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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2011.03
26
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16:40
Category : ミリタリー
 誰も「海女を雇え」なんて言っていないのにね。
 いや「お前は頭がおかしい」さんへの返答に関して少々ね。「お前は頭がおかしい」さんのコメントは概ね食言です。コメントとその内容についてはhttp://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-148.htmlのコメント欄をご覧になっていただけばよいでしょう。

「お前は頭がおかしい」さんのコメントで興味深いのは

>・機雷戦装備がおしいので、海女を雇って機雷掃討
>(海自には水中作業班があるはずなのに、それを飛ばしていきなり民間人を投入)

という部分です。私が書いた文章は

>仮に、新しい記事で「浅いところにある機雷なんて(中略)
>デスラー機雷もその方法でやった」と書くと、戦車門徒は逆上するでしょう。
 http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-128.html

となっております。「このような仮定の話を書くと、逆上するだろう」と書いた内容に「お前は頭がおかしい」さんが興奮されているわけです。

 それはともかく。「お前は頭がおかしい」さんは、人力による機雷掃討をありえないことだと考えているのでしょう。しかし、実際には難しい物でもなく、危険でもないのです。

 次の記事ですけど → 『人力による機雷処理は難しくはない。』

 ちなみに、対機雷戦と漁業の関係は相当近いものがあります。例えば、近代的掃海の始まり、第一次世界大戦における英海軍の掃海は、北海のタラ漁がベースになっています。沈降器や展開器は、もともと網を広げるための器械でした。第二次世界大戦以降、主流になったMSC、木製掃海艇についても、タラ漁を行うトローラーやドリフターといった漁船が先祖です。
 日本でも、大戦中には漁具を用いた掃海を試みました。(終戦後も、くず鉄と肥料原料となる火薬を取るために漁民が機雷回収を行っています)また海底の機雷を透視するため海軍では磯付き猟の箱めがねを使用しています。箱めがねは海軍の機雷対策会議でも、有効な手段として発表されています。あのまま戦争が続いていた場合、海女を用いた機雷爆破もそのうちに実施されていたでしょう。
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