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- » 2023 . 12
Category : 未分類
中国軍艦が接続水域に入ったことで、佐藤正久さんが尻馬に乗っている。

だが、翁長知事への攻撃につなげようとするのは不思議なものだ。
接続水域に入ったことは、日中間での尖閣を巡るゲームに関しての問題である。そこで従来慣習的に守られていた政府間での暗黙のルールに触れたことを日本側は責めている。そういった状況である。
それに沖縄県や知事は関係しない。尖閣周辺での現状の権益が失われたわけではない。
そもそも、佐藤さんほかは「外交国防は政府の専権事項であり、県市町村といった自治体は関与する立場にない」といったスタンスにある。そこからすれば、今回の発言は都合のよいときだけ自治体を外交国防に関与することを強要するものだ。
なによりも、自分の利益だけしか考えない点がいやらしいものだ。この発言は実質的には、佐藤さんのアレな支持層が喜ぶ反「反基地」発言にすぎない。親日反日の二元論で「沖縄が反日だから日本は危険になる」という国難カルト的発想がある。その種の愛国宗教系の支持層に支えられていることを自覚しているのだろう。
沖縄県に「在沖米軍がいても、中国海軍はなんら制約をうけないだろ」とでも反論されれば面白いのだけどね。特にこの手の行動に対しては、海兵隊は何の役にも立たない。ライフルもったマリーンが居ても、沖合の軍艦には何の影響も及ぼせないわけだ。その意味で「普天間・辺野古は何の役にもやっていない」と言えば、佐藤さんやその支持者はどのように反論できるのだろうかね。
まあ、政治家の機会主義的発言は「そういうものだろ」と思うが、佐藤さんの場合は何の理念もないのにそう振る舞うのがいやらしいものだ。
そもそも、ご本尊には沖縄基地問題もなにも解決する気もない。党内での地位上昇を狙い、辺野古移転の主張への雷同をしているだけである。そこに政府や米軍よりの立場であったにしても、現実的な折衷策や摩擦減少を図る意図はない。反「サヨク」、反
「反基地」、反「オール沖縄」の雰囲気に乗ることだけに汲々としている。
その掲げる施策についても日本全体の利益ではなく、業界益を追求するものにすぎない。まずは業界の利益代表として防衛省益をもとめるだけであり、特に陸上自衛隊のプロキシとして既に時代遅れとなった陸自現体制の存続だけを求める御仁である。この点、かつての紡績や養蚕の族議員がパペットとして滅びようとする業界の利権を守ろうとしたことにソックリである。
まずは自衛隊の体制転換の必要性に気づかず、気づいても自分の立場を守るために主張できない。このあたりが自衛隊部内限りでのエリートであって、外に通用する人物でもないということだ。あの貧弱なヒゲ同様、自分や身内だけで悦にいっているあたりが気持ち悪いものだ。

佐藤正久 @SatoMasahisa 【沖縄の翁長知事のコメント、抗議は? 中国海軍艦船の尖閣諸島接続水域侵入】
深夜の中露艦船の尖閣諸島接続水域侵入関係で、寝不足の朝。街頭演説を終え、京都市に向かっています。尖閣諸島は沖縄県石垣市だ。沖縄県の翁長知事のコメント、抗議如何?自治体の長として中国にも強く抗議すべきだ
https://twitter.com/SatoMasahisa/status/740714239493447680?lang=ja
だが、翁長知事への攻撃につなげようとするのは不思議なものだ。
接続水域に入ったことは、日中間での尖閣を巡るゲームに関しての問題である。そこで従来慣習的に守られていた政府間での暗黙のルールに触れたことを日本側は責めている。そういった状況である。
それに沖縄県や知事は関係しない。尖閣周辺での現状の権益が失われたわけではない。
そもそも、佐藤さんほかは「外交国防は政府の専権事項であり、県市町村といった自治体は関与する立場にない」といったスタンスにある。そこからすれば、今回の発言は都合のよいときだけ自治体を外交国防に関与することを強要するものだ。
なによりも、自分の利益だけしか考えない点がいやらしいものだ。この発言は実質的には、佐藤さんのアレな支持層が喜ぶ反「反基地」発言にすぎない。親日反日の二元論で「沖縄が反日だから日本は危険になる」という国難カルト的発想がある。その種の愛国宗教系の支持層に支えられていることを自覚しているのだろう。
沖縄県に「在沖米軍がいても、中国海軍はなんら制約をうけないだろ」とでも反論されれば面白いのだけどね。特にこの手の行動に対しては、海兵隊は何の役にも立たない。ライフルもったマリーンが居ても、沖合の軍艦には何の影響も及ぼせないわけだ。その意味で「普天間・辺野古は何の役にもやっていない」と言えば、佐藤さんやその支持者はどのように反論できるのだろうかね。
まあ、政治家の機会主義的発言は「そういうものだろ」と思うが、佐藤さんの場合は何の理念もないのにそう振る舞うのがいやらしいものだ。
そもそも、ご本尊には沖縄基地問題もなにも解決する気もない。党内での地位上昇を狙い、辺野古移転の主張への雷同をしているだけである。そこに政府や米軍よりの立場であったにしても、現実的な折衷策や摩擦減少を図る意図はない。反「サヨク」、反
「反基地」、反「オール沖縄」の雰囲気に乗ることだけに汲々としている。
その掲げる施策についても日本全体の利益ではなく、業界益を追求するものにすぎない。まずは業界の利益代表として防衛省益をもとめるだけであり、特に陸上自衛隊のプロキシとして既に時代遅れとなった陸自現体制の存続だけを求める御仁である。この点、かつての紡績や養蚕の族議員がパペットとして滅びようとする業界の利権を守ろうとしたことにソックリである。
まずは自衛隊の体制転換の必要性に気づかず、気づいても自分の立場を守るために主張できない。このあたりが自衛隊部内限りでのエリートであって、外に通用する人物でもないということだ。あの貧弱なヒゲ同様、自分や身内だけで悦にいっているあたりが気持ち悪いものだ。
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18:28
k
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19:00
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これじゃネトウヨ以外からはバカにされますよ
22:19
名無しの旅人
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記事内容もそうだが、最後にサミットで警備に当たった警察や防衛省、海上保安庁等への感謝の言葉、素直に素敵に思えた。
https://t.co/k5sHGiClYH
↑皮肉ですかね?
23:33
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>『いつも、国の防衛の問題(米軍駐留)について騒いでるんだから、自分の県の近くで起きた国の防衛の問題(中国海軍の進入)についても何か言えや』ってのはそんなに(人格を否定されなければいけない程)おかしい発言じゃないと思いますが^_^;