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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2018.06
08
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00:53
Category : 未分類
 考えるリスニングとやらを考えたヤツはどーかしている。

 日経「『考えるリスニング』に苦戦 大学入試プレテスト」では英語でチーム分けのルールを答えさせたという。
正答率が約3%と一番低かった設問では、チーム分けのルールを音声で聞き、4人の情報を文字で理解したうえで、どのチームになるかを考えさせた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31291340R00C18A6CR8000/


 これ、英語能力の検定力はあるのかね? 正答率3%は「英語を聞いて理解できる」とは無関係が窺えるものだ。英語だけがわかっても駄目である。そのうえでややこしいパズルを解くような問題である。

 日本語で金庫の開け方を効くようなものではないか。「最初に真鍮のダイヤルを左に回してリセットして右に52左に86右に22左に91で砲金の鍵を左に回しステンレスのロックハンドルを右に回す」みたいなものだ。経験がなければ日本語でわかっても駄目で、メモした上で実物の金庫を前にしてあれこれ試行錯誤をしてようやく理解できる。そのような中身だ。

 つまりはテストとして妥当ではない。日本語や思考力というよりも金庫を開けたことがあるかのチェックと記憶力があるかのテストでしかない。

 あるいは、英語の試験でピコピコのLANの設定を問題にするようなものだ。英語が聴取できても、インターネットの行儀作法が仮面舞踏会みたいな、紫式部がハイヤーでホワイトクリスマスみたいな話が理解できなければ意味はない。それは英語の試験ではない。

 チーム分けの問題はそのたぐいなのだろう。

 本来、外国語力と文脈の理解力は別個のものだ。

 それを一緒にするほうが誤っている。チェスの技能とボクシングの強さを一気に測定しようとチェスボクシングをしても駄目だ。どちらも不正確な結果しかできない。

 ちなみに、チェスボクシング的な駄目評価は航空・宇宙クラスター(自称)連の評論そのものである。技術的興味と経済性評価を分離して論じていない。技術的ヨイショの一点張りで経済性や実現可能性を考慮しない。だからどうしようもない内容となる。

 まずはチェスの指し方も知らないボンクラボクサーのようなものだ。それが拳闘一点張りでチェスボクシングをしている状況である。

 だから航空・宇宙クラスター(自称)連の将来見通しも盆暗となる。これはUS-2がインドに売れるとかH-2ロケットで日本は宇宙市場に参入できるといったかつての見通しがどうなったかを見れば明らかである。
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Comment

非公開コメント

できればスゴイのは確かだが・・・

 >日経「『考えるリスニング』に苦戦 大学入試プレテスト」では英語でチーム分けのルールを答えさせたという。

 まず、英語力がなければ問題そのものがわからないので、ヒント無しでクイズに答えるのに等しくなっちゃうのでヲレなんかは論外になる。
 
 問題が解けない理由が、英語力にあるのか思考能力にあるのかがは、このテストでは切り分けができないので、出来る奴ははスゴイでいいのだけど、出来なかった奴のどこが悪いのかかは読み取れない。

 英語が聞き取れて、なおかつ問題が解決出来るスーパー人材が求められているというのだけはわかったような気がする。
 



 

問題の内容を知らなければ判断できない

相撲を見たことも聞いたこともない外国の学者が、7勝7敗の力士と8勝6敗の力士の対戦で7勝7敗の力士の勝率が8割なのを見て、相撲に八百長が存在することを看破したように、正答率3%は低すぎるので、問題に何かあると思うのは当然ですし、自分も普通ならそう考えます。
ただ、現代の日本の状況からすると、正答率3%はあり得ると思います。
東大ロボの新井紀子さんが言っているように、今の子供、どころか本当は大人まで「文章が読めてない」「文脈が理解できない」「考える力がない」可能性があるからです。
詳しく書くと長くなるので、下記のURLを参照するか、独自で検索してください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20161114-00064079/
https://diamond.jp/articles/-/162743
実際に「文章が読めてない」「文脈が理解できない」「考える力がない」証拠はそこら中にあるし、直近の例としては「防衛費2倍なら中国に屈したほうがよい」の反論とか、コメントとか読めばわかるでしょう。
特に、
>GNP比2%の予算なんて無理だろうと言う意見に対して、
>「予算なんざ日銀が札を刷って国債を引き受ければ
>ナンボでも捻出できる。
>自国民から借金するぶんには将来踏み倒しても
>国は潰れやせんわ(意訳)」
>と、大真面目に堂々と主張する人がいます。
>「それで済むなら苦労はせんわ」と反論したら、
>「それで済むから苦労はせん(意訳)」
>というアンサーがつきました。
なんて、噴飯物です。
「英語の理解力」はしょうがないとしても、「文脈の理解力」は言葉を使っている限り英語も日本語も関係ないはずで、しかも日本語でこの程度なら母国語ではない英語では、推して知るべしでしょう。

もちろん「考える部分」が経験や専門知識が必要で、それを知らなければ解けない問題かもしれません。しかし、日本語で現在行われているリーディングスキルテスト(RST)の問題のレベルからして、特別難しいような問題が英語で出される様には思いません。
さすがに「文脈を理解し、考える力」を測るため、「多湖輝の頭の体操」レベルの問題を英訳してリスニングテストなんかに使うことはないと思いますし。

ただ、ネットで検索して実際どんな問題だったのか調べてみたけど、問題自体見つからなかったので、本当はどうかはわかりません。問題のレベルがわかれば、実際はどうなのかがわかるのですが。
だから、自分の話は憶測の域をでません。

てかさあ、本当に中国は日本に攻めてくるの?

自分ミリタリー趣味ないし、本当のことはよくわからないけど、中国は日本に攻めてくるのですかね?
自分が中国で、日本をやっつけたいと思うのなら、安倍政権を永らえさせ、国民がネトウヨ化して判断能力を無くし、現実の問題から目を背けさせて対処できなくして、自滅を待つけどなぁ。
あと、適当に挑発すれば、勝手に日本がファビョって、訳わからんことして、自分で自分の首を絞めてくれるから、本当にからかいがいのある相手だと思うよ

逆に、日本が中国に攻めにく気がする。たとえとして、生活に困窮した人がコンビニで万引きするように。
問題が、国内の自力で解決できなく、二進も三進もいかないと、イチかバチかの賭けに出るしかないから。
そこまでしなくても、核開発して中国を脅して、弐代目北朝鮮(東朝鮮)を襲名して、世界から「ならず者国家」の指定される気がするし、日本がそれを望んでいるようにしか思えない。

まあ、素人のたわごとですね。

No title

>相撲を見たことも聞いたこともない外国の学者が、7勝7敗の力士と8勝6敗の力士の対戦で7勝7敗の力士の勝率が8割なのを見て、相撲に八百長が存在することを看破したように、正答率3%は低すぎるので、問題に何かあると思うのは当然ですし、自分も普通ならそう考えます。

例えに出したものに突っ込むのは野暮だとおもいますが。
消化試合とガチの試合で選手のモチベーションに差があるのは普通なのでその学者はかなりのアホだと思います。
なんぼ何でもスポーツの常識くらい身に着けてから分析せんと。
勝敗が己の位にもファイトマネーにも影響しない状況ならあからさまに手を抜くのは割と普通です。
野球だと甲子園ならいざ知らずプロの世界で20対1の点差で負けてる状況でリリーフエース投入して勝ちにいくなんてことはないわけで。
でもそれを八百長扱いされることはまずないわけで。
「全試合全力で勝ちに行く」とか「プロレスラーはどんな状況でも勝負を受ける」なんてのはタダのファンサービスであって実際やる馬鹿いないですよ。
前者は先ず優勝できませんし、後者は警察に捕まるのがオチです。

No title

> 消化試合とガチの試合で選手のモチベーションに差があるのは普通なのでその学者はかなりのアホだと思います。

しらさん、その学者の母国にもスポーツはあるはず。で、消化試合とガチの試合で選手のモチベーションに差があるのこともその学者は認識しいているはず。ただ、7勝7敗の力士の勝率が8割というのは高過ぎるので八百長の存在を見抜いたとも考えられるのでは?

まあ、実際の八百長はより巧妙に仕組まれていたようですが。

No title

本来の勝率を48%としているのでまあ「ないわ」と<スポーツを知っている。

ザックリ言うと相撲の制度から逆算すると勝ち越しが決まっている力士からすれば勝った時の報酬はゼロで勝ち越しできるかどうかの力士が勝った時の報酬は100万と。
怪我のリスクをおってまで無報酬で全力で仕事する奴います?まあいてもいいですが、優勝とは縁遠いボランティアですね。
普通は次を考えて手をぬきます。
まあこの状況なら不正を行う奴もいるでしょうがね。
ボクシングのように一試合ごとの間隔が長いなら兎も角、連戦前提なら手を抜くのは普通です。
止めたかったら一試合ごとにファイトマネーを払う形式に改めるべきでしょうね。

あらゆるスポーツで選手はそのスポーツに適応して少ないリスクでより多くの報酬を得ようとします。
スポーツ選手の全力は身を削るのが前提ですし、体は一つしかありません。
全てに全力なんて甲子園くらいのもんです。
八百長?を防ぐにはルール状で何らかの措置を取るべきで、不正だなんだというのはアホらしい話です。

選手のモチベーション

そういう所が八百長の入り口だとみんな想像するわけで……
大相撲協会は絶対に認めない理屈じゃないかな

そんなに力説したいなら元の学者さんの話題があるところでした方が有益でしょう

No title

> そういう所が八百長の入り口だとみんな想像するわけで……
> 大相撲協会は絶対に認めない理屈じゃないかな

2018.06.13 19:50の名無しさん、相撲協会も「千秋楽は7勝7敗同士の対戦カードを組む」等の対策は取ってますよ。で、八百長に関与した力士たちは引退勧告(勧告に従わねば解雇)するなど、厳正な処分を下しました(ただし、三役クラスの大物はなぜかいなかったw)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%9B%B8%E6%92%B2%E5%85%AB%E7%99%BE%E9%95%B7%E5%95%8F%E9%A1%8C

で、wikiを読んで今気づきましたが、文谷氏のいう「外国の学者」って、シカゴ大のスティーヴン・レヴィットだったんですね。いろんな意味で「ヤバい」経済学者じゃないですかw

「ヤベーイ!経済学!」そして「ノアだけはガチ!」

本筋の前振りでしかない話に、元ネタ知らない上に一々突っ込むのは本当に野暮だと思います。
このネタ元は昔ベストセラーになり、その後ドキュメンタリー映画にもなった「ヤバい経済学」で、当時けっこう話題になり、自分も読みました。
詳しくは検索するなり、下記のURLを参照してください。
町山智浩 確かにヤバかった!ヤバい経済学の映画化「フリーコノミクス・ザ・ムービー」 2010924
https://www.youtube.com/watch?v=eQCu2hhlTD4
アメリカから見た大相撲八百長(日経ビジネス。途中まで)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110222/218548/
相撲 八百長 「ヤバい経済学」より
http://www.dailymotion.com/video/xiflx5
本の元となった論文(英文)
http://pricetheory.uchicago.edu/levitt/Papers/DugganLevitt2002.pdf
おまけ
この人は、「八百長」ではなく日本人伝統の「助け合い」「互助の精神」であり、それを証明するため独自で計算してます。
http://blogos.com/article/5618/?p=1

詳しく知るなら、本を買うなり、ただで済ますなら英文の論文を読むなりしたらいいですよ。

ただ、そもそも論として、本当に「大相撲はガチ」だと思ってるんですか。日本人の多くは「大相撲に八百長がない」と信じていると思いますか。
自分の周りだと、7勝7敗の力士と8勝6敗の力士が対戦したら、7勝7敗の力士が8割がた勝つどころか「100%勝つ」と思ってますよ。
「ヤバい経済学」で「相撲に八百長がある」って話が出たとき、日本では「そんな馬鹿な!信じられない!」という反応ではなく、「やっぱそうだよね」という、それでもどちらかというと軽い反応でしたよ。

本はヤフオクで売っちゃったので、手元にないですが、覚えている限りだと、次に同じ組み合わせで対戦した時、前に負けた力士が勝つし、八百長騒動が持ち上がった直近の場所では7勝7敗の力士と8勝6敗の力士が対戦したら、なぜか8割にならず、普通に計算した通りの勝率になるようです。
まあ、ありえない数字の偏りだとしても、あくまでも「インチキとか不正の介入がない」と力説するなら、これ以上自分から何か言う気もないから、まあそれでいいと思います。
だって、自分はこの本のこと信じていますが、この説自体は自分がオリジナルではなく、本の著者であるので、反論はそちらに言ってほしいと思いますし、数字の偏りだってそもそも偶然というのもあるますしね。サイコロ三つ振って全部一の目が出る確率は216分の1で、百回に一回が当たるガチャで2回続けて当たる確率は一万分の一だとしても、無い訳じゃないからさ。
「ヤバい経済学」の動画であるように、八百長を告発した二人が、同じ日に同じ病院で同じ症状で亡くなってるけど、あくまで病死で警察は事件性なしだもんね。