- 2022 . 12 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 31
- » 2023 . 02
Category : 未分類
神保町の牛肉麺屋さん馬子禄。ハラル風の感じのお店。スゲーところを基準にすると、かの玉英堂の西、卑近な例だとカバンのレオマカラズヤの隣の件だけれども。
奥歯に挟まった言い方をすると半年以内に選択を迫られるのではないか?
なぜなら、今後は極端な伸びが期待できないからだ。
■ お客と店員比が気になる
まずは大繁盛していない点だ。開店初期は大行列があった。スープが切れたら終わりといって午後入ると閉まっていたと言われていた。
だが、今はそれはない。祝日前の2日夜7時ころは普通に空いている。本来なら繁盛時間だが店内も一杯ではない。だいたい10人いるかいないかだ。
対して店員は7人いた。シフト交代時の一時的剰員ならともかく、そうでなければ明らかに多い。1時間にお客は2.5回転するとしても、25人に7人は多い。宝石や不動産や高級時計を売るならともかく、ラーメンでそれは良好なコンディションではない。
■ 客単価が低い
客単価を低く抑えている点も大変革を予想させる。
メニューは事実上1種類のみ。牛肉麺で、日本語どおりに麺条を細麺にするか太麺にするか三角麺にするかだ。
オプションは牛肉追加とパクチー追加だけ。大盛りすらない。ちなみに牛肉追加は厚さ1ミリ、笹かまの半分サイズの牛肉ペラが4枚増えるだけ。隣のパクチー大盛りをみても山盛りではない。
サイドメニューはなし。ハラル=清真風なので酒はないのはともかく、ラムの串焼きもないし、ピザのような麺麭系、西アジア・ロシアを通じた餃子風もない。
まずは一人牛肉麺で880円しか払わない。一回牛肉追加をしても「この程度か」で二度と追加もしないだろう。これはもったいない。物珍しいので1500円2000円は払いそうなものだからだ。
■ 「もう一度」といった意欲も刺激していない
これはメニューの問題とも通じるが、通う意欲を刺激していない。このためリピータとなるべき客をリピータとしていない。
まず牛肉麺しかない上、味も一種なので違うメニューを攻略する気も起きない。もう少し格上だが、例えば咸亨酒店ならメニュー絨毯爆撃の意欲も湧く。だから結構通う。でも一種類ではそれも起きない。
また、お上品な感じもリピーターを作り難い。例えば、筆者のような関東労務層系の雑巾舌にあわせた味付けがない。もっと塩と油を入れないと肉体労働系志向には合わない。比較的同じ感じのお上品にしても、はるか昔のひと月前に『丸』の編集部があったとされる九段下の雲林坊なら麻も辣もある。
ハラル風なら羊骨のコッテリあたりを作ればいいのだが、それをしないのは残念なものだ。
■ 半年程度で決断があるのではないか
だから、半年以内に決断があるのではないかと見ている。直截言わずに遠回しにいうとそういうことだ。
ちなみに、食事としての評価は悪くない。美味しい部類に入るので不味くはない。別段に待たされることもない。値段も別に高くはない。筆者は汚くてもOKというか、汚いほうがたいがいは美味しいと感じているが、馬子禄は清潔である。
だが、店賃と人件費と原材料費と光熱費がペイしているかは厳しい。今四半期は開店時行列で空前の儲けだろうが、次期はどうなるかとみている。
その意味で行くなら今である。神保町の救世主を語るウザい老害になるには今のうちだ。印象に残る例なら火事で店を閉めた「てんや」。いわQの隣で「名前が気に食わないから行かない」と結構いわれていて潰れた、かのラーメン屋。だめそうで本当にダメ立った例なら、不味そうに見えながら中国人がバンバン入っているのを見て、もしかしたら美味しいのかと思い入ったらやっぱ不味くて最近、案の定に閉店した麺屋いそろく。それらをアトで関係者のいない歌舞伎町の小吃あたりで話の種にするように、念のために今のうちに行くべきだ。
まー、他にも話題にならない麻辣系の店があと一軒あって、これも順調に決心を迫られそうだなと思って観察している最中。ハズレだろうと思って入って、アタリではなかった。別に不味くも極端に高くもないのだが、店内雰囲気の異様さから一回いっても誰もリピートしない感じ。ちなみにこっちは美味くもない。それよりなによりは客を拒絶する雰囲気で、店員同士もなんというか、井上陽水で例えるなら氷の世界と言った感じ。その雰囲気を「おれ、アレな店いったことある」コレクションとしておくべき。ヒントは周恩来総理かな。
奥歯に挟まった言い方をすると半年以内に選択を迫られるのではないか?
なぜなら、今後は極端な伸びが期待できないからだ。
■ お客と店員比が気になる
まずは大繁盛していない点だ。開店初期は大行列があった。スープが切れたら終わりといって午後入ると閉まっていたと言われていた。
だが、今はそれはない。祝日前の2日夜7時ころは普通に空いている。本来なら繁盛時間だが店内も一杯ではない。だいたい10人いるかいないかだ。
対して店員は7人いた。シフト交代時の一時的剰員ならともかく、そうでなければ明らかに多い。1時間にお客は2.5回転するとしても、25人に7人は多い。宝石や不動産や高級時計を売るならともかく、ラーメンでそれは良好なコンディションではない。
■ 客単価が低い
客単価を低く抑えている点も大変革を予想させる。
メニューは事実上1種類のみ。牛肉麺で、日本語どおりに麺条を細麺にするか太麺にするか三角麺にするかだ。
オプションは牛肉追加とパクチー追加だけ。大盛りすらない。ちなみに牛肉追加は厚さ1ミリ、笹かまの半分サイズの牛肉ペラが4枚増えるだけ。隣のパクチー大盛りをみても山盛りではない。
サイドメニューはなし。ハラル=清真風なので酒はないのはともかく、ラムの串焼きもないし、ピザのような麺麭系、西アジア・ロシアを通じた餃子風もない。
まずは一人牛肉麺で880円しか払わない。一回牛肉追加をしても「この程度か」で二度と追加もしないだろう。これはもったいない。物珍しいので1500円2000円は払いそうなものだからだ。
■ 「もう一度」といった意欲も刺激していない
これはメニューの問題とも通じるが、通う意欲を刺激していない。このためリピータとなるべき客をリピータとしていない。
まず牛肉麺しかない上、味も一種なので違うメニューを攻略する気も起きない。もう少し格上だが、例えば咸亨酒店ならメニュー絨毯爆撃の意欲も湧く。だから結構通う。でも一種類ではそれも起きない。
また、お上品な感じもリピーターを作り難い。例えば、筆者のような関東労務層系の雑巾舌にあわせた味付けがない。もっと塩と油を入れないと肉体労働系志向には合わない。比較的同じ感じのお上品にしても、はるか昔のひと月前に『丸』の編集部があったとされる九段下の雲林坊なら麻も辣もある。
ハラル風なら羊骨のコッテリあたりを作ればいいのだが、それをしないのは残念なものだ。
■ 半年程度で決断があるのではないか
だから、半年以内に決断があるのではないかと見ている。直截言わずに遠回しにいうとそういうことだ。
ちなみに、食事としての評価は悪くない。美味しい部類に入るので不味くはない。別段に待たされることもない。値段も別に高くはない。筆者は汚くてもOKというか、汚いほうがたいがいは美味しいと感じているが、馬子禄は清潔である。
だが、店賃と人件費と原材料費と光熱費がペイしているかは厳しい。今四半期は開店時行列で空前の儲けだろうが、次期はどうなるかとみている。
その意味で行くなら今である。神保町の救世主を語るウザい老害になるには今のうちだ。印象に残る例なら火事で店を閉めた「てんや」。いわQの隣で「名前が気に食わないから行かない」と結構いわれていて潰れた、かのラーメン屋。だめそうで本当にダメ立った例なら、不味そうに見えながら中国人がバンバン入っているのを見て、もしかしたら美味しいのかと思い入ったらやっぱ不味くて最近、案の定に閉店した麺屋いそろく。それらをアトで関係者のいない歌舞伎町の小吃あたりで話の種にするように、念のために今のうちに行くべきだ。
まー、他にも話題にならない麻辣系の店があと一軒あって、これも順調に決心を迫られそうだなと思って観察している最中。ハズレだろうと思って入って、アタリではなかった。別に不味くも極端に高くもないのだが、店内雰囲気の異様さから一回いっても誰もリピートしない感じ。ちなみにこっちは美味くもない。それよりなによりは客を拒絶する雰囲気で、店員同士もなんというか、井上陽水で例えるなら氷の世界と言った感じ。その雰囲気を「おれ、アレな店いったことある」コレクションとしておくべき。ヒントは周恩来総理かな。
スポンサーサイト
Trackback
Comment