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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2015.01
28
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06:03
Category : 未分類
 空自のパイロット試験で不正云々の話がでている。「空自戦闘機パイロットの資格試験『模範解答渡す』不正を告発」がそれだ。問題と一緒に模範解答を渡すとは何事かというものだが、自衛隊の採用試験でもないし、パイロット資格を得るための検定試験でもない。内々の試験だから、どうでもいい話ではないのかね。

 自衛隊には、どうでもいい試験や資格制度がある。部内教育やシラバスの類は、大概は実務ができればまずはどうでもいいものだ。その試験を本気でやる必要もない。そもそも試験には成績を決め、適否を判断する検定力もない。

 成績を付けるための部内試験の種類は、普通2-3種類しかない。問題作成能力の不足やや学校長許可を取る面倒から多寡がしれている。学生も申し送りする模範解答集がある。その回答だけを丸暗記するから検定力はない。

 部内資格の適否をチェックする試験はもっと意味が無い。すでに実務をやっているやつを集めて試験するわけだから、落ちようもない。試験はみんなパスする。

 今回の、空自パイロットの試験もそんなものだ。尉官級には模範解答を渡していないようだが、全員合格するというのは、別に落ちるような試験ではない。佐官級に模範解答を渡すのも、85点ギリだと面目たたないから程度なのだろう。

 逆に、一定割合を落第させる試験をやると、パイロットの数が足りなくなるのではないか。パイロットが山と居ればよいだろう。米軍試験のように一回の試験で一定割合を落とし、地上勤務なり退職させることができるなら、精鋭を残すためにそのような試験ができるかもしれない。だが、自衛隊には余裕が無くそれはできない。

 そもそも、実際にそれで困っていない。回答を書くのは苦手でも、そもそも計器飛行できない奴はいるわけではない。指揮官試験の答えを記述するのは難しくとも、実務だとコンテキストがあれば、なぜか「ガーッと行って、バーっと」で的確に説明できる。

 おそらく、どうでもいい試験だから、どうでもよくやっているというわけだ。

 ただ、空自パイロットは傍若無人なので、それで突かれているのかもしれない。陸自、海自パイロットは腰が低いわけでもないが、他マークと対等にやるが、空自の戦闘機乗りは高飛車で困ったものだ。施設連絡官のとき、どこぞの警戒隊の司令がそれで、防衛記念章(2-3個はあった)を嫌いだからつけていない己に、初見で「オマエよっぽど問題あるんだな」と言い放ち、局での会議で自隊のリクエストだけを押し付け、局側の反論も要望も全く聞かない奴がいた。※※ 海士長先生もそのたぐいに当たって業腹で訴えたのだろう。



※ 「空自戦闘機パイロットの資格試験『模範解答渡す』不正を告発」『週間ポストセブン』(小学館,2015.1.27)http://www.news-postseven.com/archives/20150127_299901.html

※※ 当時、空自連絡官も兼務していた。もちろん、部全体で腹を立てて、その司令の警戒隊からは庁費ほかを引剥がせる限りを引剥がしてやって、平素お世話になっている空自他部隊や海自部隊に注ぎ込んだ。相手を脅せば必ず報復されるというやつだ。
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Comment

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>>空の戦闘機パイロットが高飛車

陸と海の航空科職種はあくまで他部隊の支援任務ですが、
空の戦闘機は空自戦力の基幹だから、勢いデカい態度を取る人も出てくるんでしょうかね。

オットー・カリウス氏が1月24日に、亡くなったんですね
享年93