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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2015.04
10
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23:03
Category : 未分類
 『パプーシャの黒い瞳』見てきました。ロマ文学の詩人、第一号とされた女性をヒロインにした白黒映画(2013年)ですが、デジタルで撮って白黒にしているのでしょう。



 岩波ホール掛かっている映画で、バルト9とは違いますので、面白いとか面白くないとかありませんが、後ろでイビキと、己も中途1回ウトっと来ました。

 でも、テーマは面白い。戦前戦後ポーランドとロマの関係、ロマと(おそらく)ユダヤ人の関係、戦後ポーランド体勢と定住化の問題、あとはロマ内部の統治や長老支配といった話は、全然考えつかないものでなにかに流用できそうですし、文字への呪術的解釈や所有の問題、「所有」「盗み」とは何かといった話も思いつくものです。

 問題は、映画の時間軸がアッチ行ったり、コッチ行ったりするのと、いろんな部分が尻切れトンボで、伏線回収的なものは一切なし。セガレがどーなったのかも全然わからない。最初に出てくる、いけ好かないやつが長老なんじゃないかと後で思うけれども、それを説明しないのがアレだなあと。そこら辺を整理して、2時間15分を1時間30分くらいにすれば、映画として相当に面白くなると思うのですが、これも作り手が完全コントロールする巨匠映画だから仕方がない。

 あと、15歳のハプーシャが、親に金時計と楽団の一日の営業利益と債権だけで、父親ほどの歳の男に嫁に行かされるとか、後にこの石女めとか、文字を読む暇があれば子どもを生む方法を考えろとか、そのあたりもサラッと流されているのもチョット残念。

 とはいえ、見といたほうがいい映画でしょう。ゲームにドハマりした挙句に「仕事なんかしないで朝から晩まで無限に繰り返せばいつか期待値1に収束します 当たりますので運ゲーではありません」と、いい歳こいて喧嘩して、擁護代金として一回5毛もらうのに比べれば、断然オススメです。
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インテリ向けの映画の話かと思ったら、最後の文章w