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- » 2023 . 07
Category : 未分類
9月から溜まりっぱなしの雑誌記事を読んでいる。家では逃げる理由が立つので読めない。だから他出する。木曜、土曜にファミレスで3時間半づつ、日曜は午前はコメダ、午後はロイホ、深夜はデニーズでだいたい合計10時間程度長っ尻をした。関東労務層だからファミレスメシは少ない。夜飯くらいは最適のチャーシュ力でブッチャー辛味噌でもガッツリ食おうかと考えてたのに終わらないので食いでのない食事になった。それでも未読はまた3割くらい残っている。
これは去年のGW以来の一括処理。余子道先生の抗日戦記事50本くらいとほかにも解放戦争での上海経済封鎖、蒋幇の大陸反攻関連記事で丸々一週間が潰れた件以来。解放戦争も蒋幇も記事にそう書いてあるからそのまま使う。一般的には国共内戦とか国府、台北あるいは蒋介石一味か。
その中で『抗日戦争研究』(2018年2期)に民国の武器制定記事を発見した。高翔「1928-1935 国軍陸軍制式武器的選定」がそれ。
最初はフランス系を多用するつもりだった。機関銃は重軽対空全部ホチキス、迫撃砲はストークスと仏式。独式は小銃と8ミリ弾くらい。モーゼル小銃は普及していたし8ミリ弾は日軍の6.5ミリよりも偉いからそれだけ残った。あと平射砲は聞いたことないオーストリアのベーラー44ミリ砲、BohlerだけどググるとOにウムラウトが付いてるからベーラーでいいと思う。
それが後に変わる。まずコルト、ビッカーズ、ボフォースや仏式でもスナイダーが入る。そして後にはドイツ軍事顧問の影響がでる。
だが、軽機関銃はチェコ機銃ZB26を選んだ。
別の記事なんかではコピー生産の結果とされる。各地で勝手に模倣していたやつだが評判が良くて採用したようなことが書いてある。
この記事にはその後も示されている。「正規に5000丁を輸入したら生産指導がついてきた。公差の提示、無条件生産を認めてくれた」とのことだ。相当に太っ腹なことだ。
そして民国はZB26で軽機では日本を圧倒できた。それからすれば、この正規ルートの輸入は民国の戦況を多少なりとも救った救国契約なのだろう。なんせZB26は現地日本軍が欲しがるほどの武器であった。
まあ、読んでいるといくつかのタネは見つかる。海軍工程学院学報の記事で示唆を得たのでチョット調べて、誰も言っていなければ急いで記事化して雑誌に載っけてくれと頼むことにする。多分、その骨格を作るのにウンウン3-4日悩むのだけれども。
これは去年のGW以来の一括処理。余子道先生の抗日戦記事50本くらいとほかにも解放戦争での上海経済封鎖、蒋幇の大陸反攻関連記事で丸々一週間が潰れた件以来。解放戦争も蒋幇も記事にそう書いてあるからそのまま使う。一般的には国共内戦とか国府、台北あるいは蒋介石一味か。
その中で『抗日戦争研究』(2018年2期)に民国の武器制定記事を発見した。高翔「1928-1935 国軍陸軍制式武器的選定」がそれ。
最初はフランス系を多用するつもりだった。機関銃は重軽対空全部ホチキス、迫撃砲はストークスと仏式。独式は小銃と8ミリ弾くらい。モーゼル小銃は普及していたし8ミリ弾は日軍の6.5ミリよりも偉いからそれだけ残った。あと平射砲は聞いたことないオーストリアのベーラー44ミリ砲、BohlerだけどググるとOにウムラウトが付いてるからベーラーでいいと思う。
それが後に変わる。まずコルト、ビッカーズ、ボフォースや仏式でもスナイダーが入る。そして後にはドイツ軍事顧問の影響がでる。
だが、軽機関銃はチェコ機銃ZB26を選んだ。
別の記事なんかではコピー生産の結果とされる。各地で勝手に模倣していたやつだが評判が良くて採用したようなことが書いてある。
この記事にはその後も示されている。「正規に5000丁を輸入したら生産指導がついてきた。公差の提示、無条件生産を認めてくれた」とのことだ。相当に太っ腹なことだ。
そして民国はZB26で軽機では日本を圧倒できた。それからすれば、この正規ルートの輸入は民国の戦況を多少なりとも救った救国契約なのだろう。なんせZB26は現地日本軍が欲しがるほどの武器であった。
まあ、読んでいるといくつかのタネは見つかる。海軍工程学院学報の記事で示唆を得たのでチョット調べて、誰も言っていなければ急いで記事化して雑誌に載っけてくれと頼むことにする。多分、その骨格を作るのにウンウン3-4日悩むのだけれども。
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Comment
No title
10:46
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ベーラー44mmというと、イタリア軍が使用していた47mm砲のファミリーかなんかでしょうかね。ネットでちょこちょこ調べると47mm砲そのものを使っているという話もあるにはあるので、あるいは44mm自体が誤記かもと推測してしまいます。
No title
20:53
KU
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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54523
>沖縄離島を軍事要塞化する「南西シフト」が進行 辺野古埋め立て承認撤回を国が効力停止の裏で
http://dot.asahi.com/wa/2018103000012.html
いくら重武装化しても、島だし周りを塞がれたら、それまでですよねorz。
>「体罰」を禁じることで若者の暴力性が劇的に減少することが88カ国40万人を調査した研究で示される
http://gigazine.net/news/20181030-ban-spanking-less-violent/
No title
22:32
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Re: No title
23:06
文谷数重
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で、それを各地で違法コピーしたけどモノが機関銃だからまともに動かない
一番いいといわれた天津の造船所のコピーでもオリジナルには及ばないから制式購入なんでしょうね
> コピー生産された事が正式導入の切っ掛けならZB26軽機関銃そのものはどこからもたらされたのだろうか
No title
00:34
ガネット
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相手が6.5ミリのポンコツ機関銃なら楽でしょうね。
No title
21:26
KU
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http://trafficnews.jp/post/81891
イメージイラストから、どれだけ変更されることやら。
No title
03:47
YJM
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抗日戦争研究でぐぐると
史桂芳(熟女ですけど)
http://www.1937china.com/xsyj/xzfc/20160906/25740.shtml
以下、一部抜粋
中国における日中戦争研究について 史桂芳 2010 年 12 月 10 日
http://www.law.osaka-u.ac.jp/c-forum/box2/dp2010-19shiguifang.pdf
大阪大学・法学研究科・外国人招へい研究員(中国首都師範大学・歴史学院・教授)
中国では長い間,中国近代史研究は中国共産党史と同義であり,抗日戦争も中国共産党史・中国革命史の
一部分と考えられていました。
主たる研究内容は,中国共産党は如何にして敵の背後でゲリラ戦を遂行して抗日根拠地を建設したのか,
国民党の妥協的な傾向と闘いながら,中国共産党は如何にして抗日戦争を指導し,
抗戦の勝利を獲得したのかというものでした。
1978 年末の中国共産党の 11 期 3 中全会以降,中国の学術界は新たな局面を迎えました。
1985年の抗日戦争勝利40周年を契機として研究のブームが起こりました。
研究の視角は共産党史の枠組から中国近代史の枠組に変わり,
中国における日中戦争の研究は新たな研究成果を収めることになりました。
Ⅰ.中日戦争についての新視点
1985 年以来,中国における抗日戦争は新たな段階を迎えましたが,
全体から言えば,以下の 6 つの新視点に注目すべきであると考えます。
第一に民族性について。かつての国内の共産党と国民党の階級闘争の視角は
民族の視角に変わりました。
すなわち,これまでの抗日戦争については,中国共産党の正しさと偉大さを証明するために,
研究は抗日根拠地を中心に,敵後の根拠地の建設,八路軍・新四軍の闘争だけ強調し,
国民党の正面の戦場における抗日闘争にはほとんど言及しませんでした。
1985 年以降,国民政府と国民党の軍隊は肯定的に評価されるようになり,
抗日戦争の全民族性が強調されるようになりました。
全民族の抗戦として,海外華僑の国内抗戦の援助,少数民族の抗戦,民族ブルジョアの資金提供なども
抗日戦争研究の視野に入るようになりました。
第二に国民党の抗戦の積極性について。
第三に世界性について。
中国の戦場で 100 万人の日本の軍隊が存在しましたが,それは連合国のヨーロッパと太平洋
戦場に対する支援でもあります。
Ⅲ.中国における抗日戦争研究機構について
また中国抗日戦争史学会は毎年シンポジウムを開催しています。さらに2007年から,2年ごとに台湾方
面とともに海峡両岸抗日戦争シンポジウムを開催しており,すでに北京で 2 回開催していますが,将来,
台湾で開くことを計画中しています。
Ⅳ.今後の研究の発展について
中国の近代化と関連づけた研究が望まれます。戦争は中国の近代化を破壊する一方,
西南,西北で近代化を促しました。
それに引き換え
日本の文系さんの政治的偏向は