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Category : 未分類
何でカジノを急ぐのかね?
切実な理由はない。国家にとってカジノを作るメリットも、作らなければならない理由もありはしない。
確かにカジノを作れば胴元は儲かる。パチンコ三競オートが下火な当節、「誰が行くのか」とは思うが、大王製紙みたいな盆内蔵助を捕まえれば1人から100億はかっぱげる。
■ 周辺も自治体も潤わない
だが、周りは迷惑しかかからない。推進側は産業起爆剤という。周辺地域も潤うという。だが、そんなものはありはしない。これはトリクルダウンと同じだ。日本で一番下品な鉄火場としては競艇があるが、周囲に「おかげで潤っている」といった地域はない。
テラ銭も稼げないので自治体財政の得にもならない。
なぜなら、テラ銭を安くしないと博客は日本に来ないからだ。そうしなければ中国人は来ない。マカオに行く。マカオが1-2割なら日本は5分-1割にしなければならない。
だが、そうすれば上納金は減る。施設の償却、経費、利潤を抜いて、その上で自治体に収める上納金は作れない。面倒事を処理し、パチンコ利権を奪った補償としての警察OB雇用も無理だろう。
■ 大阪・維新救済策
結局は大阪と維新の救済策にすぎない。大阪の土地余剰と維新の抱き込みのための法案だ。これは、正味は大阪方面の地方新聞にすぎない産経だけが必死でヨイショしているあたりでも窺える。
・ 「カジノ法案審議入り 誘致目指す大阪府、万博との相乗効果狙う 松井知事『やっと審議できる状況に』」(産経 2016.11.30 22:05)
・ 「『カジノ法案』審議入り 万博誘致の関西、ベイエリア開発へ期待高まる」(産経 2016.11.30 23:07)
・ 「『カジノ=悪』ではない 期待される多くのメリット カジノ法案は観光立国の観点で国会審議を」(産経 2016.12.1 07:13)
■ 抜けた親玉のマネッコ
大阪の知事も維新も必死なのだろう。だが、その努力の方向性が「賭場」とするのは、明らかに間違っている。
結局は、沈む船から一抜けした親玉の発想を模倣しているだけだ。以前に「在日米軍は売春を活用しろ」といっていた。その発想をただ延長しているだけに過ぎない。
「売春活用」のあとに出てくるアイデアが「カジノ」というのは、そういうことだ。いずれは「大麻特区」や「銃器特区」、「アヘン工作・輸出特区」と言い出すだろう。
維新には知恵者がいない。指導部の発想がこのままでは、先が危惧される。いずれは「教祖をが死んだカルト」あるいは「胴元が捕まったねずみ講」と揶揄されるような存在となってしまうかもしれない。
■ 高校野球と相撲は見たい(オマケ)
国や自治体がマヌケから金をひっぱぐなら、高校野球と相撲じゃないかね。新設の施設はいらない。購入と払い戻しを現地ではなく、全国区でコンビニ・宝くじ売り場にすれば周辺地域もさほど迷惑しない。
さらに今の地下経済から金を抜ける。会社の真剣勝負や東北の相撲予想サークルといった闇経済からも金を奪える。
なによりも、あの気持ち悪いスポーツ礼賛調の放送から「偏差値35」や「金返せ」といった罵声が聞こえるなら愉悦である。頭の悪い棒球選手が、敬遠を選んだ時に「ぶっ◯す」野次や、相撲のパンナムみたいなトロフィー授与に時に「八百長」コールが飛ぶ。
ドラマもあるだろうよ。無気力常連の力士がまた負けてヘラヘラ引き返すとき、何もかも失った男が駆け出し、出刃でもって太鼓腹にズドンと文部大臣を極め込む。でも分厚い脂肪層に阻まれ本懐を果たせず「何をしやがるこのオケラ野郎、オレに刃物が通用するか」と張り手を食らう。土俵際まで吹き飛ばされた五〇男の社長さんが「アイツのせいで工場も家も家族も失った」とオイオイ泣く。場内の同情する雰囲気に飲まれて、なとりやネクストサークルのモンゴル人も無理に捕まえられず、まずは必死になだめる。そういうシーンを見てみたいものだ。
切実な理由はない。国家にとってカジノを作るメリットも、作らなければならない理由もありはしない。
確かにカジノを作れば胴元は儲かる。パチンコ三競オートが下火な当節、「誰が行くのか」とは思うが、大王製紙みたいな盆内蔵助を捕まえれば1人から100億はかっぱげる。
■ 周辺も自治体も潤わない
だが、周りは迷惑しかかからない。推進側は産業起爆剤という。周辺地域も潤うという。だが、そんなものはありはしない。これはトリクルダウンと同じだ。日本で一番下品な鉄火場としては競艇があるが、周囲に「おかげで潤っている」といった地域はない。
テラ銭も稼げないので自治体財政の得にもならない。
なぜなら、テラ銭を安くしないと博客は日本に来ないからだ。そうしなければ中国人は来ない。マカオに行く。マカオが1-2割なら日本は5分-1割にしなければならない。
だが、そうすれば上納金は減る。施設の償却、経費、利潤を抜いて、その上で自治体に収める上納金は作れない。面倒事を処理し、パチンコ利権を奪った補償としての警察OB雇用も無理だろう。
■ 大阪・維新救済策
結局は大阪と維新の救済策にすぎない。大阪の土地余剰と維新の抱き込みのための法案だ。これは、正味は大阪方面の地方新聞にすぎない産経だけが必死でヨイショしているあたりでも窺える。
・ 「カジノ法案審議入り 誘致目指す大阪府、万博との相乗効果狙う 松井知事『やっと審議できる状況に』」(産経 2016.11.30 22:05)
・ 「『カジノ法案』審議入り 万博誘致の関西、ベイエリア開発へ期待高まる」(産経 2016.11.30 23:07)
・ 「『カジノ=悪』ではない 期待される多くのメリット カジノ法案は観光立国の観点で国会審議を」(産経 2016.12.1 07:13)
■ 抜けた親玉のマネッコ
大阪の知事も維新も必死なのだろう。だが、その努力の方向性が「賭場」とするのは、明らかに間違っている。
結局は、沈む船から一抜けした親玉の発想を模倣しているだけだ。以前に「在日米軍は売春を活用しろ」といっていた。その発想をただ延長しているだけに過ぎない。
「売春活用」のあとに出てくるアイデアが「カジノ」というのは、そういうことだ。いずれは「大麻特区」や「銃器特区」、「アヘン工作・輸出特区」と言い出すだろう。
維新には知恵者がいない。指導部の発想がこのままでは、先が危惧される。いずれは「教祖をが死んだカルト」あるいは「胴元が捕まったねずみ講」と揶揄されるような存在となってしまうかもしれない。
■ 高校野球と相撲は見たい(オマケ)
国や自治体がマヌケから金をひっぱぐなら、高校野球と相撲じゃないかね。新設の施設はいらない。購入と払い戻しを現地ではなく、全国区でコンビニ・宝くじ売り場にすれば周辺地域もさほど迷惑しない。
さらに今の地下経済から金を抜ける。会社の真剣勝負や東北の相撲予想サークルといった闇経済からも金を奪える。
なによりも、あの気持ち悪いスポーツ礼賛調の放送から「偏差値35」や「金返せ」といった罵声が聞こえるなら愉悦である。頭の悪い棒球選手が、敬遠を選んだ時に「ぶっ◯す」野次や、相撲のパンナムみたいなトロフィー授与に時に「八百長」コールが飛ぶ。
ドラマもあるだろうよ。無気力常連の力士がまた負けてヘラヘラ引き返すとき、何もかも失った男が駆け出し、出刃でもって太鼓腹にズドンと文部大臣を極め込む。でも分厚い脂肪層に阻まれ本懐を果たせず「何をしやがるこのオケラ野郎、オレに刃物が通用するか」と張り手を食らう。土俵際まで吹き飛ばされた五〇男の社長さんが「アイツのせいで工場も家も家族も失った」とオイオイ泣く。場内の同情する雰囲気に飲まれて、なとりやネクストサークルのモンゴル人も無理に捕まえられず、まずは必死になだめる。そういうシーンを見てみたいものだ。
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Comment
No title
07:38
岩見浩造
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仮にカジノで地下経済のマネーを吸い取っても使うのは今の日本の行政だもんなぁ
碌な使い方をしないのは地下経済と同じ。
しかし、金に目がくらんで審議時間中に般若心経とはねorz
No title
12:57
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本気でそう思っているなら「まだ12レースがある!」と場外売り場で叫んでる煤けたオヤジと同じ精神構造だ。
自分は公営競技やパチンコ、totoの類もやるが、あれは人間の性である射幸心を満たすための最小限の「安全装置」のようなものである。庶民の射幸心を満たすには「当たりやすいが大して儲からない」というのが一番だ。帰りの飲み代やせいぜい家電の買い替えに使える金が入ればいいのである。
事実、三連単が導入されて以降は競馬もジリ貧で、飲み食いしながらチビチビ一日を楽しむようなお得意様が減っている。枠連なら小さく当てて次のレースにも資金を回転ができるが三連単だと買い目が飛躍的に増えるから種銭もそれ相応に膨らみハズしたらそれまでだからドンドン客は減る。
totoや宝くじともまったく違う。
1回の宝くじに1000万も2000万もつぎ込むバカはいないだろう。
年末ジャンボなど10枚買って父ちゃん母ちゃんで「当たったら何しようかね」とか会社で金を出し合って100枚買って忘年会で怪気炎を上げるとかそういう「グッズ」なのだ。
射幸心をあげればあげるほど庶民は一時的には熱狂するだろうが、結果的には散財した挙句離れる。
悪いことは言わないからカジノはやめたほうがいい。
それにしても「日本のこころを大切にする」云々と標榜している某政党が賛成してるのにはさすがに唖然としましたね。
鉄火場の上納金に頼って博徒よろしく生きるのが「日本のこころ」だとは舐められたもんです。。
No title
22:48
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マカオやシンガポールを差し置いて日本のカジノにミリオネアやビリオネアがやって来るかね?
No title
12:50
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No title
14:26
おひさま
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全てを自治に任せて、国は上前だけを跳ねる。周囲が鉄条網で囲まれて、特区に入るにはビザが要るとか、三途の川を渡る覚悟で行かなきゃ面白くない。