- 2023 . 11 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 31
- » 2024 . 01
Category : 未分類
子供の時分から運動会や学校の試験で負けても大した感慨はない。子供の頃から競争心を煽っているなとしかみえないものだし、ウカと乗せられるかと真剣にもやらなかった。試験でも要は入試で勝てばいいんだろといった頭だった。
それは就職しても変わるものでもない。総短艇やら登山走やらの競技会も勝ったところで給料が増えるでもなし。手は抜かないものの、いい歳こいてまじめにやるもんだと周りを見ていたものだ。
指定作業もそれだった。練習艦隊での抜き打ちのテストで、練習艦と随伴艦の実習幹部を競わせるもの。信号拳銃射撃や消防・防水用のガソリンポンプ起動がたまにあった。
ただし、同期は集団心理でオカしくなっている。指定作業でガソリンポンプ起動が令されたときに、本当に走ってガソリンポンプに取り付いて甲板に出して起動しようとしている。
だがねえ、作業指示は「ガソリンポンプ起動:アプリケータによる噴霧」だったのよ。実習班の俺以外は誰もそれに気づいていない。(アプリケータはコレ、「アプリケーター」じゃないとヒットしなかった)
で、壁についたアプリケータを外そうとしていると皆が口々に「余計なことするな、手伝え」と言う。「アプリケータでの噴霧だって」というが、耳に入らず怒号と「サッサとコッチコイ」みたいなことしか言わない
とはいえ、無駄作業やってもしょうがないのでアプリケータを力任せに剥ぎとった。多少ひん曲がってアトでなにか言われるかと思ったが、やってしまったことはしょうがない。その時は「怒られたあとで、火で炙って、休養から牛脂もらって、サンドレッドから砂でも取り出して、管に詰めてトントン屋やればいいだろ」と思っていた。それで直るかどうか知らないけどね。
その頃には起動してストレート放水している。それで艦橋の司令部に必死になって「よろしい」を届けているのだが、アプリケータがついていないので合格とはならない。
そこにノホホンと己が到着、ホースの口を貸せと言ったが「余計なことするな」としか言わない。ああ、このまま負ければいいかなとも思ったが、そうするとアトでまた余計なこと言われるので無理やり前に出て、付けたことにないアプリケータをモタモタ付けたよ。
そこで放水すると、下士官の応急員長からヨシッと言う言葉が漏れて、普段温厚さとはうってかわった口調で己等に「さっさと届けんか」と怒鳴った。それで誰かが「よろしい」を届けると合格。随伴艦には勝った。
本来なら己に感謝するもんだが、感謝しないて逆ギレする奴がいた。たしかいつもテンパっていた某だと思うが、己に「なんでアプリケータ」と言わなかったかと怒りだしたものだ。さっきまでは余計なことするなと言ってた癖にねえ。
この某、防火部署訓練だかの指揮官の時もそんな感じだった。前日にネコナデ声で面倒な仕事を己に振って「失敗してもいいからやってくれ」といったくせに、当日、言われたとおりにやって失敗したら偉い剣幕で己に食って掛かってきたもんだった。もちろんまじめに取り合わないでおいたけどね。
まあ、序列上位でもないのに成績ばかり気にしてどうするもんかと思っていたよ。
それは就職しても変わるものでもない。総短艇やら登山走やらの競技会も勝ったところで給料が増えるでもなし。手は抜かないものの、いい歳こいてまじめにやるもんだと周りを見ていたものだ。
指定作業もそれだった。練習艦隊での抜き打ちのテストで、練習艦と随伴艦の実習幹部を競わせるもの。信号拳銃射撃や消防・防水用のガソリンポンプ起動がたまにあった。
ただし、同期は集団心理でオカしくなっている。指定作業でガソリンポンプ起動が令されたときに、本当に走ってガソリンポンプに取り付いて甲板に出して起動しようとしている。
だがねえ、作業指示は「ガソリンポンプ起動:アプリケータによる噴霧」だったのよ。実習班の俺以外は誰もそれに気づいていない。(アプリケータはコレ、「アプリケーター」じゃないとヒットしなかった)
で、壁についたアプリケータを外そうとしていると皆が口々に「余計なことするな、手伝え」と言う。「アプリケータでの噴霧だって」というが、耳に入らず怒号と「サッサとコッチコイ」みたいなことしか言わない
とはいえ、無駄作業やってもしょうがないのでアプリケータを力任せに剥ぎとった。多少ひん曲がってアトでなにか言われるかと思ったが、やってしまったことはしょうがない。その時は「怒られたあとで、火で炙って、休養から牛脂もらって、サンドレッドから砂でも取り出して、管に詰めてトントン屋やればいいだろ」と思っていた。それで直るかどうか知らないけどね。
その頃には起動してストレート放水している。それで艦橋の司令部に必死になって「よろしい」を届けているのだが、アプリケータがついていないので合格とはならない。
そこにノホホンと己が到着、ホースの口を貸せと言ったが「余計なことするな」としか言わない。ああ、このまま負ければいいかなとも思ったが、そうするとアトでまた余計なこと言われるので無理やり前に出て、付けたことにないアプリケータをモタモタ付けたよ。
そこで放水すると、下士官の応急員長からヨシッと言う言葉が漏れて、普段温厚さとはうってかわった口調で己等に「さっさと届けんか」と怒鳴った。それで誰かが「よろしい」を届けると合格。随伴艦には勝った。
本来なら己に感謝するもんだが、感謝しないて逆ギレする奴がいた。たしかいつもテンパっていた某だと思うが、己に「なんでアプリケータ」と言わなかったかと怒りだしたものだ。さっきまでは余計なことするなと言ってた癖にねえ。
この某、防火部署訓練だかの指揮官の時もそんな感じだった。前日にネコナデ声で面倒な仕事を己に振って「失敗してもいいからやってくれ」といったくせに、当日、言われたとおりにやって失敗したら偉い剣幕で己に食って掛かってきたもんだった。もちろんまじめに取り合わないでおいたけどね。
まあ、序列上位でもないのに成績ばかり気にしてどうするもんかと思っていたよ。
スポンサーサイト
Trackback
Comment
No title
13:56
岩見浩造
URL
編集
真面目に相手するだけ無駄
14:29
URL
編集
21:10
エンリステッド
URL
編集
なら士官さんも制限つけないとカッコつかないでしょうというのが率直に思う所です。ボウハシさんや部内に多い粗暴体力バカをパージする仕組みが目に見えるようにしないとダメでしょうね?
まあ何代か前の自衛艦隊司令官が俺から後しばらくはロクなのが居ないとこぼしていたのが思い出されます。
12:03
URL
編集