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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2015.07
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Category : 未分類
 Pの硬骨ぶりに惚れた常務が「私のものになれ」と言い出すのは、物語の大転換でしょう。デレマス16話「The light shines in my heart.」、最新放映で早速見ましたがなかなかのものです。プロジェクトを継続にまい進するPと常務の物語ですが、まさに正道を踏んだものです。

 色仕掛けを匂わす題名、予告映像とは大違いなものでした。なんといっても、映像の力は大きい。衆人の門前で企画書を投げ捨てられて面罵されながらも懇願するPに「この鮒プロデューサー,芋プロデューサー」と馬鹿にされ、「それでも男か」でついに爆発。スーツがはじけ飛ぶ……予告編の段階で全く物語の転換を感じさせるものでした。



 てっきり「レイプで解決レイプマン」かと思ったのです。いやあ、あの予告編と、脚本コンテがヤスナガなのでね。

 しばらく呆然とした社員達が「やめろやめろ」と引き離そうとするが腕力では勝てない。そのうち発情した常務をみて「お嬢様の悪い癖がでた」「水かけろ、水」と言い出す今西部長、便所バケツに組んだ水を二人にぶっかけるちひろまで頭に浮かんだのです。

 そして後日談もね。「なんか痒くて、ブツブツができたんだよね」と常務、相談を受けた長女トレーナーも「ちょっと見せて……抗生物質だすから飲んでね。大丈夫、守秘義務があるから任せておいて」までコミでね……。

 実際に16話を見ると、この情夫に収まるシーンは全く別の文脈でした。それだけではなく、追い出し部屋のシーンも全く違った物語であって、本編をみると感動モノでした。まずは予告編に釣られたというものです。

 予告編での、上半身裸で帰ってきたPへの辛い態度は拒絶にしか見えませんでした。南波がラクロスのタモ網で、みりあを守るように立ちふさがるカットとか、あの智絵里が意を決してケーキをPに投げつけるが女投げの悲しさで裾にしか当たらないところとか、土下座したPに顔を上げるよう促したかな子が、顔面にクリームパイを押し付ける。いやあ、実際には全部常務向けの演技だったとは。

 予告編だとねえ。てっきり、土下座Pの顔面に唾を吐きつける凛とか、「男なんて」と言いながら学校机を投げつけるきらりとか想像していたのですけどね。

 ただ、常務体制に媚を売る卯月とみく、それを「ロックじゃないよう」と止めようとする梨衣名、ちゃっかり常務秘書に収まるちひろ、偉そうなことを言う割に実際にはオロオロして何の役にも立たない蘭子と未央、全く動じない大陸民族アナスタシアは、予告編の通りです。




 ……とまあ、例によって全く見ていないアニメ感想を書くのも商売とコミケ原稿にいそがしいせいです。夏コミは一日目の14日金曜日、隅田金属ですのでよろしく。
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>常務体制に媚を売る卯月とみく
みくにゃんは解からないこともないが、どっちかというとしまむーよりもしぶりんが裏切る展開の方があり得そうな気がするんだけど
>19話見ながら。