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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

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2016.06
09
CM:7
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06:46
Category : 未分類
 ラジオで中国軍艦の接続水域通過が報じられた。前の記事をアップする段階であるので以下咄嗟的に書く。

 ネットでのニュースであれば、NHKが「中国海軍艦艇 一時接続水域に 中国駐日大使に抗議」がそれだ。

 日本がそれを問題視するなら、同様に日本も海自の護衛艦を入れなければならない。中国が〇五四を入れたなら、日本も同クラス大の「あめ」か「なみ」がふさわしいが、今回、中国フリゲートの行動を監視していた護衛艦でもよい。

 それがゲームのルールである。片方の国が実績を積み上げたならば、モウ片方はそれを無効化させる。互いに実行支配実績を上げさせないことにより、尖閣は安定化してきた。かつて日本が前例をやぶり中国漁民を起訴したなら、中国は公船を出してそれを無効化したようにだ。

 また、アレな右派の跳ね上がりを押さえるためにもそれをすべきである。日中とも勝手に尖閣に上陸したり、経済的利益もないのにわざわざ漁労に行く活動家がいる。アレ右派の中での名声を求め、活動家が行動する時間的余裕を与えるべきではない。

 とりあえず、送る護衛艦の数は一隻でよい。一番良いのは、明示的に二隻で行動し、比較的遠い距離からうち一隻だけを分離して接続水域に入れる方法だ。それにより、能力はあるがエスカレーションさせる気がないことが示されるためだ。

 果たして、それが今の政権にできるかどうかだ。現政権は安全保障で威勢のよいことをいいながらも、肝心な決心はしない。それは最近の竹島付近の韓国の演習の例をみれば分かるだろう。



■ 以降追記した分

*  ちなみに、自衛隊の航空機が研修や広報目的で尖閣が視認できる距離まで接近している。本来ならば、それも中国に口実をあたえるため、やめたほうがよい。

**  追記(0650ころ) 中国がなぜそうしたのかについては、よくはわからない。あるいは南シナ海、アジア安全保障会議での日本防衛大臣のシャドーボクシングへの対応かもしれない。「やり過ぎたらどうなるか」といったものだ。ただ、それにしてはやり過ぎな感じもある。

*** 追記(0700) 書いたあとで気づいたことだが、日本側護衛艦はどこにいたのかが意図的に隠されているような気がする。日本護衛艦も接続水域にいた/入ったとすれば、護衛艦による対抗措置の必要は減るし、意味もない。もちろん、中国側が積み上げた実績に見合う程度に、日本は別手段で、一つぶんの実効支配をつみあげる必要はある。

**** 追記(0710) もちろん公海同然の接続水域であるので、国際法的には問題はない。ただし、従来の日中のゲームの範囲を超えるものであり、長時間行動したように意図した行動である。この点でゲームのルールに関わる行為である。

***** 逆に言えば、この事件をおおごとにすること自体が日本のシャドーボクシングであるようにも見える。東シナ海ガス田での活動への文句と同じ伝であるともいえるかもしれない。

(最終更新は0715)
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Comment

非公開コメント

おっと、数多久遠先生の悪口はそこまでた(笑)

>ちなみに、自衛隊の航空機が研修や広報目的で尖閣が視認できる距離まで接近している。本来ならば、それも中国に口実をあたえるため、やめたほうがよい。

Re: タイトルなし

外務省の抗議のあたり、相当に日本のシャドーボクシング臭いなと

「中国海軍艦艇の尖閣諸島接続水域入域に対する抗議
 1 本9日午前0時50分頃,尖閣諸島周辺の我が国接続水域内に,中国海軍艦艇が入域しました。
 2 これを受け,同日午前2時頃,齋木昭隆外務事務次官が程永華(てい・えいか)駐日中国大使を外務省に召致し,
   重大な懸念を表明して抗議するとともに,我が国接続水域から直ちに出域するよう求めました。
 3 なお,同日午前1時15分頃,石兼公博アジア大洋州局長から
   劉少賓(りゅう・しょうびん)駐日中国大使館次席公使に対し,同様の抗議を行いました。」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003377.html

相当に「EEZ内で軍事行動するな」の中国やインドの主張に似ている感じがねえ

> おっと、数多久遠先生の悪口はそこまでた(笑)
>
> >ちなみに、自衛隊の航空機が研修や広報目的で尖閣が視認できる距離まで接近している。本来ならば、それも中国に口実をあたえるため、やめたほうがよい。

No title

案の定「基地反対派の活動のせいで、中国が調子にのってる」とかのたまう向きが大量発生しています。わざわざ中国脅威論を援護する行動をとってくれるなんて、中国さんたらどれほど基地賛成派なのか、とは気が付かない短絡ぶりなのですよね、これが。
気づいてるレベルのトップ層では、日中右派同士がシャドーをすることで共益体制にあるんでしょうなあ

No title

地政学で学んだっけ
中国は這い寄るように侵略してくると
だから中国の近隣国は絶対に国境にハイウェー、鉄道をかけない
ロシアが黒竜江に橋をかけないのもそのため
あの国は距離をとって敵意を見せつけるくらいがちょうどいい
友好を見せたら襲い掛かってくる

Re: No title

「地政学」って言葉は便利使いされますからね

> 地政学で学んだっけ
> 中国は這い寄るように侵略してくると
> だから中国の近隣国は絶対に国境にハイウェー、鉄道をかけない
> ロシアが黒竜江に橋をかけないのもそのため
> あの国は距離をとって敵意を見せつけるくらいがちょうどいい
> 友好を見せたら襲い掛かってくる

地政学は、HOIやCIV好きのゲーマーたちにとっては信仰の対象ですから

危険が危ないと主張する人達は中国の侵略に対して沖縄海兵隊が必要と言うけれど、
その割には自分達が取り上げる中国の脅威は海空戦力ばかりで、
着上陸をやるはずの陸戦部隊については何も言わないんですよねえ。