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- » 2024 . 01
Category : 未分類
■ SM-6を空中発射すればAWACSが殺せるのではないか
AWACSにSM-6を積むと面白いのではないか。「AWACSキラーとして運用」とでも書いて積んどけば、中国AWACSは対日線であまり前にでられないのではないかね。
搭載発射は難しくない。昔、米国はSM-1ミサイルを対レーダ用として戦闘機や攻撃機に積んだ例もある。それを発展させた空対空型のシークバットの計画もあった。SM-6の搭載発射には特段の困難はない。
SM-6そのものをAWACSで誘導することも難しくない。今でもE-2Dで誘導できる見込がある。それよりもAWACSは偉く大きいので、同じ誘導システムを積めば別段の問題はない。
その射程は、おそらくAWACSの探知距離をカバーできる。SM-6は水上発射で250kmから400kmの有効射程があるとされる。飛行機で高いところから発射すれば多少は射程も伸びる。射程600kmとすれば、日本AWACS(高度8000m)から中華AWACS(高度8000m)がほぼ見通しとなる距離でなる。
AWACSの探知も難しくもない。同じ所をぐるぐる回ったり、往復していればおそらくそれ。加えて、相手のレーダー波をES探知できればそれだ。
SM-6を搭載しておいて、それに向かってぶっ放せばどうかね?
もちろん、600kmの例では、中国側が早期探知すれば急降下で水平線の下に逃げられる可能性がある。
だが、450kmくらいで日本側がヨリ高い高度を取ったら、まず逃げられないだろうけど。
もちろん、搭載機は別にF-15でもF-2でもよい。だが、自分で目標を見分けられるわけでもないし、自機で誘導するのも大変だろう。それならAWACSに直積みしたほうがよい。
■ Mig-25がダッシュしてきても逃げきれる
発射母体のAWACSについては、まずは安全だろう。450kmも離れていれば、中国AWACSの護衛機が突っ込んできても逃げきれるためだ。
仮に、Su-27が護衛機についており、中華AWACSから100km日本側にいたとしよう。
だが、日本のAWACSを射点に収められるかは怪しい。仮にSu-27でマッハ2、雑に秒速600mで突っ込んでくるとする。だが、日本側AWACSが静止していてもアムラームスキーの射程(仮に100km、ただし搭載状態でマッハ2でるかは知らない)に収めるまでには400秒はかかる。日本側が秒速200m(400ノット)で逃げれば、射程におさめるまで600秒かかる。アフターバーナーは燃料をどか食いするので、おそらく燃料は持たない。
SM-6とAWACSが射程600kmを実現すれば、Mig-25がマッハ3でダッシュしてきても大丈夫だろう。冷戦期、開戦初頭にライン河上空のE-3に対し、東西ドイツ境界付近のMig-25がダッシュしてくるのではないかといった話があった。距離200kmなのでそれは可能だっただろう。だが、AWACS間で600km離れ、MIG-25が日本側に100kmにいて、マッハ3で飛んできても射点に収めるまでやはり400秒、日本が逃げれば570秒かかる。
もちろん、SM-6で返り討ちにしてもいい。仮に中国がAWACS殺しといわれたAA-13を買っても、たぶんAM-6のほうが射程が長いのでアウトレンジできるだろう。
■ Y-8Qは「なぶり殺しにされる」と考えるだろう
もちろん「中国AWACSを落とすぜ」以外の脅し方もある。より弱いものいじめ的に使うとすれば、中国哨戒機キラーとして見せつける使いみちもある。
例えば、P-3やP-1に積んで「Y-8Qを落とす」というものだ。戦時にバシーを迂回して太平洋に入ろうとしても、日本哨戒機がそれを待ち構えているのではないかと不安にさせるやり方である。
問題は、哨戒機が哨戒機を遠距離探知できるかと、遠距離探知した目標がY-8Qを識別でき、旅客機ではないと確信できる方法がないことだ。
だが、それは些細な問題にすぎない。ES探知でそれができるとでも嘯いておけば、あまりバシー迂回での太平洋進入に積極的とはなれないだろう。
実際は、見える距離まで行って確認して、サイドワインダーの-9Xなりアムラームで攻撃すればいいんだけどね。
まあ、その時は中国も「あたるどうかは知らないけど、日米のAWACSやMPAがビビるだろう」と同じようにHQ-9あたりをKJ-2000やY-8Qに積むような気もするけどね
AWACSにSM-6を積むと面白いのではないか。「AWACSキラーとして運用」とでも書いて積んどけば、中国AWACSは対日線であまり前にでられないのではないかね。
搭載発射は難しくない。昔、米国はSM-1ミサイルを対レーダ用として戦闘機や攻撃機に積んだ例もある。それを発展させた空対空型のシークバットの計画もあった。SM-6の搭載発射には特段の困難はない。
SM-6そのものをAWACSで誘導することも難しくない。今でもE-2Dで誘導できる見込がある。それよりもAWACSは偉く大きいので、同じ誘導システムを積めば別段の問題はない。
その射程は、おそらくAWACSの探知距離をカバーできる。SM-6は水上発射で250kmから400kmの有効射程があるとされる。飛行機で高いところから発射すれば多少は射程も伸びる。射程600kmとすれば、日本AWACS(高度8000m)から中華AWACS(高度8000m)がほぼ見通しとなる距離でなる。
AWACSの探知も難しくもない。同じ所をぐるぐる回ったり、往復していればおそらくそれ。加えて、相手のレーダー波をES探知できればそれだ。
SM-6を搭載しておいて、それに向かってぶっ放せばどうかね?
もちろん、600kmの例では、中国側が早期探知すれば急降下で水平線の下に逃げられる可能性がある。
だが、450kmくらいで日本側がヨリ高い高度を取ったら、まず逃げられないだろうけど。
もちろん、搭載機は別にF-15でもF-2でもよい。だが、自分で目標を見分けられるわけでもないし、自機で誘導するのも大変だろう。それならAWACSに直積みしたほうがよい。
■ Mig-25がダッシュしてきても逃げきれる
発射母体のAWACSについては、まずは安全だろう。450kmも離れていれば、中国AWACSの護衛機が突っ込んできても逃げきれるためだ。
仮に、Su-27が護衛機についており、中華AWACSから100km日本側にいたとしよう。
だが、日本のAWACSを射点に収められるかは怪しい。仮にSu-27でマッハ2、雑に秒速600mで突っ込んでくるとする。だが、日本側AWACSが静止していてもアムラームスキーの射程(仮に100km、ただし搭載状態でマッハ2でるかは知らない)に収めるまでには400秒はかかる。日本側が秒速200m(400ノット)で逃げれば、射程におさめるまで600秒かかる。アフターバーナーは燃料をどか食いするので、おそらく燃料は持たない。
SM-6とAWACSが射程600kmを実現すれば、Mig-25がマッハ3でダッシュしてきても大丈夫だろう。冷戦期、開戦初頭にライン河上空のE-3に対し、東西ドイツ境界付近のMig-25がダッシュしてくるのではないかといった話があった。距離200kmなのでそれは可能だっただろう。だが、AWACS間で600km離れ、MIG-25が日本側に100kmにいて、マッハ3で飛んできても射点に収めるまでやはり400秒、日本が逃げれば570秒かかる。
もちろん、SM-6で返り討ちにしてもいい。仮に中国がAWACS殺しといわれたAA-13を買っても、たぶんAM-6のほうが射程が長いのでアウトレンジできるだろう。
■ Y-8Qは「なぶり殺しにされる」と考えるだろう
もちろん「中国AWACSを落とすぜ」以外の脅し方もある。より弱いものいじめ的に使うとすれば、中国哨戒機キラーとして見せつける使いみちもある。
例えば、P-3やP-1に積んで「Y-8Qを落とす」というものだ。戦時にバシーを迂回して太平洋に入ろうとしても、日本哨戒機がそれを待ち構えているのではないかと不安にさせるやり方である。
問題は、哨戒機が哨戒機を遠距離探知できるかと、遠距離探知した目標がY-8Qを識別でき、旅客機ではないと確信できる方法がないことだ。
だが、それは些細な問題にすぎない。ES探知でそれができるとでも嘯いておけば、あまりバシー迂回での太平洋進入に積極的とはなれないだろう。
実際は、見える距離まで行って確認して、サイドワインダーの-9Xなりアムラームで攻撃すればいいんだけどね。
まあ、その時は中国も「あたるどうかは知らないけど、日米のAWACSやMPAがビビるだろう」と同じようにHQ-9あたりをKJ-2000やY-8Qに積むような気もするけどね
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Comment
No title
21:21
ドナルド
URL
編集
一方で、トマホークが1.3tなので、そのレベルのパイロンを用意すれば、搭載は可能と思います。
SM6をAWACSキラーとして使う案は、私も賛成です。搭載機は注意が必要でしょうが、F15改造型に2発搭載するようにするとか、P-3C余剰機を使うとか。B767に搭載するとしても、せいぜい2-4発でしょうね。。。重さと大きさゆえの空気抵抗で、経空時間が目に見えて悪化する気がしますが。。。
別案として、南西諸島の高射群に配備してはどうでしょう?南西諸島から400kmちかく東方へ後退した日本のAWACSの指揮で、南西諸島の西方、同じく400kmほどまで接近した敵方のAWACSを狙撃する案です。
No title
22:44
90年台の空中要塞プラン再び?!
URL
編集
ただ向こうも大射程対空ミサイルを使ってくるので
最新のデコイも搭載しないとやばそうです