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- » 2024 . 01
Category : 未分類
中文ででてくる玻璃鋼管はずっとホーロー引き鋼管だと思っていた。「内外面をガラスを焼き付けたチューブで硫酸や硝酸といった高腐食性のプラントで使われる」と勝手に思い込んでいた。日本語でもガラス鋼管があるからそれと同じだ信じていた。ガラスはプレス鋼管を作るときの減摩材となるように親和性が高いしね。それでなんとなくだが「テフロンライニング鋼管と同様、核開発や高効率爆薬の生産に必須」みたいなイメージだった。まあガラスはフッ素に耐えないけど、玻璃鋼管は耐食性に優れるみたいな書きぶりなのでそう考えていた。
だが、広告眺めていたら違和感がでてきてググったらGRPだった。確かに玻璃はガラス繊維として使っている。だが鋼はどこにもない。グラスファイバーを玻璃鋼として玻璃鋼・管なのだろう。
まあ、日本としても生麺蕎麦や春雨緬といった言葉を使う。中国人からすれば「どこにも小麦粉はないだろ」程度のものだけどね。麺は小麦粉の意味で餃子は麺料理、緬券は小麦粉配給券、日本語の用法が間違っている。*
その記事の並びで見つけたのだが、ラスメタルは拉透網となっている。ラスメタルあるいはラス網は鋼板に切り込みいれて引き伸ばしてつくった網で、モルタル下地に使う資材なのだが、これはMetal Lathの音写としては秀逸。製造法(拉:引っ張る)と商品の概要(透)を通音の拉透の字できれいに収めている。シャットダウンを遮断、コンクリートを混凝土というくらいに意味と通音が両立している。
その点、台風は微妙。明治最初期の水路誌をみると颶風となり颱風となるが、台の字に強風の義はない。太風あるいは夳風、あるいは風へんに太と風にしとけばよかったのにねえ。
後記 バイドゥでみると拉伸鋼、拉伸網の方が一般的。それでも音はラスに近いけど

http://www.baiyun01.com/cpzx/507.html
* 逆にいえば軍隊の乾パン、乾麺包は中国語どおり。食品としてヒモ状の要素はまったくない。
ただし、アレは乾麺餅のほうが良かったのではないかとも思うものだ。餅は小麦粉を焼いたパンそのもの。
対して「もち」はもともと固有語で、起源は芋=里芋=タロイモを搗いてモチモチにしたものともいわれている。言葉としてもおそらくは「いも」の「も」と、「いのち」「ちから」の「ち」がくっついたものといった説明もある。まあ、マレー・ポリネシア系の食材であり、言葉なんだろ。タロイモが取れないところだとサゴヤシで造るとかあるんじゃないかね。
だが、広告眺めていたら違和感がでてきてググったらGRPだった。確かに玻璃はガラス繊維として使っている。だが鋼はどこにもない。グラスファイバーを玻璃鋼として玻璃鋼・管なのだろう。
まあ、日本としても生麺蕎麦や春雨緬といった言葉を使う。中国人からすれば「どこにも小麦粉はないだろ」程度のものだけどね。麺は小麦粉の意味で餃子は麺料理、緬券は小麦粉配給券、日本語の用法が間違っている。*
その記事の並びで見つけたのだが、ラスメタルは拉透網となっている。ラスメタルあるいはラス網は鋼板に切り込みいれて引き伸ばしてつくった網で、モルタル下地に使う資材なのだが、これはMetal Lathの音写としては秀逸。製造法(拉:引っ張る)と商品の概要(透)を通音の拉透の字できれいに収めている。シャットダウンを遮断、コンクリートを混凝土というくらいに意味と通音が両立している。
その点、台風は微妙。明治最初期の水路誌をみると颶風となり颱風となるが、台の字に強風の義はない。太風あるいは夳風、あるいは風へんに太と風にしとけばよかったのにねえ。
後記 バイドゥでみると拉伸鋼、拉伸網の方が一般的。それでも音はラスに近いけど

http://www.baiyun01.com/cpzx/507.html
* 逆にいえば軍隊の乾パン、乾麺包は中国語どおり。食品としてヒモ状の要素はまったくない。
ただし、アレは乾麺餅のほうが良かったのではないかとも思うものだ。餅は小麦粉を焼いたパンそのもの。
対して「もち」はもともと固有語で、起源は芋=里芋=タロイモを搗いてモチモチにしたものともいわれている。言葉としてもおそらくは「いも」の「も」と、「いのち」「ちから」の「ち」がくっついたものといった説明もある。まあ、マレー・ポリネシア系の食材であり、言葉なんだろ。タロイモが取れないところだとサゴヤシで造るとかあるんじゃないかね。
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外国語は難しい
14:08
チャイカ
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編集
小生は以前、中国の軽兵器誌を、国内の新華僑系のショッピングモールで見つけて、即購入。そして、現地と片言以下の英語で交渉(尤も、先方には日本語が流暢な方がおられ、助かりましたが…)し、定期購読していた事があります。
誌中で、短銃の事を手槍等と言うのは、流石、漢字の国だと思いましたが、当然、中国語は、日本語とニュアンスなり、なんなりが違う。原文や発音、文法等を尊重するのは当然でしょうが、是はある意味、仕方がないのでは?
古い話なのですが、高名な銃器カメラマン&レポーターで、アクションシューティングの戦歴豊富なイチローナガタ氏は、専門誌などで、ブローニングの事をブラウニング、モーゼルの事をマウザー等と言い出し、論議を呼びました。一方、ライフルビルダー&シューターのターク タカノ氏は、原文や発音、文法等を尊重すべきとは言え、国内で広く使われている用語はそのままでも良いのでは?と言われましたから。
如何でしょうか?