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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2015.02
08
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03:09
Category : 未分類
 インディペンデンスはあと12年程度で退役するのではないか。LCS-2のアルミ製船体について、計画寿命は17年という話がある。もちろん、飛行機同様に適宜に改修すれば伸びるだろう。だが、インディペンデンス級については、コストに応じた能力はない。その点からすれば、計画寿命で退役する。インディペンデンスならあと12年だ。

 米沿岸戦闘艦、LCSは2種類ある。フリーダム級は鋼製船体にアルミ製上部構造であり、計画寿命は25年である。対して、インディペンデンス級は船体も含めてアルミであり、計画寿命は17年しかない。

 つまり、2010年に就役したアルミ船体のLCS-2インディペンデンスは、あと12年の寿命しかない。

 しかも、LCS計画そのものの先行きは真っ暗である。寿命延長してまで長く使いたいという意見はない。

 さらに、寿命延長はベラボウに高くつく。アルミ製船体や上部構造は通常溶接は効かないため、寿命延長にしても、改修にしても、従来艦以上のコストが掛かるということだ。溶接法としてのアルゴン溶接にしても、雰囲気だけを使えばいいというものでもない。溶接管理が相当に面倒くさく、おそらくは作業時の向きも問題になる。船体全体を弄るようになれば、場合によれば中身を全部外に出して、船体ごとグルグルとひっくり返したりする必要もある。

 それならば、寿命延長などせずに、新しい総鋼製の軍艦を作ったほうが安い。見た目で先進的なフォルムが欲しいなら、大型化したラドロワモドキやLMSモドキでも作ったほうが、維持費も安いし、実用性も大差もないだろう。そろそろGAOあたりがそう言い出すのではないか。

 LCSのうち、特にインディペンデンス級はおそらく寿命次第で退役となるということだ。場合によれば、ちょっとした事故でも全廃されることになるだろう。フリーダム級も含めて、結局はペガサス級水中翼ミサイル艇と全く同じ徒花でおわるだろう。
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Comment

非公開コメント

No title

進水したのは08年ですけど、
この場合、船体寿命はどこを基準とすべきですかね。

No title

やっぱり金持ちの道楽だったんですね。

No title

改めて40kt超えの高速性能要求が諸悪の根源に見えますね

あの艦。

あの艦、なんとなく嫌いです。
同じ様な艦を海自も造るみたいですが。(´・ω・`)

No title

そもそも30ノット以上の高速性って、今時役に立つんでしょうか。まさか対艦ミサイルの類を速力で回避できるわけも無し、せいぜい魚雷を振り切る(または初めから撃たせないようにする)ぐらいでしょうか。緊急展開には役に立つでしょうが、そもそもあの船って主力艦(こちらは30ノット程度)を補助するための船だから自艦だけ早くても仕方ないし…。