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- » 2023 . 02
Category : 未分類
「日本の新捕鯨計画「不十分」=IWC専門家会合が指摘」なのだが、調査捕鯨をして何の利益があるのか?
日本はオーストラリアと関係を親密化したいと考えている。「安全保障のダイヤモンド」とやらで主張するような対中同盟は非現実的だが、豪州としても日本との協力関係は悪くないとおもっている。安全保障では一つ潜水艦でも買ってやろうとも考えているし、経済でも中国ベッタリも気持ち悪いから、落ち目だが日本との関係も確実にしておきたい気持ちはある。
だが、調査捕鯨を強行すれば、豪州との関係は悪くなる。豪州とニュージーランドの国民感情を逆撫でする行為であるからだ。かれらからすれば、南氷洋は地先のショバである。日本が来て、大事にしているクジラを取ったら怒る。
日本で例えれば、小笠原EEZのすぐそばで中国に調査捕鯨されるようなものだ。小笠原回遊群を捕りまくれば、日本人は怒るだろう。EEZの外だから我慢するようなことはない。自分たちの漁業は棚に上げて、資源保護を考えていないとか、適当な理由を作るだろう。
南氷洋での調査捕鯨は、それと同じことだ。
まずは、捕鯨から得られる利益もない。当節、牛でも豚でも羊でも、美味しいお肉はいくらでもある。捕ってきたクジラなんか誰も食わない。実際に調査捕鯨でも、持ち出し超過で赤字である。クジラが売れない状態では、商業捕鯨の再開は無理だし、意味もない。
それでいて、世界中から敵視される不利益がある。自国沿岸で小規模に捕っていれば大したことはない。だが、人の家の庭先で大規模にやろうとすれば、何をやっているのかとも言われる。
結局は、水産庁だけの利益ではないのかね。調査捕鯨を一回出せば、関係団体が儲かる。水産業界が喝采するといったためだけにやっているのではないか。
そもそも。水産庁の政策は我利我利なものがおおい。ウナギやマグロの主張もそうだった。マグロは韓国のせいにし、メキシコを圧迫したが、実際に未成魚をとっているのは日本だった。捕鯨についても、鯨類が魚を捕るから、漁業が打撃を受けているといった屁理屈をつけようとしていた。今から見れば単なる取り過ぎを捕鯨に理屈付けようとするものだろう。
そのうち水産庁は国を滅ぼすのではないかね。
日本はオーストラリアと関係を親密化したいと考えている。「安全保障のダイヤモンド」とやらで主張するような対中同盟は非現実的だが、豪州としても日本との協力関係は悪くないとおもっている。安全保障では一つ潜水艦でも買ってやろうとも考えているし、経済でも中国ベッタリも気持ち悪いから、落ち目だが日本との関係も確実にしておきたい気持ちはある。
だが、調査捕鯨を強行すれば、豪州との関係は悪くなる。豪州とニュージーランドの国民感情を逆撫でする行為であるからだ。かれらからすれば、南氷洋は地先のショバである。日本が来て、大事にしているクジラを取ったら怒る。
日本で例えれば、小笠原EEZのすぐそばで中国に調査捕鯨されるようなものだ。小笠原回遊群を捕りまくれば、日本人は怒るだろう。EEZの外だから我慢するようなことはない。自分たちの漁業は棚に上げて、資源保護を考えていないとか、適当な理由を作るだろう。
南氷洋での調査捕鯨は、それと同じことだ。
まずは、捕鯨から得られる利益もない。当節、牛でも豚でも羊でも、美味しいお肉はいくらでもある。捕ってきたクジラなんか誰も食わない。実際に調査捕鯨でも、持ち出し超過で赤字である。クジラが売れない状態では、商業捕鯨の再開は無理だし、意味もない。
それでいて、世界中から敵視される不利益がある。自国沿岸で小規模に捕っていれば大したことはない。だが、人の家の庭先で大規模にやろうとすれば、何をやっているのかとも言われる。
結局は、水産庁だけの利益ではないのかね。調査捕鯨を一回出せば、関係団体が儲かる。水産業界が喝采するといったためだけにやっているのではないか。
そもそも。水産庁の政策は我利我利なものがおおい。ウナギやマグロの主張もそうだった。マグロは韓国のせいにし、メキシコを圧迫したが、実際に未成魚をとっているのは日本だった。捕鯨についても、鯨類が魚を捕るから、漁業が打撃を受けているといった屁理屈をつけようとしていた。今から見れば単なる取り過ぎを捕鯨に理屈付けようとするものだろう。
そのうち水産庁は国を滅ぼすのではないかね。
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Comment
17:16
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No title
08:14
チャイカ
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ところが、南極の調査のみに反対で沿岸捕鯨であれば否定しないという方針は、本家のGPインターナショナルにはそのような主張がない(その証拠にノルウェーやアイスランドの沿岸捕鯨を非難している)。 ですから、南極の調査のみ反対という主張には説得力がない。 また、彼らが自国の庭を荒らすと言うのなら、他人の国にしゃしゃり出てきて、太地のイルカ漁を妨害をしています。
この現実の前には・・・。
本邦に於ける調査捕鯨や沿岸捕鯨について、これ等は海洋開発、研究の一環としても、重要ですし、仮に此方が譲歩しても、今度はマグロ等でいちゃもんを付けてくるでしょう。
引くべきではなく、粛々と実行すべきでしょう。
その上で本邦にやってくる反捕鯨活動家は入管法の『資格外活動』
で摘発すれば良い。
『資格外活動』は立派な犯罪で、この縛りのないのは、日本人配偶者と永住者だけです。それに豪州やNzも『資格外活動』を理由にすれば、ぐうの音もでないですから。
Re: No title
19:18
文谷数重
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捕鯨やその研究調査の利益なんて現実的には存在しないし
それよりも豪州やニュージーランドとの関係がギクシャクするほうが損だと思いますよ
マグロも、どうみても日本が悪いから、その時に日本が無理押しするとまたエライ目に会うのではないかと
> 本邦に於ける調査捕鯨や沿岸捕鯨について、これ等は海洋開発、研究の一環としても、重要ですし、仮に此方が譲歩しても、今度はマグロ等でいちゃもんを付けてくるでしょう。
>
> 引くべきではなく、粛々と実行すべきでしょう。
19:54
だむ
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No title
18:34
おひさま
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日本はショバと言えるような関係国が全くなく、まあ外交をみる国民の目としては、弱腰のヘタレとしか映らない。そこで唯一気を吐いていたのが、かつての遠洋漁業であってその象徴が捕鯨なわけです。
そしてナショナリズムが高揚するときは、往々にして他国に無理難題を押し付けるもので、言うなれば大日本帝国の夢の名残り。
文谷さんの言われることは間違いではないんですよ。でも、「領土は神聖」の延長上の問題ゆえに、皆さんが納得するかは難しいところですね。