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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2016.12
19
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Category : 未分類
 いまさら南シナ海のど真ん中で対潜戦のデータ集めもないものだがね。

 南シナ海で米海軍の水中グライダーが中国に捕獲された件だが、南シナ海の海洋・水路観測は大概が終わっている。少なくとも対潜戦に必要な水中音速(垂直温度分布)のデータはとうの昔に取り終わっている。

 だいたいインペカブルが南シナ海でLFAソーナーをガンガン使っている中でそれもない。実際に中国潜水艦は100キロレベルの大遠距離で探知されている。

 やる意味があるとすれば、中国沿岸ギリギリ、南シナ海なら珠江、東シナ海なら長江の淡水・海水境界の測定ぐらいじゃないかねと。

 ただ、雑誌記事に「水中グライダーは使えない」といった記述を残したあとでよかった。

 採用されれば年明けの雑誌に載る記事で「USVとUUVは駄目」と書いた。その理由に動力の限界を書いたが、ついでにその時に「水中グライダーは海洋観測しか使えないから代替手段とはならない」と書いて納品、その一週間くらいあとで中国海軍にスローカム・グライダーが捕獲された。

 最初は他にも書いていた。他にもOCEAN AEROのような帆走USVも駄目、海洋観測しかできない。DARPAが言い出しているUUV防護も可能性検討程度でいつもの空振り。そういったあたりも書いといたが、それはマイナーだし引き算かなと推敲で抜いた。

 ただ「水中グライダーは実用してる残しといたほうがよかんべ」と残しておいた。後追いなのに先行例を一切示さない技本の素人衆むけ発表や、それをオリジナルと信じて持ち上げる連中がいたこともあるので、冷たいお水を脳天から灌仏会してあげるのもいいかなと思った部分もあるけどね。
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