精鋭部隊も、上海決戦から南京包囲に至るまでの激戦で全滅してしまっていた。
味方のはずの中共は日本軍との戦いを名目に、自分の支配領域を拡大=蒋介石の領土をむしり取ることばかりやってる。
この状況で諦めなかった蒋介石の精神力は凄まじいものがある。
太平洋戦争が始まったときは、嬉しかっただろうな。

No title

国共合作も知らんのに、よく書き込む度胸があるもんだ

ひょっとして「毛沢東」が誰のことか分からなかったりするのか(笑)

No title

まあ、強硬策にでて沖縄との関係が悪化すればするだけ、本土のネトウヨも中国人や韓国人以上に沖縄県民を憎悪するようになる。それで沖縄もさらに対本土憎悪で固まるという自己増殖コース確定

No title

>自己増殖コース確定

アレ総理もその事は分かっているはずで、このままオキナワナショナリズムが燃え上がるのを放って置くのか、翁長知事に目を向けるタイミングを見計らっているのか、それともそのタイミングを(独自で、あるいは他国と共謀して)造るのか、見物である。

一方、沖縄県民以外のミリオタには海兵隊を支持する出合いもいるようです。

海兵隊も沖縄の一員だ!左翼は差別するな!などと言ってたり

沖縄独立派なんてほとんどいない状況で沖縄は独立するつもりだ、とネトウヨは言う
そういう空気を醸成したい勢力があるとしたら無邪気に加担しているに他ならない

No title

>ただ「酔っ払った米兵が家に入り込んで寝ている」を事件化するのは気の毒ではないかと。それだけは「鍵掛けとけ」としか言いようはないと思う。

直接体験している訳ではないですが、これは日本のそれとは少し違うようです。

宜野湾市史だか忘れましたが1980年に自警団を解消とありました。
どれだけ物騒な土地だったのかと思います。

もうひとつ、確か、下記だったと思いますが、この論文は衝撃でした。

基地周辺の子どもたちのおかれた現状--普天間第二小学校の児童たちから垣間見える普天間基地返還
http://ci.nii.ac.jp/naid/120003458369

例の滑走路の近くにあるのに移転しないと産経に叩かれた小学校で、作文を集めた時のことです。
放課後帰宅すると知らない白人の兄ちゃん(シラフ)が縁側から上がり込んで物色しているとか書いてある。
ガキンチョにとっては恐怖そのものですよね。どんな性的嗜好の持ち主か知れないし。

この手の話はリアリズムと防衛ブログでも何かの引用をしてましたよ。
アメリカ信者の多い軍クラでも気にはなっているのかと思いましたね。

米軍全般に感じますが、他者の持ち物に対する意識とか、そういう部分は、駄目なところは徹底してダメなようです。
安全と言われる本土でも新聞の事件にならないところで、各種性的いたずらの被害があったりします。
この手の事案も「面白酔っ払いがお騒がせ」系とは違うのかと思います。

沖縄県の中国共産党スパイを全員逮捕すれば良いのに

No title

> 沖縄県の中国共産党スパイを全員逮捕すれば良いのに

ちゃんと立件できるならね