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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2011.12
17
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13:00
Category : ミリタリー
 冷戦期から、「陸自の連隊は、世界標準では連隊はない、正味大隊規模である」と言い出す人がいる。まあ、歩兵連隊が4個中隊編制で、実質1個中隊欠とかあるという話だから、大隊規模なのだろう。

 でもねえ、何か差し支えがあるのかね。
 冷戦期に、陸自は戦力スライスというロジックで無理矢理13師団体制をとった名残でしょう。当時、米海兵隊は24万人で4ヶ師団である。陸自18万人で13個師団を作るとなると、当然、無理が出る。
 結果、陸自では、編制上で1万人を割る歩兵師団もできた。当時、アメリカやドイツでは師団は編制で2万人、フランスでも1万5000人である。世界標準として先進国をみれば、1万1000人や9000人では、師団として充分ではない。
 それでいながら、陸自は歩兵師団に歩兵4ヶ連隊・3ヶ連隊を宛てがった。連隊あたり人数も減るのもあたりまえの話である。連隊が大隊規模になるのも当然である。

 「陸自連隊は大隊規模云々」が真に問題であるとする。それで本当に困るなら、解決法は簡単である。連隊をそのまま大隊に改名すればよい。

 単位名を大隊にすれば、名実は一致する。メリットもある。連隊を名乗るためのコストが大きく減る。現状では、連隊本部だけは世界標準である。それなりに人員コストを費消している。連隊長以下について、ポストはそれなりに高い階級であり、スタッフも多めになる。大隊に改めれば、指揮官は1-2佐ではなく2-3佐に落とすことができる。スタッフも、S-32だのS-41だのと、2桁スタッフは大きく減らせる。陸自全体でも、無駄に2佐以上を作る必要もなくなるので、人件費は相当節減できる。
 小さくみれば、連隊毎に配布する、あの無駄な布切れも省略できる。普段は室内に置いとくような旗の管理に人を割くのは無駄である。布切れ1枚で、汚損盗難消失云々を気にしても仕方もない。





 ま、13ヶ師団、今の師団+旅団水増しをやめてもいいんだけどね。方面単位で5ヶ師団なり、5ヶ方面隊なり、5ヶ鎮台なりにすれば、連隊以下は世界標準に戻せるだろう。
 本土防衛は4ヶ鎮台でいいんじゃないかね。それで人数浮かせて、自衛隊にとって主任務になりつつある、海外貢献や離島防衛に力を割くべきじゃないのかな。強力無比な国際協力用師団を1つなり、あるいは海上機動旅団風を幾つか作るなりしたほうがよい。中国とのゲームでも便利だろうさ。本土防衛から足洗わないと、陸自は閉塞状況のままでしょうねえ。
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