- 2023 . 01 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- » 2023 . 03
Category : 未分類
卓上掃除機を探していたら、なぜか吸気系統にタービンをあとづけする商品にぶつかったのだが、俄然、興味が湧いた。

画像は、アマゾンの商品展示http://www.amazon.co.jp/dp/B015D2FPAOより
不思議に思ったのは
・ この程度の口径でモーターを仕込んだら、断面積減少で流量は減るんじゃないの?
・ 羽の表面粗さはともかく、断面も相当に雑じゃないか?
・ 羽の数が少なく、パイプの間の隙間がスカスカ、ラビリンス・シールまでいかなくとも、圧縮の効率は見込めないのではないか?
といったところだ。
でも、よく見りゃ無動力。吸気圧で動くようになっているインチキ・グッズ。回転開始時には羽の重量で吸気圧を損するし、定速回転時にも微小な転がり摩擦でも圧力を熱にかえるあたりで損をしている。アルミのケースもエンジン室内の熱気を吸い取って吸気温度を上げてくれるだろう。
なによりも、羽の軸受での断面積減少と支持部の乱流発生で流体損失を生み出している。これで上限出力や燃費が上がるというのはインチキというものだ。これなら、昔の軍艦みたいに甲板上の吸気口を巨大なラッパ口にして、前進時の空気圧縮効果を期待したほうが全然効果的だ。
もちろん、インチキだが実用で困るものではない。車の吸気圧は1気圧以下なので損失も大したものではない。今の車は電子制御だから、燃焼をみてバルブ開度を最適化するので別段支障もなく普通に動く。
だがねえ、ダマすほうにも「もう少し工夫してかっこよくしろ」と思う。羽の枚数と仕上げをあげ、ナンチャッテでいいからラビリンスをつけて、実際には羽を回すのに手一杯でもいいからモータつけて、熱を拾うだけでもいいから放熱フィンつけるとかね。
本格的にすれば自動車雑誌にも広告を出せるかもしれない。ツチノコ状に中央部を太くし強力モータを取り付けて、損失分を補って自然吸気から0.01気圧でもリアルに気圧を上げられれば掲載拒否はされない。自動車の記者連中はロータリエンジンでも褒める。喜んでタービン加圧を褒めるだろうよ。
インチキ商売にも努力の余地はある。アイデアと夢を売るのなら、カモをもっとワクワクさせるべきだ。プラセボ効果で買ったやつの車の出力も燃費も上がって満足を与えられるだろう。
まあ、この手のインチキで一番好きだったのは、20年近く前に兵隊が私有車用に作っていた塩ビ製の自動車用ロール・バーだった。後部座席に入れるタイプなのだが、ジョイントも管の内側つけて隠してある。「ホンモノなんか入れたら人乗せるときに、簡単にバラしてどかせないでしょ」といっていた。
* 配管の途中に二股ソケットをいれて、片方からブロワー突っ込めばタービンの代わりになるんじゃないかね。
こんなやつだけど http://www.amazon.co.jp/dp/B003HLQSD2
車じゃなくてロビンエンジンの吸気口にコレを突っ込んでみました位はやってもいいかもしれない
燃料供給がベンチュリー効果の霧化式?で間に合わないから出力は増えないとか
空気運転ができるとかあるのかねえ

画像は、アマゾンの商品展示http://www.amazon.co.jp/dp/B015D2FPAOより
不思議に思ったのは
・ この程度の口径でモーターを仕込んだら、断面積減少で流量は減るんじゃないの?
・ 羽の表面粗さはともかく、断面も相当に雑じゃないか?
・ 羽の数が少なく、パイプの間の隙間がスカスカ、ラビリンス・シールまでいかなくとも、圧縮の効率は見込めないのではないか?
といったところだ。
でも、よく見りゃ無動力。吸気圧で動くようになっているインチキ・グッズ。回転開始時には羽の重量で吸気圧を損するし、定速回転時にも微小な転がり摩擦でも圧力を熱にかえるあたりで損をしている。アルミのケースもエンジン室内の熱気を吸い取って吸気温度を上げてくれるだろう。
なによりも、羽の軸受での断面積減少と支持部の乱流発生で流体損失を生み出している。これで上限出力や燃費が上がるというのはインチキというものだ。これなら、昔の軍艦みたいに甲板上の吸気口を巨大なラッパ口にして、前進時の空気圧縮効果を期待したほうが全然効果的だ。
もちろん、インチキだが実用で困るものではない。車の吸気圧は1気圧以下なので損失も大したものではない。今の車は電子制御だから、燃焼をみてバルブ開度を最適化するので別段支障もなく普通に動く。
だがねえ、ダマすほうにも「もう少し工夫してかっこよくしろ」と思う。羽の枚数と仕上げをあげ、ナンチャッテでいいからラビリンスをつけて、実際には羽を回すのに手一杯でもいいからモータつけて、熱を拾うだけでもいいから放熱フィンつけるとかね。
本格的にすれば自動車雑誌にも広告を出せるかもしれない。ツチノコ状に中央部を太くし強力モータを取り付けて、損失分を補って自然吸気から0.01気圧でもリアルに気圧を上げられれば掲載拒否はされない。自動車の記者連中はロータリエンジンでも褒める。喜んでタービン加圧を褒めるだろうよ。
インチキ商売にも努力の余地はある。アイデアと夢を売るのなら、カモをもっとワクワクさせるべきだ。プラセボ効果で買ったやつの車の出力も燃費も上がって満足を与えられるだろう。
まあ、この手のインチキで一番好きだったのは、20年近く前に兵隊が私有車用に作っていた塩ビ製の自動車用ロール・バーだった。後部座席に入れるタイプなのだが、ジョイントも管の内側つけて隠してある。「ホンモノなんか入れたら人乗せるときに、簡単にバラしてどかせないでしょ」といっていた。
* 配管の途中に二股ソケットをいれて、片方からブロワー突っ込めばタービンの代わりになるんじゃないかね。
こんなやつだけど http://www.amazon.co.jp/dp/B003HLQSD2
車じゃなくてロビンエンジンの吸気口にコレを突っ込んでみました位はやってもいいかもしれない
燃料供給がベンチュリー効果の霧化式?で間に合わないから出力は増えないとか
空気運転ができるとかあるのかねえ
スポンサーサイト
Trackback
Comment
まだマシなほう
18:36
だむ
URL
編集
Re: まだマシなほう
19:02
文谷数重
URL
編集
> なんとなく機械ぽく見えるだけまだマシ。スプリングのてっぺんに数十グラム程度の錘乗せるだけで「性能が劇的に改善」とか言うてたインチキ商品もあった
No title
21:32
URL
編集
Re: No title
00:29
文谷数重
URL
編集
> 全然車詳しくないけどこれ要するに吸気口に飾る風車程度でしかないってことなんですか?