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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2011.10
19
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13:00
Category : 有職故実
 チョット昔、昭和40年代くらいの古新聞で見つけた話なんだけど。当時、カメラは不況カルテルが認められていて、再販制度、つまり末端価格が決まっていたらしい。本やCDのように値引きなしで、高い価格が設定されていたわけだ。
 でも、不況カルテルは国内でしか通用しない制度。自国に保護すべきカメラ・メーカがなければ、カメラなんか自由競争価格で、ドンドン値引きされている。
 日本国内でカメラは不況カルテルで再販価格が維持されていた。不況カルテル以降にもその影響で、日本国内では値段が高止まりしている。

 カメラは国産品でありながら、外国では安く、国内では安い。そうなるとどうなる? 国産品ニコンやキャノンであっても、海外から逆輸入するようになる。

 それを、ホンコンカメラ、と読んだらしい。

 ただし、当時はカメラの大量輸入はできなかったはず。外貨割当制度(今はない)と輸入割当制度(いまでもある)が厳しい。個人規模で小規模に輸入したのか。あるいは、ビジネス客や観光客に移入を以来したのだろうか。そこらへんがわからない。
 とはいえ、国内に日本製カメラが逆輸入されるようになった。それも、それなりの数が還流した様子である。それが、カルテルやカルテル体質にに影響を与えたらしい。

 カルテル体質の隙をついたのが、カメラ量販店だったようだ。淀橋カメラとかサクラ屋カメラ、ビックカメラ、あとサンゴーカメラの類は、カメラの不況カルテル前後に発展している。固定価格が終わったときも、市中のカメラ屋さんは値引きに鈍い。そこに、安売りを武器に発展したのが、当時のカメラ量販店、今の家電量販店なのだろう。

 しかし、このホンコンカメラ。ググッてもでてこない。新聞で見つけたほかには、社史で一回、眼にした程度。当時の経済誌とかカメラ雑誌あたりを探せば出てくるのかねえ。不況カルテルは、カメラと一緒に検索すると、少し出てくるんだけどね。

 なんにしても、不完全な話だから。ホンコンカメラとか、不況カルテルとか、家電量販店との関係は100%信用しないでね。
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