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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
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2019.02
09
CM:11
TB:0
13:29
Category : 未分類
 空は誰にも所有されない。支配できないからだ。柵で囲障し他人の利用を排除しようとしてもできないのでそうなる。

 だから飛行機は他人の土地の上を飛べる。自衛隊基地や在日米軍施設も含めてそうだ。危険性が生じる飛行場周辺でもなければ基本は自由往来だ。

 ドローンも同じだ。今でも他人の敷地や家屋の上も自由に飛べる。危険性がある場合にのみ規制を受ける。住宅密集地や飛行場のたぐいである。


■ (未使用の荒地をふくめて)自衛隊上空聖域論

 だが、それを承知できていない主張がある。ドローンの自衛隊・駐留軍敷地上空の通過を禁止する意見であり、それへの反対論への反論である。

 特にCHINさんの意見は興味深い。なぜなら従来の法的切り分けをまったく踏まえていない上、感情的なマスゴミ批判とも結合しているためだ。

chin@chin_1stLT
正気を疑うレベルの話だなw
そんなに知る権利が大事なら、各社の社長や編集局長のデスクを俯瞰からライブ映像で常時流してよ
知りたいから

産経ニュース@Sankei_news
新聞協会がドローン規制法改正案に反対申し入れ
https://www.sankei.com/life/news/190208/lif1902080053-n1.html …

 →自衛隊や在日米軍施設上空の飛行禁止を盛り込む方針に反対。

https://twitter.com/chin_1stLT/status/1093840303226683392




■ 飛行機・民地・屋内との比較ができていないCHINさんの主張

 このCHINさんによる新聞協会の主張への反論は興味深い。本来の改正案にある問題点に全く気づいていない。また屋外活動の撮影と屋内活動の撮影を同一視しているからだ。

 それでいながら新聞協会の反対申し入れをマスコミのわがままであり、自衛隊の聖域性は自明といった視点で断じているのはどうかしている。もちろんCHINさんのように失礼な「正気を疑う」(CHIN)をいった表現は使うつもりはない。だが、婉曲的に言えばCHINさんには何かが不足しているのではないかと疑いを持つものだ。

 まず禁止案には飛行機と切り分けする理由がない。飛行機は自衛隊や在日米軍施設上空の飛行できる。それなのにドローンは飛んではいけない。そのような問題の存在を理解せずに新聞協会を批判している。もちろん「正気を疑う」(CHIN)と失礼なことは言わないが(以下略)である。

 また、その他の官地や民地との切り分けの理由もない。国会、裁判所、各省庁、地方自治体、民間が保有する土地と建物の上をドローンは飛べる。だが自衛隊や在日米軍施設の上空は飛んではならないといった理由は立ち難い。それも気づかずに新聞協会を批判している。やはりCHINさんの言う「正気を疑う」(CHIN)といわないが(以下略)である。

 そして、屋内と屋外の区別もついていない。自衛隊の屋外活動の撮影と民間の屋内での活動撮影を同一視している。屋外活動は撮影自由である。敷地外や上空から自由に撮影してよい。だが屋内はそうではない。そもそも撮影のため家屋に入るには許可が必要である。それも分けられずに新聞協会を批判している。これも「正気を疑う」(CHIN)とは言わないが(以下略)である。


■ マスゴミ批判と自衛隊ヨイショのコンプレックス

 そしてCHINさんは新聞協会に反論をしたつもりで悦に入っている。「そんなに知る権利が大事なら、各社の社長や編集局長のデスクを俯瞰からライブ映像で常時流してよ知りたいから」で新聞協会の主張を打ち砕けたつもりでいる。「彼らは自己撞着している」と論破したと考えているご様子だ。

 だが、それは法改正案にある問題点に対して盲目であり、また屋外活動の公然性と屋内が持つ権利を同一視する誤りを犯している。つまりCHINさんの反論はむしろご自身の見識の水準を示すものとなってしまっている。

 マスゴミ批判と自衛隊ヨイショの複合感染の内実はこの程度だということだ。

 あるいはCHINさんがお気に入りのガルパンやら少女戦記やら中村桜のファンの中身も窺えるかもしれない。

 あの手のファンもマスゴミ批判と自衛隊ヨイショと相性が良い。それからすれば、そのファン連の中身もCHINさんと同じように飛行機とドローン、自衛隊用地とそのほか官地民地に差をつける不自然を理解できず、屋外撮影と屋内撮影を同一視する程度ではないかと心配するものだ。
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Comment

非公開コメント

No title

小型無人機等飛行禁止法によると現行制度でも国会や中央省庁なんかは少なくとも許可が無い限りは飛べないように読めます。その類推で言えば防衛施設敷地上空及び周辺のドローン飛行は許可制までは有りだという理屈も成立しえるのでは。

でも自衛隊や在日米軍が防衛機密を政治利用する事への懸念自体は真っ当だと思いますね。本当の意味での防衛機密が漏れる可能性があるわけではないけど不許可にされる事態は容易に想像できますし。自衛官の命ガーっていうのの一方で南スーダン派遣がらみやあるいは護衛艦でのいじめ関連だとかそんなとこまで防衛機密が出てくるのはどう考えるんだそっちの方が自己撞着してないかっていう問題意識の持ちようはあるわけで。

あの界隈にとっては安全保障も萌えアニメと同レベルの消費財なんでしょう。

No title

>パキスタンに空母売却?中国の最終目標は何か

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55469

今の中国の勢いなら、すぐにアメリカを追い越しそうですけど。

>あるいはCHINさんがお気に入りのガルパンやら少女戦記やら中村桜のファンの中身も窺えるかもしれない。

ある個人のコメントに対し、そのコメントとは無関係な人まで巻き込んだ主張をするあたり、中身の程度が窺えますな。

Re: タイトルなし

> >あるいはCHINさんがお気に入りのガルパンやら少女戦記やら中村桜のファンの中身も窺えるかもしれない。
>
> ある個人のコメントに対し、そのコメントとは無関係な人まで巻き込んだ主張をするあたり、中身の程度が窺えますな。


CHINさんの気持ち悪いまでの自衛隊ヨイショとマスゴミ批判は好適なサンプルだからね
「自衛隊敷地は神聖にして犯すべからず」と「マスコミは家屋の室内のプライバシーも提供しろ」はまったくそれ
ガルパンやら少女戦記やら中村桜のファンの中身はあんなもんだし

まあ、連中はまたゼロ戦詐欺のあとで軽戦車詐欺にも引っかかるのではあるまいかと

No title

ジェネリック佐藤大輔な「幼女戦記」好きな人というか、もっと言うなら佐藤大輔の小説が好きな人は、「この世は弱肉強食だからパワーポリティクスこそが真実で、軍隊と官僚を批判する奴は非国民」みたいな視野の狭い"エセリアリズム"に感化されやすい人普通に多いと思うよ
(歴史オタクなりたてが陥りがちな穴でもあるけど)

Re: No title

佐藤大輔インスパイヤは結構いますよねえ
「乾いた笑い」みたいなここ20年で手垢がつきまくった表現を振り回すのはだいたいそれで


> ジェネリック佐藤大輔な「幼女戦記」好きな人というか、もっと言うなら佐藤大輔の小説が好きな人は、「この世は弱肉強食だからパワーポリティクスこそが真実で、軍隊と官僚を批判する奴は非国民」みたいな視野の狭い"エセリアリズム"に感化されやすい人普通に多いと思うよ
> (歴史オタクなりたてが陥りがちな穴でもあるけど)

アニメアイコンのネトウヨには幼女戦記のターニャはどてらい奴・・・なのか?

やっぱ幼女戦記が大好きな奴って、主人公のターニャを合理主義者の現実主義者で、博学で智略にたけた傑物とか、思ってんだろうか?

ただね、ターニャの目的って、軍隊で出世して後方支援で「悠々自適の生活を送る」でしょ。
はっきり言って、そんなやり方では、いくら出世しようが「悠々自適の生活を送る」ことなんて、できやしねーよ。
本当の「悠々自適の生活を送る」方法は、古くはカール・マルクスが言うように、最近はトマ・ピケティが証明したように、資本家・投資家・資産家になって、働くことしか取り柄のない労働者を安い賃金でこき使い、それで生み出される余剰価値を搾取して、不労所得で生活することと、古今東西相場が決まっている。
だから、何も持たない孤児の幼女として転生し、生活のため職業軍人になるのはしょうがないとして、しかしそこから出世すれば悠々自適に生活できると考えている時点で、自分に言わせたら既に終わってると思うよ。
いくら勉強しようが、いくら出世しようが、他人様に使われている時点で、いわゆる上級な人間に搾取されるだけなんだから。
だいたいさ、自らの労働力の生産性を上げるため、シカゴ学派かなんか知らないが、あれだけ勉強して努力してる人間が、なんで「資本家になって不労所得を得る」ことを考えないなんて、あり得るんかね。
いったい、今まで何勉強してたんだよと思うよ。

それに、前世の時、無能社員をいびっていたけど、ホント心底「何様のつもりだよ!」と思ったよ。会社の損害がどうとか言ってたけど、お前も一介の雇われリーマンだろ。会社がどうのこうの言いたかったら、まず「代表権」を持つ「役員」になってから言えよな。「代表権」がないのに、会社の代表面するなよ。
こんな話に納得する奴って、一番偉くても上級執行役員止まりだった田端信太郎なんかをありがたがるんだろうな。マジで底が知れるよ。
だから、自分から見たターニャ像は、どう見ても意識高い系の賢ぶりっ子で、勉強はしているんだろうが、肝心なところはまるでわかってない馬鹿にしか見えないが、どうよ?

あと、中村桜のファンはちゃんと出演作のアニメの円盤やゲームソフトを買っているんだろうか?
言っとくけど、ガルパンのちょい役や流鏑馬だけでなく、OVAやゲームを中心に声優として、主役・準主役で活躍してるんだら、ファンを名乗る以上は全部買えよな。
まあ、ファンの名乗るぐらいだから、出演作のゲームやアニメはどれなのかは、当然知ってるわな。

Re: アニメアイコンのネトウヨには幼女戦記のターニャはどてらい奴・・・なのか?

幼女戦記は観てないのですけど、後方支援の管理職配置で悠々自適ってないですねえ。どこまでやっても仕事は終わらないから部隊のほうが全然ラクという。後方支援も現業はまた違いますけど。


> やっぱ幼女戦記が大好きな奴って、主人公のターニャを合理主義者の現実主義者で、博学で智略にたけた傑物とか、思ってんだろうか?
>
> ただね、ターニャの目的って、軍隊で出世して後方支援で「悠々自適の生活を送る」でしょ。
> はっきり言って、そんなやり方では、いくら出世しようが「悠々自適の生活を送る」ことなんて、できやしねーよ。
> 本当の「悠々自適の生活を送る」方法は、古くはカール・マルクスが言うように、最近はトマ・ピケティが証明したように、資本家・投資家・資産家になって、働くことしか取り柄のない労働者を安い賃金でこき使い、それで生み出される余剰価値を搾取して、不労所得で生活することと、古今東西相場が決まっている。
> だから、何も持たない孤児の幼女として転生し、生活のため職業軍人になるのはしょうがないとして、しかしそこから出世すれば悠々自適に生活できると考えている時点で、自分に言わせたら既に終わってると思うよ。
> いくら勉強しようが、いくら出世しようが、他人様に使われている時点で、いわゆる上級な人間に搾取されるだけなんだから。
> だいたいさ、自らの労働力の生産性を上げるため、シカゴ学派かなんか知らないが、あれだけ勉強して努力してる人間が、なんで「資本家になって不労所得を得る」ことを考えないなんて、あり得るんかね。
> いったい、今まで何勉強してたんだよと思うよ。
>
> それに、前世の時、無能社員をいびっていたけど、ホント心底「何様のつもりだよ!」と思ったよ。会社の損害がどうとか言ってたけど、お前も一介の雇われリーマンだろ。会社がどうのこうの言いたかったら、まず「代表権」を持つ「役員」になってから言えよな。「代表権」がないのに、会社の代表面するなよ。
> こんな話に納得する奴って、一番偉くても上級執行役員止まりだった田端信太郎なんかをありがたがるんだろうな。マジで底が知れるよ。
> だから、自分から見たターニャ像は、どう見ても意識高い系の賢ぶりっ子で、勉強はしているんだろうが、肝心なところはまるでわかってない馬鹿にしか見えないが、どうよ?
>
> あと、中村桜のファンはちゃんと出演作のアニメの円盤やゲームソフトを買っているんだろうか?
> 言っとくけど、ガルパンのちょい役や流鏑馬だけでなく、OVAやゲームを中心に声優として、主役・準主役で活躍してるんだら、ファンを名乗る以上は全部買えよな。
> まあ、ファンの名乗るぐらいだから、出演作のゲームやアニメはどれなのかは、当然知ってるわな。

No title

>ターニャを合理主義者の現実主義者

物語の冒頭でわざわざ買った私怨で殺されてしまったあたり
現実主義者としての能力はお察し

このあたりって作者の「シカゴ学派」の理解も共産趣味程度でしかないんじゃないかって思うんですよね。ミルトン・フリードマンだけがシカゴ学派じゃないし、フリードマンの著作(通俗書的なモンでいいとは思いますが)すらどこまで読んでるか怪しい。別にフリードマンの主張を正しいとは言いませんが共産趣味で共産主義を理解したつもりになっていそうなのは何だかなぁと。

Re: No title

幼女戦記は原作も読んでないのですけど
70年代~80年代にはフリードマンって経済を活性化させる方法として理解されてましたからね
あれハイエクが先にあって、本質は「こういった社会のほうが望ましいよね」なのに



> >ターニャを合理主義者の現実主義者
>
> 物語の冒頭でわざわざ買った私怨で殺されてしまったあたり
> 現実主義者としての能力はお察し
>
> このあたりって作者の「シカゴ学派」の理解も共産趣味程度でしかないんじゃないかって思うんですよね。ミルトン・フリードマンだけがシカゴ学派じゃないし、フリードマンの著作(通俗書的なモンでいいとは思いますが)すらどこまで読んでるか怪しい。別にフリードマンの主張を正しいとは言いませんが共産趣味で共産主義を理解したつもりになっていそうなのは何だかなぁと。