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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

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2015.05
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Category : 未分類
 日中韓台の軍隊は三倍段ではないか?

 冷戦期、極東ソ連軍は日中両国にとっての脅威であった。両国は超大国ソ連軍と対峙しており、大戦末期や珍宝島事件で負けた歴史的記憶を持つ。韓国も北朝鮮の背後の半分にはそれなりに脅威を感じていた。

 表面上での装備水準は日中韓を圧倒していた。ソ連陸軍の機械化と装備は東アジア三国を警戒していた。実際のところ極東ソ連軍は攻勢の余裕もなく、陸軍はT-55が主力であり師団も水増し、航空戦力は八〇年頃までMig-19やYak-28を相当に含んでいた。だが、東アジア諸国の軍隊は、ヨーロッパ正面のソ連最新戦力に眼をくらまされていた。


■ 00年代以降は東アジア優位

 しかし冷戦崩壊以降、極東ロシアは弱体化し日中韓は軍事でも劣勢となった。ロシアは極東部に力を注げなくなった。人口800-700万、陸軍7万人、主力水上艦が旧式艦一五隻程度では日中韓に劣勢である。

 しかも日中韓台は済発展の結果、正面装備もロシアに追いついた。経済力が反映する後方諸要素や後背地の産業力では、もともとロシアを圧倒している。

 そこに、高度な日中韓台の人的・質的要素を加えると、極東ロシア軍は完全に圧倒される。東アジアは将兵の質が高いということだ。東アジア圏は儒教や科挙制度の影響がある。このため国の教育レベルは高く、勤労の精神から無駄に訓練水準も高い。しかも日中は志願兵制であり士気も高い。

 さらに、日中韓の軍隊には戦力増加要素がある。充実した軍隊の後方支援体勢や、指揮通信システム、国際交流によるノウハウ取得、国際的な指揮官や幕僚教育といったものだ。


■ 東アジア三倍段

 これを加味すれば、東アジア諸国の軍隊は、極東ロシア軍の三倍の実力を持つのではないか?

 東アジア三倍段といってもよい。「東アジア陸軍の一個大隊は、戦力的に極東ロシア軍三個大隊に相当する」ということも、あり得る話である。まあ、与太と言われれば与太だが、案外そんなものだと思うよ。日露戦争でのロシアの黄色人種蔑視とエスノセントリズム「ロシア兵1人は低体格の日本兵3名に相当する」の裏返しのような言い方だけどね。
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Comment

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No title

ネタにマジレス。だが、それがいい。
という奴でしょうか?

No title

つうか、極東ロシア軍なんてマトモな人間は刺身のツマほどにも勘定してないでしょうに

No title

軍事理論ではロシア軍に全く敵いませんよ、日中韓など論外です。部分的にいくら良いところがあっても、肝心の頭脳(軍事理論)がダメではね。アメリカ軍が強いのも装備や物量ではなく、軍事理論で優位に立ってるからでしょう。

Re: No title

良くは考えていると思うし、投資もしていると思うのですよ。

ただ、軍事理論は現状認識と、可能なオプションと、最適化でできている
そのイメージやアイデアについては、ヨーロッパ・ロシアや中央アジアといった想定戦場の影響を受ける

だから、東アジアには対応できない
でも、思想統一されている。
だから東アジアでは不向きなヨーロッパ的な行動をするのではないかなと思っています


> 軍事理論ではロシア軍に全く敵いませんよ、日中韓など論外です。部分的にいくら良いところがあっても、肝心の頭脳(軍事理論)がダメではね。アメリカ軍が強いのも装備や物量ではなく、軍事理論で優位に立ってるからでしょう。

No title

すみません。ほとんど将棋の解説みたいに聞こえるんですけど。それだって、定石覚えりゃ勝てるってもんでもないでしょうに。
どの辺が具体的に凄くて、兵力差だと何倍くらいの相手まで勝てるというのですか?

>軍事理論ではロシア軍に全く敵いませんよ、日中韓など論外です。部分的にいくら良いところがあっても、肝心の頭脳(軍事理論)がダメではね。アメリカ軍が強いのも装備や物量ではなく、軍事理論で優位に立ってるからでしょう。

Re: No title

急須みたいに横から口出すのもなんですが

どのようにして勝つか、どのようにして勝利に奉仕するかといった軍事理論への投資はロシアはしっかりやってます。それこそ社会科学的アプローチや、その実践についてのの研究や実施法についても、最善を探している。

ただ、結局はドグマなので、自然科学ではなく自分たちの足元にある諸条件に拘束されている
おそらくヨーロッパ地域での運用といった前提がそれです。
ヨーロッパではロシアの勝機への最適化がうまくいっているでしょうけど、たぶん極東や東アジアではうまくいなかいという


> すみません。ほとんど将棋の解説みたいに聞こえるんですけど。それだって、定石覚えりゃ勝てるってもんでもないでしょうに。
> どの辺が具体的に凄くて、兵力差だと何倍くらいの相手まで勝てるというのですか?
>
> >軍事理論ではロシア軍に全く敵いませんよ、日中韓など論外です。部分的にいくら良いところがあっても、肝心の頭脳(軍事理論)がダメではね。アメリカ軍が強いのも装備や物量ではなく、軍事理論で優位に立ってるからでしょう。

No title

「ソ連軍がヨーロッパで想定していた大規模な機動戦を行うにはそれ相応の兵力や後方支援が必要だけど、極東ソ連軍にはそれを行えるだけの力は持っていない。加えて峻嶮な地形の多さが機甲部隊の足を遅くさせる。日本に進行するに至っては、海軍力の差で土台無理。戦術核を使った日には徹底的に報復される。あらやだ、この国詰んでる。」ってことなのでは

ソ連軍

極東ソ連が脅威だった頃が懐かしいです。

ミンスク仮面!

ハラショー!

No title

かつての日露戦争の構図とは逆に、日本が焼いてる焼き栗を諸国に唆されたロシアが取りに来るかたちはありそうですが。

 その諸国には日本と何かと角突き合わせる中国と韓国が含まれ、その港湾や後方支援をロシアが期待できるほどの状況となればですけども。

No title

冷戦当時、西側は東側の戦力を5割り増しぐらい過大に計算していたって話もあった気がする。
ソ連崩壊で情報が出てきてばれた。
故意かどうかは知らない。