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- » 2024 . 01
Category : 未分類
英国も、威信財の戦略原潜と空母を諦めるべきではないか?
英海軍は4.2万と海自と大差のない規模になっている。だが、原潜6、航洋型水上戦闘艦艦20と数としては海自に劣り、ニムロッド退役により固定翼哨戒機も持っていない。
これでは、プレゼンスが難しい。英国にとって現状、海軍はプレゼンスのための存在である。英国を無視するな、英国と仲良くすればいいことあるよといったものを見せるための道具であり、その意味では重要である。
だが、水上艦20ほかでは、出張れる範囲と数が限定される。英国はアジアに何かあればシンガポールまで出るよといった話を時折するが、出せるのは1隻では遠洋航海と大差あるものではない。英連邦とのつながり、ハッキリいって市場アクセスや顧客囲い込みといった権益を確保するにはやや弱い。
大国としての利益からすれば、戦略原潜や空母よりも、水上艦や哨戒機重視の方がリターンが多いように見えるのでもある。
戦略原潜と空母は威信財に過ぎない。持っていれば大国だが、それを使う予定もない。
それなら、両者を廃して水上艦や哨戒機を増やし、関係先に送り込み、英国と仲良くすると安全保障でもといった利益誘導に力をいれたほうがいいのではないか。威信財としてほしいならば、1隻づつでも構わないし、搭載機も核ミサイルもどうせ使い物にもならないので大概なものを積んでおけばいいだろう。
英海軍はノウハウがあるが、それを実現する手段に欠けるようになっている。アイデアはあるが実施できないでは、大国として、海軍としてデカイ顔はできない。それを考えれば、戦略原潜と空母は諦め、水上艦以下を増やすべきだろう。
英海軍は4.2万と海自と大差のない規模になっている。だが、原潜6、航洋型水上戦闘艦艦20と数としては海自に劣り、ニムロッド退役により固定翼哨戒機も持っていない。
これでは、プレゼンスが難しい。英国にとって現状、海軍はプレゼンスのための存在である。英国を無視するな、英国と仲良くすればいいことあるよといったものを見せるための道具であり、その意味では重要である。
だが、水上艦20ほかでは、出張れる範囲と数が限定される。英国はアジアに何かあればシンガポールまで出るよといった話を時折するが、出せるのは1隻では遠洋航海と大差あるものではない。英連邦とのつながり、ハッキリいって市場アクセスや顧客囲い込みといった権益を確保するにはやや弱い。
大国としての利益からすれば、戦略原潜や空母よりも、水上艦や哨戒機重視の方がリターンが多いように見えるのでもある。
戦略原潜と空母は威信財に過ぎない。持っていれば大国だが、それを使う予定もない。
それなら、両者を廃して水上艦や哨戒機を増やし、関係先に送り込み、英国と仲良くすると安全保障でもといった利益誘導に力をいれたほうがいいのではないか。威信財としてほしいならば、1隻づつでも構わないし、搭載機も核ミサイルもどうせ使い物にもならないので大概なものを積んでおけばいいだろう。
英海軍はノウハウがあるが、それを実現する手段に欠けるようになっている。アイデアはあるが実施できないでは、大国として、海軍としてデカイ顔はできない。それを考えれば、戦略原潜と空母は諦め、水上艦以下を増やすべきだろう。
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Comment
21:50
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22:57
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てゆうかそれ、日本にもあてはまるん?
No title
00:15
陣羽笛
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しかも今後新空母は1隻保有が精々でしょう。当然随時空母が使用できる環境にはない。身の丈を越えた耐久消費財の買い物は家計を圧迫するだけ。
大英帝国
22:52
ひのまるせんす
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フォークランドみたいに、自国だけで紛争に対応する時代でもありませんし。(´・ω・`)
No title
14:09
ドナルド
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イギリスでもこの2つは話題になっていますね。もう一つは陸軍を6万人に削減する案もあるそうです。
ご存知と思いますが、空母はいま作っている2隻は「キャンセル料」の関係で作るしかないようなので、2隻の建造はされます。その後は、2隻目を売る案もあったようですが、現時点では「1隻現役、1隻予備役」とする案と、「2隻とも現役」とする案があるようです。予算的に前者でしょう。(キャメロン首相は後者を主張しているそうですが、予算、というか人員的な裏付けがない)
SSBNは、完全に威信の問題ですが、なかなか廃止はできないのではないでしょうか?一方で、4隻の予定を3隻にする案もあるようです。1隻もパトロールに出ていない瞬間が少しできてしまいますが。原潜の建造技術を維持する観点からも、優先順位は高いようで、SSBNなしにする場合は、SSNを増やすのでしょうね。
ここからは私見ですが、SSBNは3隻で良いとして、空母は1+1隻を維持するのではないでしょうか?イギリスは「単独で遠征作戦を実施」することを重視していて、空母や揚陸艦、補給艦を重視しています。DD/FFは計19隻とえらく減っていますが、空母機動部隊(高性能化もあるのでDD/FFが5-6隻で十分。SSNもつける。)を一つ編成する分にはまだ足りていますからね。
方針をがらりと変えて、空母を全廃すると、船体からDD/FF 5-6隻をひねり出せるでしょう。航空部隊は空軍も兼ねているので、1個飛行隊減るかどうか。DD/FF換算で3隻ほど。つまり、現有19隻のDD/FFを+8~9隻増やせる。まあ、前線に展開する護衛艦を3隻ほど増やせますが、激増はしないのでは無いでしょうか
むしろ、「精鋭海軍の維持」というかせが外れて、単に空母を失い、実際には護衛艦の増備は実現せず、予算を失うだけで終わるのではないでしょうか。国民からして海軍重視が強いお国柄ですから。。。
まぁ、選挙が90日後、その後SDSR2015が出るので、それを見ないと分からんですね。