- 2023 . 11 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 31
- » 2024 . 01
Category : 未分類
産経新聞は過去主張との不整合性を問われたらどうするのだろうか?
昨日の段階から、その成否はともかくとして都知事選の野党候補者は調整段階にあることは明らかであった。
だが産経は読者への迎合、あるいは願望から野党も分裂するといった筋書きに拘泥した。
昨日は、このような記事を掲載している。
そして今朝になっても次のように述べている。
■ 調整に成功したらどうするのだろうか?
調整が成功した時、書いた記者は今度はどう書くのだろうか?
別段、急転直下の結論ということは珍しくもない。だが、今まで調整段階にあったことを見抜けなかったことを告白するような形になってしまう。
普通はそれが怖い。だから調整段階にあり、その成功の見込みは高いと思いながらも、「候補者調整が鍵」や「調整を否定しなかった」と書く。
そのての慎重さの記事は産経では見たことがない。結局は自陣営と敵陣営を分け、自陣営の有利を宣伝し、敵陣営の不利を申し立てるだけだ。
おそらく、従来主張の矛盾についても「[産経の]読者はすぐに忘れる」と考え、それよりも「読者の願望に添った情勢見積もりを書かないとソッポ向かれる、PV伸びない」とでも考えているのだろう。
■ それなら野球もそう書けばよい
それなら、産経は野球の記事もそう書けば良い。
産経は基本的に大阪の地方新聞である。その読者に迎合し産経WESTで試合開始直後からその場しのぎで書けば読者の歓心を買えるだろう。
例えば「巨人先制点、阪神有利変わらず」「中盤戦巨人リードするも打線の維持が割れるのは必至」「巨人は終盤でも投手継続の意向を堅持、守備崩壊含みの展開」といった具合だ。*
産経なら、試合が負けた翌日でもそれを続けられる。「阪神の戦いは無駄ではない、巨人一強支配への抵抗」とでも書けるし「後楽園審判の判断は無効:パール塁審(インド)語る」「(書評)阪神が戦ってくれて感謝しています -球界が賞賛する阪神巨人戦」とでも書けるだろうよ。
あるいは「【野球ワールド】巨人外国人選手は遺伝子操作人間」や「2049年の球界地図(読売新聞内部資料)」「【断末魔の巨人経済】窮地に陥った巨人軍、読売新聞の販促縮小で球場ガラガラの可能性大」とかね。
まあ、産経読者のレベルなら、それでもいけると思うよ。歴史戦やらの単なるバリエーションの連発記事に納得するくらいだから。
* オリンピックやら国際試合の中継はどこも似たようなものだけどね。特にサッカー。所詮は球蹴り遊びなのに「先制点奪われるも、日本有利」「前半性落とすも、日本に勝機」「まだまだ逆転可能」「奇跡は起きる、日本チーム」といっていて辟易するものだよ。
昨日の段階から、その成否はともかくとして都知事選の野党候補者は調整段階にあることは明らかであった。
だが産経は読者への迎合、あるいは願望から野党も分裂するといった筋書きに拘泥した。
昨日は、このような記事を掲載している。
宇都宮健児氏(69)は12日、報道陣の取材に応じ、『現在のところ、出馬の意志は揺らいでいない』と述べた。[中略]リベラル票が割れるのは必至だ。」
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120035-n1.html
そして今朝になっても次のように述べている。
元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)は出馬の意向を堅持しており、野党も分裂含みの状態となった。
http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130018-n1.html
■ 調整に成功したらどうするのだろうか?
調整が成功した時、書いた記者は今度はどう書くのだろうか?
別段、急転直下の結論ということは珍しくもない。だが、今まで調整段階にあったことを見抜けなかったことを告白するような形になってしまう。
普通はそれが怖い。だから調整段階にあり、その成功の見込みは高いと思いながらも、「候補者調整が鍵」や「調整を否定しなかった」と書く。
そのての慎重さの記事は産経では見たことがない。結局は自陣営と敵陣営を分け、自陣営の有利を宣伝し、敵陣営の不利を申し立てるだけだ。
おそらく、従来主張の矛盾についても「[産経の]読者はすぐに忘れる」と考え、それよりも「読者の願望に添った情勢見積もりを書かないとソッポ向かれる、PV伸びない」とでも考えているのだろう。
■ それなら野球もそう書けばよい
それなら、産経は野球の記事もそう書けば良い。
産経は基本的に大阪の地方新聞である。その読者に迎合し産経WESTで試合開始直後からその場しのぎで書けば読者の歓心を買えるだろう。
例えば「巨人先制点、阪神有利変わらず」「中盤戦巨人リードするも打線の維持が割れるのは必至」「巨人は終盤でも投手継続の意向を堅持、守備崩壊含みの展開」といった具合だ。*
産経なら、試合が負けた翌日でもそれを続けられる。「阪神の戦いは無駄ではない、巨人一強支配への抵抗」とでも書けるし「後楽園審判の判断は無効:パール塁審(インド)語る」「(書評)阪神が戦ってくれて感謝しています -球界が賞賛する阪神巨人戦」とでも書けるだろうよ。
あるいは「【野球ワールド】巨人外国人選手は遺伝子操作人間」や「2049年の球界地図(読売新聞内部資料)」「【断末魔の巨人経済】窮地に陥った巨人軍、読売新聞の販促縮小で球場ガラガラの可能性大」とかね。
まあ、産経読者のレベルなら、それでもいけると思うよ。歴史戦やらの単なるバリエーションの連発記事に納得するくらいだから。
* オリンピックやら国際試合の中継はどこも似たようなものだけどね。特にサッカー。所詮は球蹴り遊びなのに「先制点奪われるも、日本有利」「前半性落とすも、日本に勝機」「まだまだ逆転可能」「奇跡は起きる、日本チーム」といっていて辟易するものだよ。
スポンサーサイト
Trackback
Comment
19:52
URL
編集
尊敬しますわマジで。
Re: タイトルなし
20:22
文谷数重
URL
編集
> 尊敬しますわマジで。
オレ「明日の早朝に立候補会場に誰も来ない」と「蔭腹切って選挙戦撤退の宇都宮候補」の話を書いたばっかだよ。