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- » 2023 . 03
Category : 未分類
「ボクたち理系は賢いから宇宙開発詐欺に引っかからないのです」は興味深い発言である。
なぜなら今まで「できるできる」詐欺に引っかかり、それどころか片棒を担いできた経緯に反するからだ。
例えば次のような無邪気な発言である。(ここでは名前は秘す)*
これは理系カルトが詐術を見抜けなかったことと反している。今までの宇宙開発、航空開発、原子力政策の詐欺を見抜けず、むしろ詐術に加担してきた経緯と矛盾するものだ。
■ ロケット開発の詐欺性に言及しない
だが、もし本当に航空宇宙クラスタが賢いなら、なぜ日本の宇宙開発にある詐欺性に言及しないかは不思議なものだ。昔から商業的成功の見込みがあると嘘をついて開発するが、商業的に成功した例は皆無である。
例えばH-2や2Aをみればよい。ほとんどが国内官需である。最近になって民生分を2件受註しているがアリバイでしかない。だいたいロケットは補助金をぶち込んで飛ばしている。その点からすれば受注金額ではペイしないダンピングである。そこに商業的成功はない。
だが、それを宇宙屋は批判しなかった。それで食っている連中ならともかくとしよう。メシの食い上げだからだ。だが利害関係もない「宇宙クラスタは理屈っぽいことが好きなので、理論が破綻してるとあっさり詐欺だって見破られる」はずの連中はその詐欺性を指摘していない。
これは準天頂衛星も同じだ。需要があるから飛ばした衛星ではない。これは打ち上げを決めてから使い途を公募した経緯を思い出せばよい。補正信号を出すといった機能にしても地上波でのデファレンシャル等補正データ放送の普及で終わっている。
この無駄遣いも航空宇宙クラスタは何もいわなかった。目的と手段、コストと利益のロジックが破綻しているにもかかわらずヨイショしかしていない。
■ ヒコーキも同じ
これは航空機開発も同じだ。
F-2開発もヨイショしかしなかった。あれはF-16のコピーでしかない。もともと成功が保証されている空力モデルをそのまま流用しただけだからだ。いくら構造再計算しようがサイズを一回り大きくしようが変わらない。その能力もF-16そのものであった。ミサイル4発搭載なぞバッカニアでもトーネートでも実現した性能だ。それをさも強力無比であるように褒め称えた。
そして航空宇宙クラスタ連は「それならF-16買えばよい」とは一言もいわなかった。無駄遣いであることを理解できなかったか、無駄遣いの詐欺的事業でも国産ヒコーキだからと指摘しなかったかだ。
これはP-1/C-2も同じだ。P-1のようなドンガラに金を突っ込むべきではないとは誰もいわない。自主開発でもP-8の内臓を国産にすればよい点は指摘していない。C-2は能力不足ともいわない。本当に必要な機体はC-17なのだが、それを理解できないか、理解しても国産ヒコーキだから躊躇したのだろう。
■ 核燃料リサイクルも同じ
さらにいえば、その種の理系カルトは核燃料リサイクルも詐欺であると声を挙げていない。事業として破綻しているのに何もいわない。
ちなみに航空宇宙クラスタとやらは、かつては、あるいま今でも原子力をヨイショしている連中を含んでいる。
はたして「宇宙クラスタは理屈っぽいことが好きなので、理論が破綻してるとあっさり詐欺だって見破られる」のかは怪訝だ。
そ知識興味とやらもまずはメカミリだけの興味でしかない。歯車とピコピコの理屈は好きなのだろう。だが経済性や実現可能性、需要との合致についての理屈はない。社会の仕組みはまったく好きではないのだろう。**
だいたい理系カルトに詐欺のような欺瞞を見破る力があるかはさらに怪しい。原発事故でも「メルトダウンではないだす」「馬鹿は黙ってろ」といった位だ。
当時でも「フクシマでは何かありえない事態が起きている」ことは普通に理解できた。政府や電力会社はそれを正確には公表していないことも明白だった。
それを察知できずヨイショしていた連中である。文系的知識以前に、社会的感覚、あるいは世間知の欠如を伺わせるものだ。
そして権威主義なのでエラい人がいえば詐欺でも信じる。特に下層の航空宇宙クラスタは権威主義の塊である。自分よりもエラいクラスター構成要素が「宇宙開発に成功すれば巨万の富が」といえばそれを信じるだろう。上がチューリップが儲かるといえばチューリップを買う、万年青とウサギが儲かるといえば万年青とウサギを買う。その程度の連中である。
* もとの発言はこちらとこちらである。
** 大炎上中のMRJはやや異なる。一応はそろばんを弾いているからだ。ただし原油価格100ドルでなければ市場競争力はないだろう。今の原油価格ならブラジル製のほうがLCCは安い。
なぜなら今まで「できるできる」詐欺に引っかかり、それどころか片棒を担いできた経緯に反するからだ。
例えば次のような無邪気な発言である。(ここでは名前は秘す)*
近いこと思ったんだけど、「宇宙開発詐欺」って、むしろどんなことをすると宇宙クラスタがホイホイされるのか考えを聞いてみたいところなんだけど…実りのない実績のないことをやってると宇宙クラスタはあっさり離れるよ、机上の空論はそもそもお話にならないからね。
あと、宇宙クラスタは理屈っぽいことが好きなので、理論が破綻してるとあっさり詐欺だって見破られると思う、しかもそれなりに知識がないと語れないからね宇宙開発分野って。
これは理系カルトが詐術を見抜けなかったことと反している。今までの宇宙開発、航空開発、原子力政策の詐欺を見抜けず、むしろ詐術に加担してきた経緯と矛盾するものだ。
■ ロケット開発の詐欺性に言及しない
だが、もし本当に航空宇宙クラスタが賢いなら、なぜ日本の宇宙開発にある詐欺性に言及しないかは不思議なものだ。昔から商業的成功の見込みがあると嘘をついて開発するが、商業的に成功した例は皆無である。
例えばH-2や2Aをみればよい。ほとんどが国内官需である。最近になって民生分を2件受註しているがアリバイでしかない。だいたいロケットは補助金をぶち込んで飛ばしている。その点からすれば受注金額ではペイしないダンピングである。そこに商業的成功はない。
だが、それを宇宙屋は批判しなかった。それで食っている連中ならともかくとしよう。メシの食い上げだからだ。だが利害関係もない「宇宙クラスタは理屈っぽいことが好きなので、理論が破綻してるとあっさり詐欺だって見破られる」はずの連中はその詐欺性を指摘していない。
これは準天頂衛星も同じだ。需要があるから飛ばした衛星ではない。これは打ち上げを決めてから使い途を公募した経緯を思い出せばよい。補正信号を出すといった機能にしても地上波でのデファレンシャル等補正データ放送の普及で終わっている。
この無駄遣いも航空宇宙クラスタは何もいわなかった。目的と手段、コストと利益のロジックが破綻しているにもかかわらずヨイショしかしていない。
■ ヒコーキも同じ
これは航空機開発も同じだ。
F-2開発もヨイショしかしなかった。あれはF-16のコピーでしかない。もともと成功が保証されている空力モデルをそのまま流用しただけだからだ。いくら構造再計算しようがサイズを一回り大きくしようが変わらない。その能力もF-16そのものであった。ミサイル4発搭載なぞバッカニアでもトーネートでも実現した性能だ。それをさも強力無比であるように褒め称えた。
そして航空宇宙クラスタ連は「それならF-16買えばよい」とは一言もいわなかった。無駄遣いであることを理解できなかったか、無駄遣いの詐欺的事業でも国産ヒコーキだからと指摘しなかったかだ。
これはP-1/C-2も同じだ。P-1のようなドンガラに金を突っ込むべきではないとは誰もいわない。自主開発でもP-8の内臓を国産にすればよい点は指摘していない。C-2は能力不足ともいわない。本当に必要な機体はC-17なのだが、それを理解できないか、理解しても国産ヒコーキだから躊躇したのだろう。
■ 核燃料リサイクルも同じ
さらにいえば、その種の理系カルトは核燃料リサイクルも詐欺であると声を挙げていない。事業として破綻しているのに何もいわない。
ちなみに航空宇宙クラスタとやらは、かつては、あるいま今でも原子力をヨイショしている連中を含んでいる。
はたして「宇宙クラスタは理屈っぽいことが好きなので、理論が破綻してるとあっさり詐欺だって見破られる」のかは怪訝だ。
そ知識興味とやらもまずはメカミリだけの興味でしかない。歯車とピコピコの理屈は好きなのだろう。だが経済性や実現可能性、需要との合致についての理屈はない。社会の仕組みはまったく好きではないのだろう。**
だいたい理系カルトに詐欺のような欺瞞を見破る力があるかはさらに怪しい。原発事故でも「メルトダウンではないだす」「馬鹿は黙ってろ」といった位だ。
当時でも「フクシマでは何かありえない事態が起きている」ことは普通に理解できた。政府や電力会社はそれを正確には公表していないことも明白だった。
それを察知できずヨイショしていた連中である。文系的知識以前に、社会的感覚、あるいは世間知の欠如を伺わせるものだ。
そして権威主義なのでエラい人がいえば詐欺でも信じる。特に下層の航空宇宙クラスタは権威主義の塊である。自分よりもエラいクラスター構成要素が「宇宙開発に成功すれば巨万の富が」といえばそれを信じるだろう。上がチューリップが儲かるといえばチューリップを買う、万年青とウサギが儲かるといえば万年青とウサギを買う。その程度の連中である。
* もとの発言はこちらとこちらである。
** 大炎上中のMRJはやや異なる。一応はそろばんを弾いているからだ。ただし原油価格100ドルでなければ市場競争力はないだろう。今の原油価格ならブラジル製のほうがLCCは安い。
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Comment
No title
17:21
チャイカ
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このご指摘ですが、後知恵で詐欺と言うのは、如何でしょうか?
何故なら、日本がこの分野に力を入れざるを得なかったのは、第一次~二次石油危機で痛い目にあったからです。それに、先にも述べましたが、是は意図と能力の関係でもありますが、遠い将来に於ける『核の槍』への道も否定は出来ぬでしょう…。
今、その気がなく、また、必要でなくても、未来はどうなるかわかりません。その時、慌てふためいても遅いですから。
だったら、IAEAの枠内で、合法的に必要な核技術なり、なんなりを揃える。そして、必要な時に、別建ての宇宙ロケット技術等と統合し、装備化させる。相応の公的地位にある人なら、是くらいの事は考えるでしょう。ある意味、当然です。
しかし、その反面、日本はイランや北朝鮮と異なり、IAEAによる核施設への査察を妨害したり、非協力的な態度を取っておらず、緩和に至ったのも事実ですが。
また、日本の国産防衛装備開発をオリジンがない等と批判するのなら、途上国に於ける国産装備の振興はどうなりますか?
彼らは日本以上に政治や経済、技術的制約下にありますが、コピーやリバースエンジニアリングを行ってでも、懸命にその努力を行っているのが、現状です。
何故なら、祖国の独立、安寧や秩序の維持、そして、技術的、経済的飛躍のためにも…。
日本もこの路線を追求するのが、悪なのだろうか…。
22:11
gen
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育ちも悪いみたいだし。
Re: タイトルなし
00:29
文谷数重
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まともな理系の人は社会は科学的合理性だけで動いてないことを知ってるけど
カルト理系は科学的合理性やら科学的発展性と社会やその慣習が衝突すると、社会を怒るから
今まで放射性廃棄物出さない約束でやってたのに、「薄めれば環境基準だから」とかいいだす
嘘つきを擁護するあたり全くそれですよ
> なんで、理系を馬鹿にした立場を取る割に、教養無いんですか?
> 育ちも悪いみたいだし。
No title
09:52
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>祖国の独立、安寧や秩序の維持、そして、技術的、経済的飛躍のためにも…
原発推進に何の疑問も差し挟まない人は得てしてこういう大仰な「国益論」やら「エネルギー政策」を振り回すわけですけど、日本の「原発の父」正力松太郎が日本に原発を持ち込んだのは1950年代の話なんですがね。それも「第五福竜丸事件」の翌年に。
元内務警察官僚で読売新聞・日本テレビ社主。そういう理系でもなんでもない人間が、なんで原発みたいな、当時まだ誕生間もない巨大テクノロジーの塊を左右する立場に立てたのか。
こういう本↓でも読んでみてはいかがでしょう。
ttps://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA-%E6%AD%A3%E5%8A%9B-CIA-%E6%A9%9F%E5%AF%86%E6%96%87%E6%9B%B8%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%82%80%E6%98%AD%E5%92%8C%E8%A3%8F%E9%9D%A2%E5%8F%B2-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9C%89%E9%A6%AC-%E5%93%B2%E5%A4%AB/dp/4106102498
No title
10:58
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わたしは原発自体に反対ですけどね、そのことはひとまず措くとして、「第一次~二次石油危機で痛い目にあった」ことは、原発(軽水炉)推進の理由にはなったとしても、核燃サイクルや高速増殖炉には直接つながらないでしょうよ。
だいたい、オイルショックの起きた70年代当時はいざ知らず、90年代以降は高速増殖炉なんて、マトモな判断力があれば「無理な技術」って分かるだろうに。
>途上国に於ける国産装備の振興はどうなりますか?
米ロ中仏と日本以外に、戦闘機から輸送機・哨戒機・戦車・火砲・自走砲・小銃・機関銃・ミサイル・軍艦(護衛艦)・・・・・・・・こんなに何でもかんでも国産化しようとする国は見たことがありませんがねえ。
Re: No title
12:05
文谷数重
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これは00年ころからだと思う。95年末にお漏らしして、その改善が順調ではないことが徐々にわかり
別の事業だけど99年にバケツウランしたあたりからが駄目っぽいねかなと
で、311で逃げ出したあたりから「コイツらダメだ」かなと。
旧国鉄なんか無茶苦茶やっても事故からは逃げなかった。戦争中も戦死者だしても運航を続けたけど
電気屋は逃げ出すとか嘘をつくとかね
民主党政権で、菅さんが首相でよかったと思うよ
当時、足を引っ張った安倍だったら、電気屋のいうがままで何もできなかっただろうし
> >日本がこの分野に力を入れざるを得なかったのは、第一次~二次石油危機で痛い目にあったからです。
>
> わたしは原発自体に反対ですけどね、そのことはひとまず措くとして、「第一次~二次石油危機で痛い目にあった」ことは、原発(軽水炉)推進の理由にはなったとしても、核燃サイクルや高速増殖炉には直接つながらないでしょうよ。
>
> だいたい、オイルショックの起きた70年代当時はいざ知らず、90年代以降は高速増殖炉なんて、マトモな判断力があれば「無理な技術」って分かるだろうに。
>
> >途上国に於ける国産装備の振興はどうなりますか?
>
> 米ロ中仏と日本以外に、戦闘機から輸送機・哨戒機・戦車・火砲・自走砲・小銃・機関銃・ミサイル・軍艦(護衛艦)・・・・・・・・こんなに何でもかんでも国産化しようとする国は見たことがありませんがねえ。
12:32
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> 育ちも悪いみたいだし。
うむ、お理工さんらしい妄想と事実を取り違えた文章ですな
No title
22:54
チャイカ
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小生の投稿に対し、皆様方からのご指摘と原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書)と言う貴重な書籍のご紹介について、ありがとうございました。この本については、後日、地元の図書館で探してみたいと思います。
唯、日本は石油等のエネルギー資源を情勢不安定な中近東等の輸入に頼っています。最早、大々的な原発推進は難しいとしても、既存の原発の運営で、核技術の維持、発展を図りながら、エネルギー事情の緩和に繋げる事は必要ではないでしょうか?太陽光発電などは重要ですが、既にある資産を死蔵させるのは…。
また、皆様方の間で悪名高き高速増殖炉について、日本を除く西側世界は手を引きましたが、日中露印、四大国家は開発中です。中でも露はこの分野で世界最先端を走っており、ベロヤルスク原発にあるBN-800は、昨年11月から、商業運転を開始したと言います。(此処までウィキ参照)彼らは潤沢な化石燃料資源を有し、あの恐ろしいチェルノブイリ原発事故を経験したにも拘わらず、この分野に力を入れているのはこれ如何に?
>米ロ中仏と日本以外に、戦闘機から輸送機・哨戒機・戦車・火砲・自走砲・小銃・機関銃・ミサイル・軍艦(護衛艦)・・・・・・・・こんなに何でもかんでも国産化しようとする国は見たことがありませんがねえ。
MiNDEX CENTER(旧 MODLEX EXPORT CENTER)http://www.mindexcenter.ir/products/category
リンク先はイランの防衛産業で、その製品です。また、此処を見るとライセンス生産のT-72S(是はDIOが取り扱っていましたが)、国産のゾルファガールやカラールMBT。それにアザラフシュやサーエゲのような戦闘機はないですが、小は短銃から、大はモッジ級フリゲートまでラインアップされています。また、航空宇宙関連もF-4、5、14、MiG-29等の予備部品~輸送機のIRAN-140 (AN-140) 。それにSSMのFateh 110等まであります。
因みに小生は96年後半にイラン イスラム共和国国防省経由で、漸く同社と接触に成功。その後、約10年弱の間、時々アクセスし、先方のご好意にて、武器輸出カタログや価格表まで、提供して頂きました。その後、連絡が取れなくなりましたが、漸く、ネット上で、社名等が変更した同社のサイトを見つけることができました。
しかし、最初に届いた97年度のカタログでは、小火器~122mmのD-30牽引砲、装甲車、400トンクラスの小型輸送艦、それに航空機の予備部品や無人機レベルだったのですが、その後、年を追うごとに成長。今やIFV,SPG,フリゲートや輸送機のIRAN-140 (AN-140) 。それにSSMのFateh 110等まで対外供与が可能なまで、成長していますが。
尤も、彼等が此処まで行なったのは、イスラム革命とイラン イラク戦争の莫大な血の教訓などです。その気になれば、潤沢な石油と引き換えに、中国や北朝鮮から欲しいだけ、幾らでも、装備等を調達する事が可能にも拘わらず。
如何でしょうか?
No title
00:40
岩見浩造
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どうしてそういうボロ負け確定ワードを持ち出すのか。アホってつくづく謎ですね。
No title
07:24
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イランってあなた、経済制裁で武器の輸入もままならなかった国と、カネさえ積めば何でも輸入できる日本をゴッチャにしちゃいけないよ。
別に国産兵器が1つもあっちゃならない、なんて言うつもりはないけど、選択と集中ってものが必要なんじゃないの?
12:03
きらきら星
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装備の国産化施策そのものが問題なのではなくて、
「今の日本の」国産化施策がメリットが少なくてデメリットばかり沸いて出るから非難されているのでしょう。
チャイカさんも、もしご自分のお仕事で関わっておられる医療器材が、
値段がバカ高くて数も部品も揃わなくて、
何十年経ってもロクに改良もされないカスみたいな国産品ばかりだったらどう思われますか。
さすがに怒るでしょう。なんとかしろと苦言を呈するのではないですか?
No title
14:32
チャイカ
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唯、原発と核燃料サイクルや高速増殖炉等、核関連技術。そして、宇宙ロケット等の航空宇宙産業やその他の防衛関連技術。これ等について、技術論の観点から言えば、自分で試行錯誤しつつ、実践しなければ、決して、身に付かないし、進歩しません。
それにこれらの分野については『政治』が付いて回ります。おカネさえ出せば、欲しいだけ、無条件に最新の装備や技術が入手出来たり、その後も全面的な支援が受けられる訳ではないです。事実、経済的にある程度、恵まれ、日米欧との関係も浅からぬ台湾。その海軍の潜水艦調達は北京の妨害で、中々、進捗していませんし、イージスシステムやひびき型音響測定艦のSURTASS等も、日本側に供与が許されたものの、全面的な技術開示が行われていませんから。
また、世界一の石油を有し、イスラム教2大聖地、メッカとメディナの太守であるサウジアラビア。この国には、近年、人権問題等で批判の声もありますが、日本を含む西側も、中露側も、慎重に接しています。そして、その防衛・保安組織は潤沢なオイルマネー(近年は苦しい処もありますが…)で最新の装備をふんだんに有しています。しかし、11年にハリード将軍が軍備の70%は国産化できると発言、装備の国産化へと向かい始めていますが。(此処はウィキ参照)
他所でも述べましたが。選択と集中は必要なのは、否定しません。しかし、技術なり、何なりは自分で試行錯誤しつつ、実践しなければ、決して、身に付かないし、進歩もしない、是も事実ではないしょうか。それに国産化能力自体、海外から、装備や技術を導入する際の交渉手段などにもなりますが。
如何でしょうか?
No title
14:50
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そもそも、武器と電力だけ「国産」にこだわっても、いざという時どうにもなりませんよ。食料は?経済全般は?
アンバランスなだけ。
No title
12:58
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>試行錯誤しつつ実践
それで、失敗すればまたも国土が放射能まみれになるわけだが。福島第一より、高速増殖炉はもっと厳しいよ、なにしろ、水をかけて冷やす、というのが不可能なんだから。あそこにあったのがもし高速増殖炉だったら、真面目に日本破滅だったと思うんですがね。そんなリスクと、途方もない額の開発費をかけてまで、「試行錯誤」するのは、あまりに割に合わなすぎる。
武器に関して、先にも触れたように、1つも国産化するな、すべて輸入せよ、とは言わない。けれど、こんなに何でもかんでも多品種少量の国産化は異常です。国内での需要が充分ある、性能も輸入と同等程度が維持でき、価格も輸入より安い、とは言わないまでも極端には高くないものにかぎるべきでしょう。
イランのように、世界中から経済制裁を受けて自由に武器が輸入できない、しかも80年代まで戦争当事国(イライラ戦争)国と、日本を同一の基準で見るのは、明らかにおかしい。そのイランだって、対潜哨戒機や輸送機や潜水艦まで国産にしているかな?
No title
20:57
チャイカ
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確かに高速増殖炉は、そのリスクが高いし、是を自家薬籠中に出来なかった事から、日本を除く西側世界は手を引きました。
しかし、先に述べたように日中露印は開発中で、その中でも、潤沢な化石燃料資源を有し、あの恐ろしいチェルノブイリ原発事故を経験したにも拘わらず、露はこの分野で先頭に立っています。勿論、是は安全性とか経済性とは別次元のところで行われているとご指摘を受けましたが、それだけでは…。何故なら、フクシマ同様、あの恐ろしいチェルノブイリの後遺症は生半可な物では…。
とは言え、電力=エネルギーも、武器も、食料などと同様、戦略物資で、その供給を国外に頼る事は、弱みを抱える事になりませんか?
勿論、資源の乏しい日本ですから、全てを自前で賄うのは無理です。しかし、既存の原発等の運営で、核技術の維持、発展を図りながら、『緩和』する事は必要では?また、是は意図と能力の関係でもありますが、遠い将来に於ける『核の槍』への道も否定は出来ぬでしょうから。
>武器に関して、以下、略。
先にも延べましたが、あの世界には、『政治』が付きまといます。おカネさえ出せば、欲しいだけ、無条件に最新の装備や技術が入手出来たり、その後も全面的な支援が受けられる訳ではないです。その上、いざ、紛争が生じると、国連による武器禁輸他が課せられる場合も。
事実、イラン以外にも、台湾海軍の潜水艦等、その実例は少なくない。ですから、少なからぬ途上国が国産装備の充実等を目指しています。祖国の独立、安寧や秩序の維持、そして、技術的、経済的飛躍のためにも…。是は『悪』ではないし、必要な事では?
>イランだって、対潜哨戒機や輸送機や潜水艦まで国産にしているかな?
それから、先に挙げたイランのMiNDEX CENTERのAviation部門では、アントノフのAn-140をIRAN - 140としてライセンス生産し、対外供与に応じています。(http://www.mindexcenter.ir/product/iran-140-aircraft)そのバリエーションには、基本の旅客機型以外にも、海洋哨戒機や電子戦機型、radar patrol&Guidans型すら在ります。但し、これ等についてはまだ、第一線での運用を確認していませんが。
また、Marine部門でも、120トンの IS-120(Ghadir級)小型潜水艦(http://www.mindexcenter.ir/product/midget-submarine)を生産し、是も対外供与が可能です。それから、この会社のカタログにはないし、まだ対外供与にも応じていませんが、350-400 tonsのNahang級が存在しています。
最後に投稿文が長くなり、申し訳ございませんが…。
「誰が悪かった」"だけ"にしか見ない状況が
00:05
ブロガー(志望)
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100%の成功も100%の失敗もありますが、「これに関しては成功、別のこれに関しては失敗」というのは少なくありません。しかし「成功か失敗か」の2択"だけ"で、かつ「何が悪かった」かではなく「誰が悪かった」"だけ"にしか見ない状況(そういう人々の存在)が「失敗や問題点があっても、強弁してでもそれを認めない」を生む一因ではないかと思われます。
宇宙開発はアメリカがスペースシャトルでしくじり(打ち上げコストの大幅引き下げができず)、宇宙飛行士の送り込みはロシアに依存せざるを得ないようになりました。つまり「先を行く者のやり方が正しいとは限らず、先を行く者がしくじる可能性が一定以上ある」場合には後から入っていく事に意味があると思われます(現状では公金を入れないでやる事自体が困難かも)。航空機の場合はその割合はより小さく、戦闘機の場合は「価格の高騰と調達数の減少の悪循環」で既存のプレーヤーですら手を上げる可能性があるので(ロッキード・マーチンはF35で”儲かる”のか)、既存のプレーヤーに頑張ってもらうのが良いのかなと。後原子力に関しては核武装の影か付きまとう事が避けられないので、核保有国でもないと自由な研究ができないのではないかと思われます。
20:21
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↓こんなこと書いてる奴に、他人を非常識呼ばわりできる資格はないでしょうや
で、311で逃げ出したあたりから「コイツらダメだ」かなと。
旧国鉄なんか無茶苦茶やっても事故からは逃げなかった。戦争中も戦死者だしても運航を続けたけど
Re: タイトルなし
20:54
文谷数重
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金貰って仕事するってのはそれで死ぬこともあるってことだよ
みかじめ料とったヤクザはそのみかじめ料のために死ぬし
売春婦だって性病は伝染さないモラルがあるのに
電力会社はそれがないってことは、まあロクな商売じゃないってことだね
> 槍玉に上がっている理工バカにはいろいろ云いたいことは有るのですが、スミキンさんとその同調者は輪をかけてアホなせいで残念な感じになってますね
>
> ↓こんなこと書いてる奴に、他人を非常識呼ばわりできる資格はないでしょうや
> で、311で逃げ出したあたりから「コイツらダメだ」かなと。
> 旧国鉄なんか無茶苦茶やっても事故からは逃げなかった。戦争中も戦死者だしても運航を続けたけど
22:52
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それが故にある種の敬意と特権を与えられている(害毒でしかないヤクザですら)わけで、民間企業の一サラリーマンにすぎない連中に同レベルの事故犠牲を求めるのはお門違いというものです。
にも関わらず、自らの意思でその身をなげうった人は確かに尊敬に値します。が、それを他人に要求する、もしくは引き合いに出して他人を攻撃するのは、控えめに言って下衆です。
Re: タイトルなし
23:38
文谷数重
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事故を起こしたからスタコラサッサが許される商売はないですね
発電所や化学工場になんで自衛消防を作らなければならないかを考えりゃ分かるでしょ?
給料もらってるのに「民間企業の一サラリーマン」だから逃げるとかいい出すのは原子力屋だけでしょ
JOCでしたっけ? 逃げて全部消防にブン投げようとして「ふざけるな」になったのは
> ヤクザや兵士(含む自衛官)など、死ぬことも仕事のうちに入っている人は、特殊な存在ですね。
> それが故にある種の敬意と特権を与えられている(害毒でしかないヤクザですら)わけで、民間企業の一サラリーマンにすぎない連中に同レベルの事故犠牲を求めるのはお門違いというものです。
>
> にも関わらず、自らの意思でその身をなげうった人は確かに尊敬に値します。が、それを他人に要求する、もしくは引き合いに出して他人を攻撃するのは、控えめに言って下衆です。
No title
08:09
URL
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チェルノブイリは、旧ソ連ではあるがロシアではない。ウクライナだよ。
いずれにしても、事故が起きたら収束させる術がほとんどないような高速増殖炉を、ロシアや中国のような広大な国土の国ではなく、この狭い、地震の多い日本で作るのは、エネルギーの自給率がどうのこうのというメリットに対して、リスクがあまりに大きすぎる。
それから、何度も書くけれど、兵器と電気だけ国産化して実質的に意味あるの?「いざというとき」に、兵器が自前で製造できますと言ったって、原材料も燃料も輸入です。油切れで動かない戦艦をまた作るんですか?
イランは、石油は無論、鉄やアルミなど鉱物資源も豊富だし、食料自給率も高いんだよ。その国と同じことが日本にできるわけがない。
08:16
URL
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火災に突っ込むのが仕事の消防でさえ、生命が危険に曝されたら待避しますね。
Re: タイトルなし
08:25
文谷数重
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それが商売で職場放棄は許されないね
今まで高い電力料金ふんだくってきて、安全だと言ってきて職場放棄で逃げさせてくれはないよね
それは尸位素餐ってやつで、しかもお前の会社にその選択肢はないと菅首相に言われてすごすごが東京電力
> 事態が手に追えなくなり、死ぬリスクが収拾できる可能性に見あわなくなったら当然逃げますね、それらの人も。
> 火災に突っ込むのが仕事の消防でさえ、生命が危険に曝されたら待避しますね。
12:37
きらきら星
URL
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そんなもん地震や津波の頻発する狭い日本にポンポンこさえたらマズイって話になるんじゃないの。
「人柱」では無いのですから
19:54
ブロガー(志望)
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たとえ生命身体の危険を受け入れるにしても、「人柱」では無いのですから、そこに「犠牲はこれくらいで済む」といったそれなりの合理性が無ければなりません。原子力には他にはない「被爆」といった問題があったりするので、その「合理性」の範疇でやろうとすれば、「研究開発及びそれでないとできない用途に限る」で収まるかどうかではないかと思われます。それで前記以上の事に手を出した時点で、「当事者は手に負えなくなった時点で逃げる。周辺地域や住民、ひいては国民は"人柱"」というのが選択されたのではないかと。
後発電所や化学工場の自衛消防は「対象物が"特殊"で、かつそれを最も熟知しているのは普段から扱っている人間」だからではないかと思われます。自分はサリン事件に関して、化学兵器といったものは民間の医師の範疇ではないのではないかと思いました。例えば認知症といったものが軍の医療の範疇では無いように(疑わしければ民間の専門医に診せればよいし、民間の専門医の方が多様な症例を知っている)。
No title
17:14
被本塁打大王
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https://ja.wikipedia.org/wiki/CANDU%E7%82%89
さて、お理工さんの皆さんはどんな言い訳をするのかな?
まさか、「厄介なトリチウムが生じるから」なんて言わないよね。それを言ったらいちえふの汚染水はどうなる?(苦笑)
CANDU炉は
22:12
ブロガー(志望)
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軍事用と違い商用ではコストが重要なので、「高価な重水を冷却材として使う」事が引っかかったのではないかと思われます。CANDU炉は「転換炉」とされていますが、高速増殖炉でも「増殖」と言える程プルトニウムができるか疑問視する向きもあるようですが。核融合反応では中性子が大量発生するそうなので、核融合炉の周りに中性子の遮蔽も兼ねてウラン238を置けば「プルトニウムの低コストでの大量生産」ができるのかも知れませんが、核融合炉が実現できればプルトニウムなんかに用は無いのでは。
No title
16:52
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トリチウムについては、一時的なものと継続的なもの、環境全般と扱う作業員や機材の話
の違いというのもありますが、薄めりゃ無害はその通りです。
自然界に全く存在しないわけでもないです。
半減期が12年なので蓄積されないだけ
核融合炉は実現できれば(トリチウム・重水素反応でも)高速増殖炉以上のインパクトでしょうが
今やってるのは、実用化に向けてというよりもプラズマの挙動を実験で確かめる基礎実験の意味のほうが強いですから
だからロードマップは作ってるほうも当てにしてない。
実験結果が出ないとわからないから、難航したり前倒しになったりする
No title
16:59
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そもH2系列は、国産をうたってはいますがアメリカの技術導入から始まったラインですし基本的に最初から官需というか「技術試験衛星」的な名目の実用衛星を打ち上げるためのもの(実用衛星だと官需でも公開入札せよとなるからね)
食料は実際割高でも保護してますしね。
実態は農業票につながる農家保護と、これも名目じみてますが一応の説得力はある環境保全
最悪芋類なら自給できるみたいなのを農水省が出してたな。
究極のコモディティである穀物生産はある程度あきらめて輸入に頼らざるを得ない西ⓣも、そのための農業技術は確保したほうがいいのかなと
2017.08.20 16:52の名無し氏へ
19:25
被本塁打大王
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少なくとも、我々が生きているうちに核融合炉が実用化されることはまずなさそうですな。
>>一応建前でも核開発の野心はないということにしておくことと、重水を作るためのエネルギーコスト自体が膨大だということDすかね。
確かにCANDU炉って、軽水炉に比べて採用国が少ないですからね。重水製造コストの高さと核兵器開発の野心があると勘繰られたくないから?
余談ですが、「いちえふの汚染水からトリチウムを効率的に分離し、核融合炉研究に役立てる!」って宣言する野心的(?)な研究者の登場をひそかに期待しているんですが、全然出てこないんだよなあ。