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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2020.05
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Category : 未分類
 製鉄各社の高炉停止に対してかの松浦晋也さんは次のように述べている。

松浦晋也@ShinyaMatsuura
ほんと不思議なのだが、まともな政治家なら高炉停止のニュースの時点で背筋が寒くなるほどの恐怖を感じなければ嘘だと思うのだ。
https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1260034130869248007


 コロナによる経済停滞の影響であるといった判断だ。本来なら政治は救済すべきといった含意も含まれている。


■ 高炉削減は既定路線

 だが、それは見当外れの判断である。各社の高炉削減は規定路線であったためだ。

 日本の製鉄業は設備過剰である。顧客の需要を超える能力を持て余している。しかも生産設備は古い。採算性も極めて悪い。

 そのため従前から整理が進められていた。会社の数は既に3社に整理されている。そして今年からようやく高炉工場の整理が始められた段階である。

 ちなみに工場は14ヶ所も存在している。しかも小容積かつ低めの非効率高炉も残っている。その整理がコロナ不景気の以前に決められた呉と和歌山の廃止である。

 以降に決められた廃止や操業休止もその流れになかにある。いずれは廃止する高炉を先回りして停止するものである。


■ 鋼にしても売れない

 また高炉操業よりも停止のほうが傷は浅い判断でもある。

 高炉は操業停止をすると炉内の未反応物が無駄となる。それをもって松浦さんは企業の経営危機であり日本経済の危機であるかのようにいっている。

 だが、現状では操業をつづけても無駄となる。もともと鉄鋼需要は低迷している。その上のコロナである。銑鉄を作って鋼にしても使う見込みはない。

 また高炉操業そのものがコストである。操業維持には鉄鉱石と原料炭をぶち込み続ける必要がある。現状ではそのコストと操業停止のコストを比較すると後者のほうが安く済む。その見立ての上での操業停止である。


■ いまだに日本は工業生産大国のつもりなのだろう

 高炉停止の背景にはこのような理由がある。

 既定路線の実施が加速された程度であり、同時にそろばんづくの判断であるということだ。

 だが、松浦さんはそこに危機感を感じている。

 そこには、いまだに日本は重厚長大の工業生産大国であるといったレトロな認識の反映が見られる。「日本はものづくり大国である」といった旧態依然の認識といったもよい。

 これはとっくに死んだ航空産業や原子力産業のヨイショからもあきらかである。松浦さんはロケットやヒコーキ、原発が日本が発展を目指すべき産業である。日本はその振興をしなければならないと主張している。

 まずは今更である。1960年代的な製造業大国の夢の追及であり80年代のジャパン・アズ・ナンバーワン的な世界に伍する日本の夢の追及である。

 製鉄大国もその伝である。60年代的重厚長大産業バンザイと80年代的なジャパン・アズ・ナンバーワンの結果としていまだに製鉄こそが重要産業であると信じ切っているのだ。

 それがピント外れの意見開陳である。「まともな政治家なら高炉停止のニュースの時点で背筋が寒くなるほどの恐怖を感じなければ嘘だと思うのだ。」(松浦)はまったくそれである。まずは現状を全く理解できていないということだ。

 これはロケット・ヒコーキ・原子力も同じである。今どきにいずれも経済性は怪しい。その国産や再稼働を進めようとするあたりも全く現状が見えていないのである。
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No title

正にオトナ帝国の住人ですね。
社会風刺も『失敗の本質』も知ってはいるのでしょうが、自分に当てはまると思ってない振る舞いが痛々しい一人。

松浦さんの気持ちもわからなくもない

表題には書いたものの、恐らく同世代の郷愁以外の何物でもない事は自分でも自覚しています。
鉄、飛行機、ロケット、子供時代は夢とかロマンとか輝かしい未来が見えたような気がしました。幻想ですけど。
で、サラリーマンやっている現実世界を少しは知っている自分としてはロマンはロマンでこれでは飯が食えない事は理解しているし立て直せば飯が食えるのかと言うと絶望感しか無い。夢は布団の中で見たほうがいい。
現実世界で夢を見るなら新しい儲かる産業を立ち上げるしか無い。

閑話休題。今年に入って立て続けに高炉廃止の話が出て、自分でもそうなったのだろうとは思ったけど設備費とかとんでもない金が掛かるんですよね。
それに1回火を入れたら何年も止めることができないし、需要があるうちは金のなる木かも知れませんが、先細ると不良資産にしかならないのがなんとも。

巨額の赤字で高炉を休止、日本の鉄鋼メーカーに何が起きているのか
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/03829/


Re: 松浦さんの気持ちもわからなくもない

 だいたい1960年代から80年代の設備だから効率が悪く競争力もないわけですよ。

 1960年代あたりから規模は変わりなし。合併して新日鉄ができて君津姉ヶ崎に100m高炉と連続鋳鋼設備を作ったあたりからサイズも構成も大差なし。あとは炉内センシングとか操業管理の合理化による製鋼以降での熱効率改善とか炉頂圧発電とかの小技だけ。

 ゼロベースで作った韓国や中国には競争力で負けるし、中国はさらに高効率の製鉄所つくってますからねえ。単純な鉄鋼の需要は中国韓国の高効率の製鉄所で食われてそのあまりが日本に来るだけ。高品質鋼や特殊鋼も今では中韓でも作れるようになっている。日本が独占しているわけではないですし、しかも単価は高いけど需要はそれほどないわけで。

 それをみれば日本の製鉄業は概ね先はないし、また投資する状態でもないですからねえ。その金があれば石炭も鉄鋼性もあるオーストラリアやブラジル、インドの山元に製鉄所を作るほうに投資したほうがいいでしょうね。まあ、それでも鉄あまりだから採算はとれないでしょうし、また熟練労働力の確保やら製品の輸送コストを考えれば中国の製鉄所に投資したほうがいいような気もしますけど。

> 表題には書いたものの、恐らく同世代の郷愁以外の何物でもない事は自分でも自覚しています。
> 鉄、飛行機、ロケット、子供時代は夢とかロマンとか輝かしい未来が見えたような気がしました。幻想ですけど。
> で、サラリーマンやっている現実世界を少しは知っている自分としてはロマンはロマンでこれでは飯が食えない事は理解しているし立て直せば飯が食えるのかと言うと絶望感しか無い。夢は布団の中で見たほうがいい。
> 現実世界で夢を見るなら新しい儲かる産業を立ち上げるしか無い。
>
> 閑話休題。今年に入って立て続けに高炉廃止の話が出て、自分でもそうなったのだろうとは思ったけど設備費とかとんでもない金が掛かるんですよね。
> それに1回火を入れたら何年も止めることができないし、需要があるうちは金のなる木かも知れませんが、先細ると不良資産にしかならないのがなんとも。
>
> 巨額の赤字で高炉を休止、日本の鉄鋼メーカーに何が起きているのか
> https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/03829/

斜陽なんでしょうね

文谷さん、
「だいたい1960年代から80年代の設備だから効率が悪く競争力もないわけですよ。」
その通りですね。なので設備更新をしないと競争力はなくなるのですが...大金を投じてもそれすら回収できるかかなり怪しい。
会社は無理だと判断したから高炉を廃止する事にしたんでしょう。打って出る企業があれば設備を更新するでしょうから。つまり投資は回収できる見込みなしと判断したんでしょうね。私も正しいと思います。

生産現場はよりコストの安い所に最新の設備で更に効率アップと言う流れですからね。
製造業は骨身に染みています。

同年代?の年寄りだから松浦さんの気持ちは分かるんですよ。今更どうにもならない、彼らと郷愁を共有できるだけです。現実は何も変わりません。
夕日を眺めているような気分とでも言うか。斜陽産業が増えて日本も斜陽しているのをぼーっと眺めている感じというか。日沈む国になったなあと言うか。

No title

日本製鉄関連で働いているものですが
日鉄は旧住金を露骨に冷遇してるので合理化してもあまり予後は望めないかなと思います
最新の和歌山の高炉を旧住金だからという理由で真っ先に止めるのは流石におかしい

JFEの製鋼所内の設備、10年以上前に見学したことありましたがその時からボロかったです。

No title

鉄鋼が設備投資のけん引役として(!)もてはやされたのは精々70年代まで。

逆に言うと斜陽産業でも今日までそれなりの規模で存続してきたのは率直に凄いなとは思いますけどね。80年代に学校で習った頃、既に時代の先頭からは外れており、バブルを経て時代にそぐわない的な物言いをされてから既に四半世紀位経過してるんで。

外からなら何の革新性も発想力も無い、てな評価になりそうですが、残存者として利益を稼ぎ出すのは結構大変だと思います。転べば造船業のようにガタガタっと消えますし。

だからと言って松浦さんみたいなのはないですね。

No title

日本の製造業でも以下は今後も期待できると思います。

・高機能素材
・半導体材料
・電子部品
・モーター
・工作機械

No title

松浦晋也さんには出口治明さんの本をよく読め!といいたいです。これからは脱製造業、IT含めたサービス業の時代だと言っています。

No title

>だいたい1960年代から80年代の設備
鉄鋼メーカーの投資額が最大だったのは2007~2008年で、21世紀入ってからも新造や大規模改修してるので、中韓に比べても新しい高炉も多いです(どうせリーマン後はどこも微妙だし)
今止めてるのは、どうせ止める筈だった古い高炉なのは事実ですが。

まあ、今後は高炉は建てないでしょうね。いずれ直接還元に移行する(CO2排出の問題で)のは確実何で。

Re: No title

高炉のサイズは1960年代の君津のサイズは超えない、日本の高炉サイズは当時そのままの意味で1960年代といったつもりでした。

日本は建築基準法の制約で建物も工作物も基準が厳しくなるので高さ100mを超えないように99mに抑える傾向があるので高炉は高くできない。対して他国はと思っていました。

ただ、いま数字でみたら中国と日本の最大高炉のサイズは同じですね。知られている吹き抜け現象とかで問題で上限が決まるのでしょう。通風の限界があるのかも知れない。


> >だいたい1960年代から80年代の設備
> 鉄鋼メーカーの投資額が最大だったのは2007~2008年で、21世紀入ってからも新造や大規模改修してるので、中韓に比べても新しい高炉も多いです(どうせリーマン後はどこも微妙だし)
> 今止めてるのは、どうせ止める筈だった古い高炉なのは事実ですが。
>
> まあ、今後は高炉は建てないでしょうね。いずれ直接還元に移行する(CO2排出の問題で)のは確実何で。

No title

横浜の黒豚さん、

「日本の製造業でも以下は今後も期待できると思います。」
国内生産で、と言う意味でしょうか?

大雑把に書いてあるのであれですが、
うちの会社で使っている部品も多くは国産メーカだったりするのですが、生産国は中国はじめ東南アジアが多いです。
外国メーカの部品も同様。細かく言うと世界中になってしまいますが、使用量の割合だとそんな感じです。
今後どんどん中国から他の東南アジア、インド、中東、アフリカなどにシフトしていくと思いますが、主力工場は日本には戻って来ないと思います。
最終組立だけ行ってMade in Japanで売るくらいでしょうか。空自のF35Aの様に。

世界中で日本でしか作れない物は無いですしそのような物ばかりで日本が潤う時代でも無いです。純粋な製造業としては全体として衰退に向かっていると思います。
盛り返して欲しい希望はありますが...
それこそ松浦さんと同じですからね。

金額的に主力の産業は別の方向に向けていかないと衰退する一方だと思いますよ。

Re: No title

メイドインジャパンが強い分野として案外に民間向けの銃は生き残るかもしれませんねえ
散弾銃は一定シェアあるしライフルは国産ブランドはほぼないけどウィンチェスターとかブローニングとかも日本製OEMだし

でも日本刀は多分だめ。美術ではなく斬るための実用日本刀はコールドスチールとかであれは台湾製だし
そもそも刀匠の玉鋼の日本刀は多分弱いんじゃないかと、軍刀としては満州刀に強度に劣るとかいいますし

多分、日本製美術日本刀は中国製の実用日本刀にも負けるんじゃないかとおもいますよ

「改革開放から作ってるよ」って爺ちゃんがタバコ吸いながらウンコ座りで砲弾鋼を動力ハンマーでガッコンガッコン叩いて
雑にグラインダーとベルトサンダーで磨くやつだけど全部鋼だから丈夫この上ないし
しかもデジタル温度管理される電気炉と合成エンジンオイルで熱処理・焼きなましされるとそうなるんじゃないかと

斎戒沐浴して玉鋼を選好して叩いて四方寄せとかして月のでない夜に味噌つけて焼入れしてもねえ

まあ、その物語性に金はつくわけで、それはそれでフランスやイタリヤのブランド品に近いわけで
今後の日本ものづくりの取るべき姿だと思いますけど


> 横浜の黒豚さん、
>
> 「日本の製造業でも以下は今後も期待できると思います。」
> 国内生産で、と言う意味でしょうか?
>
> 大雑把に書いてあるのであれですが、
> うちの会社で使っている部品も多くは国産メーカだったりするのですが、生産国は中国はじめ東南アジアが多いです。
> 外国メーカの部品も同様。細かく言うと世界中になってしまいますが、使用量の割合だとそんな感じです。
> 今後どんどん中国から他の東南アジア、インド、中東、アフリカなどにシフトしていくと思いますが、主力工場は日本には戻って来ないと思います。
> 最終組立だけ行ってMade in Japanで売るくらいでしょうか。空自のF35Aの様に。
>
> 世界中で日本でしか作れない物は無いですしそのような物ばかりで日本が潤う時代でも無いです。純粋な製造業としては全体として衰退に向かっていると思います。
> 盛り返して欲しい希望はありますが...
> それこそ松浦さんと同じですからね。
>
> 金額的に主力の産業は別の方向に向けていかないと衰退する一方だと思いますよ。

No title

工業、大産業としてのものづくりはともかく
物語性をもった品質で勝負する分にはものづくりはイケルと思うのですよね

前に書いたけど、手摘みの狭山茶とかそんな感じ、中国の紅星牌の画仙紙みたいに滅茶苦茶手間ひまかけてさらに手間の10倍取るようなブランドが方向性かなと

もちろん、産業というよりも趣味性ニッチに一つの会社だけが入れる感じ
鉄道模型のKATOなんかそうでしょうね、死んだ婆さんの家の近所にあるしょぼい工場から
ここ30年で大進歩して今は世界需要を食っている。鶴ヶ島の養命酒工場跡地に巨大倉庫作ってますよ。

近所の記事なので覚えているのですが
松山には40年前に木刀づくりの名人がいて銘を切って売っていたそうで

どっかの寺社、松山だと箭弓神社だけど弓だからだめで、ちょっと北にある
小川にある武田氏ゆかりの輪禅寺とタイアップして参拝記念の由緒品として
風林火山とか銘入れて売る
さらにそれをクールジャパンとくっつければ凄まじいことになるのではと

日本に観光に来たアレ気な海外中学生やらが買っていけばそれだけで食えるのではと

あと、石上神社で刀匠に作らせた七支刀も売ればねえ。
あの七支刀そっくりの刀の名前はわすけたけど

ものづくりは大変ですよ

文谷さん、

「メイドインジャパンが強い分野として案外に民間向けの銃は生き残るかもしれませんねえ」
軍用はアレですねどね。品質不正はあるわ、耐久性は無いわ、まともなNATO弾は使えないわ、なのに価格は3倍高い等など。
民間向けなら弾の発射回数も少ないしいいかもしれませんけど豊和工業とか銃の輸出で大儲けしているようにも見えません。

「多分、日本製美術日本刀は中国製の実用日本刀にも負けるんじゃないかとおもいますよ」
美術刀剣の実態はよく知らないのであれですが。
遠路はるばる備前長船刀剣博物館に行って玉鋼から作る美術刀剣の作成過程を見たことある程度です。まあ観光のついでなんですが。それと博物館の近所に独自に玉鋼を作って刀や包丁を作っている備前長船日本刀傅習所と言う工房がありまして普通の玉鋼はほぼ島根県産で、使用している材料とかも全部一緒なので強度が弱いと言っていました。玉鋼が1種類で特徴が無いと言う事のようで。
なのでこの工房では独自のたたらを使って色々な地方の砂鉄をブレンドしたり工夫をして色々な玉鋼を作り刀や包丁を作っているそうです。
こういう工房は多くないと言っていました。
なので実用的な日本刀という意味では伝統を重んじるだけの日本等では強くないかも知れません。工業用の鋼を使ったほうが更に強いかも?伝統技法を有難がる方には玉鋼を使って鍛えた刀、伝統技法の駆使こそが重要なのでしょうけど。

ただこの様な工芸品は素晴らしいしそれなりの価値もありますが、それで国として食っていける産業になるでしょうか?もちろん否定はしませんし海外でもそのような地方もありますが。
技術的に同じ様に工芸品の様な職人技が作り上げた逸品みたいな、しかも必要不可欠の工業製品ができれば...必要とされる付加価値を見つけて価値を上げ高く売って利益を稼ぐ、うちの会社の目標みたいなものですが現実は薄利多売に近い。

Re: ものづくりは大変ですよ

国として進めるのではなく個別の企業や個人が生き残りをかけてチャレンジする。そしていくつもの成功がなされた結果としてその手の小産業が成立して国として食っていく形になるんでしょうね。

フランスの化粧品とか革製品なんかのブランド商売がそれでしょう。合算すればエアバスやロケットの航空飛行機産業よりも稼いでいるという。そしてそれは必須の製品ではなく、同時に高度な機械産業の製品でもないという。

ドイツやスイスだとメカメカしいものだと腕時計、雑貨方向だとシュテットラーやファイバーカステル、カランダッシュみたいな鉛筆や色鉛筆とかかなと。日本だとシマノの自転車ギヤやリールがそれかなと思いますけど確かシマノも作っているのは台湾で。

> ただこの様な工芸品は素晴らしいしそれなりの価値もありますが、それで国として食っていける産業になるでしょうか?もちろん否定はしませんし海外でもそのような地方もありますが。

Re: Re: ものづくりは大変ですよ

製造業じゃないし今日あって明日ないだろう商売だけど日本がもっている世界最強の競争力商品はガチャかも。
ソシャゲーのキャラを引かせるアレ、日本製であれほど高効率に世界中から金を巻き上げる商品はないでしょうねと。

北朝鮮からでも金が奪えると思う。日本がスマホ配ってエロとガチャやらせれば人民は必死こいて課金にはげむという資本主義の毒を注入できるのではないかと。

No title

鉄鋼メーカーの投資は赤っ恥かいちゃった。

豊和は産業・建築の建具にも進出している関係で社史を読んだことがありますが、一旦進出しては採算取れなくなった部門を閉めて結果として会社も大きくならずパッとしない印象があるんですよね。

2000年東海豪雨で自社も浸水した経験から止水板やらを開発する辺りは偉いなと思いますが。

No title

やれやれさん

ご指摘ありがとうございます。私の勉強不足でした。もう、部品で世界中どこでも作れないものはないのですね。半導体材料も中国にキャッチアップされるのも時間の問題ですね。文谷さんの指摘のようにWEBサービスのビジネスモデル開拓で日本は食っていくべきなのでしょう。個人的にガチャはあまり好きではないですけれども。

No title

ソシャゲーも最近は中国韓国のメーカーが進出してきてますからね。
本社は中国や韓国で、シナリオは日本に発注というパターンもかなり多いようです。いずれはその辺も現地調達で済まされるかもしれません。
あちらでは日本の、特に女性声優の需要が大きいそうなので、この部分は最後まで日本での作業になりそうです。

No title

文谷さん、
「物語性をもった品質で勝負する分にはものづくりはイケルと思うのですよね」
それは同意です。私も職人が丹精込めた工芸品は好きです。先立つものがないので買えないのと、何よりモノ使いが荒くてよく傷付けたり壊したりしてしまうので。主に自分で使う物が好きなのですが、床の間に飾るレベルだと...多分デジイチとレンズに金を放り込みます。

「さらにそれをクールジャパンとくっつければ凄まじいことになるのではと」
インバウンド拡大と同時に金持ち外国人がこのような物に興味を持ってくれたらと思っていました。一部成功していますが新型コロナのお陰で当分厳しい時代が続くかと。ネットだけで買ってくれるのかよく分かりませんが。

「国として進めるのではなく個別の企業や個人が生き残りをかけてチャレンジする。そしていくつもの成功がなされた結果としてその手の小産業が成立して国として食っていく形になるんでしょうね。」
実は私もそのことについてずっと考えていたのですが、なかなか難しいかな、と。
そうなって欲しいな、とは思うのですが今となっては松浦さんの願望と同様な感じに思えてしまって。もちろん製品に実力も人気もあり生き残る企業も多いと思いますが、そうでないところの方が多そうです。そこが問題なんですよね。生き残りはどこも必死だと思うのですが製品が凡庸とか結果がついて来ないとか大企業の下請け頼みとか。最後のはうちの会社にもろ被っているのですが、そこから何度脱却しようとして失敗したことか。簡単ではないのですよ、1回安定した仕事を掴むとそれを逃さないように注力しつつ新しい仕事を立ち上げて成功させるのは。

岩見浩造さん、
豊和工業の分かりやすい決算報告書などです。
豊和工業のHPに過去現在一杯ありますのでご参考までに。
小さな数字を見るのが辛い年になってしまったので分かりやすいグラフ付きのです。
自衛隊向け、狩猟向けの火器などの割合は建材関係よりちょっと多いだけでですね。HOWA5.56の採用で少し増えるとは思いますが。
その昔、豊和工業をずっと銃火器のメーカだと思っていたので実態を知った時はちょっと驚きました。余談ですがミネベア(現ミネベアミツミ)は銃は関係ないのですが、うちの会社も部品を買っているんですよね(ミネベアが新中央工業を買収したから銃がある)。大昔ですけど営業さんが会社資料と部品カタログ持って挨拶にきた時に会社資料にニューナンブの写真が入っていました。勿論銃のカタログはありませんでしたけど。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6203/ir_material_for_fiscal_ym/74096/00.pdf
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6203/ir_material_for_fiscal_ym1/73893/00.pdf

No title

埼玉の材木問屋も衰退業種だし地球温暖化の元凶だから潰してしまえってグレタさんが言ってた

トラウマのなせる業

お邪魔します。
 かつて日本はアメリカ他から大量の屑鉄を輸入していて、このままではいけないと高炉による国内生産にシフトしようとしたが、中国大陸での戦闘に多額の金を食われ、そうしているうちに屑鉄の輸入元であるアメリカとの戦争に突入したと聞いた事があります。松浦晋也氏の発言の根底にあるのは、上記の経過によるある種の「トラウマ」ではないかと思われます。「やるべき事をしなかった、もしくはできなかった事には、その結果がついて来る。」というのは「始める、続ける」だけではなく「縮小する、やめる」というのもあるのではないかと思ったりもします。また昨今のマスク不足とかを思えば、「国内に"種"だけは残しておく」とか「供給元は分散しておく」事も必要ではないかと思われますが、漫然と続けていてはいよいよできなくなった時にそれをする「余力」すら残らないかも知れません(総崩れになったら秩序ある撤退はできないか)。

軍研6月号の馬毛島の記事拝読しました。
飛行場開設に不可欠な自治体と住民への対応について、事細かに述べておられたのは流石です。
雇用対策で行(二)技官の採用にまで触れた記事はなかなかお目にかかれません。
それらの対応を怠った秋田のイージスアショアは見事に転け、佐賀空港の駐屯地開設もなかなか進まない。
辺野古もいずれは建設放棄だと思います。
住民にソッポを向かれてはどんな新鋭装備を導入しようが役に立たない。
地域の理解と協力無しに長期的な基地の運用はおぼつかない。
関係者も国民も今一度そのことを自覚するべきだと思います。

No title

横浜の黒豚さん、
「ご指摘ありがとうございます。私の勉強不足でした。もう、部品で世界中どこでも作れないものはないのですね。半導体材料も中国にキャッチアップされるのも時間の問題ですね。」
世界中で必要とされ、しかもそれが日本でしか作れない物があれば良いのですが。
中国は5G通信でそれを手にしようとしています。4Gですら何処に行ったのか分からない日本とは大違い。6Gで復活を目論むようですが、果たして何兆円もお金を出してくれるでしょうか?途方も無い開発費が掛かると思いますが弱体化した日本の企業には難しいし税金を投入するしか道はないと思いますが、5Gでも出遅れているのに今から追いつくのすら大変。さらにその先に飛んでいくのは月ロケットを打ち上げて月面基地を作るくらい途方も無い事業になるでしょう。
中国は自ら遅れている事を自覚して鄧小平主席などの頃から政策が大きく変わりましたね。
特に海外から工場と技術を入れて世界の工場化とパクリと同時に中国独自の技術の確立に腐心した結果、今日の中国があるわけです。
お陰で中国はどんどん豊かになり人件費が上がりました。いずれ人件費の高さとやり方の汚さで海外の工場は逃げていくでしょうが、国内だけでも十分な需要があるので大丈夫でしょうけど以前のような大儲けはできなくなるでしょう。ただ5Gで世界の半分以上を取るでしょうから新産業としてまだ伸びる余地が残されているのが日本との違いですね。ただ中国とは言え何もしないと30年後は今の日本同様になっているかも知れませんが、強かな中国は別の方法で何とかするかも知れません。日本は今の所有効な手段が打ててないので衰退に向かっています。
産業の転換が必要だと思いますが、どうも既存の産業を生きながらえさせるのに精一杯みたいですね。
文谷さんのガチャは全く考えていませんでした。確かに1つの方法ですね。後はファイナンス関係が強くなればと思った事もあるのですが...

日本からGAFAでも出てくればねえ

例えばAmazonにしたところで20年程前は小さな本の通販会社でした。ようやくビジネスが軌道に乗り始めた頃の社長のジェフ・ベソスは儲かってきていても借金返済の為に贅沢をせずポンコツの自家用車で仕事を求めて飛び回っていました。苦労して作った本の販売ネットワークは必要不可欠な物として皆に受け入れられ大儲けし、その財をもって本以外の通販、映像など情報の販売を手掛けるに至り圧倒的存在として君臨しています。AppleにしてもGoogleにしても20年前には存在自体は輝いていたとしても小さな星でしかなかった。今や眩しい恒星。
しかも圧倒的な財力を背景に投資家に分配金を払っても研究開発に大型投資ができる。
このようなビジネスモデルの構築ができる企業が現れれば良いのですが、最も日本で出て来無さそうなのがアレなんですがね。
世界中の誰もが必要とするサービス(物でもデータでも人材でも)を効率よく顧客に届けて喜ばれる、そんな仕事をグローバルに展開できる企業が現れればそれに付随する仕事も増えるし人口が減っていっている今の局面でも持ちこたえられると思うんですが。
まあ本当に夢物語ですね。

安倍が馬鹿だから部下にも伝染する

きらきら星さん、
自宅軟禁状態なので本屋さんにも行けず(近所の本屋さんは全て潰れました)まだ読んでないのですが。
馬毛島は持ち主?不動産屋が売りつけようとした頃から存在を知っていまして鳩山総理は辺野古の腹案としても考えていた様ですね。
なのでこの大きな無人島?をまるごと米軍基地にするのは良い案だと思っていました。西表島に微妙に近い事を除けば。

佐賀にしろ秋田にしろ辺野古にしろ、ついでに木更津にしろ一番の問題は安倍は住民の事を一切考慮に入れずに決めてしかも住民に何の説明も同意も得ていないのに発表だけして既成事実化しようとしてこじれさせた事です。
最後に出した木更津などは既に陸自の航空基地が存在し住民との関係も良好(と聞いた)、オスプレイの修理拠点にもなった。なのにオスプレイの暫定配備の大反対にあった。ひとえに住民はおろか役所関係にも何も言わずいきなり決まった事に立腹したからでしょう。味方をわざわざ敵に回してしまった愚。
普通に暫定配備をしたいと関係各所に根回しし住民説明会を実施しある程度の同意の目処がついてから発表すれば良いものを。
上が上だから下も同じく国民は奴隷程度の存在と思って上から目線の思考なのでしょう。
今までと政権と大きく異なるのはこの点です。国民視点が一切ない。
佐賀空港だって同じですよ。単純にオスプレイが危険だからと言う思い込みによる反発では無く何の説明も無くいきなり決めたことへの反発が大きいと思います。聞いてねえよって奴です。
辺野古は良い悪いは置いておいても軟弱地盤で相当工事の費用と時間がかかる事が明らかになった今でも漫然と工事を進めている。完成は20年後でしょうか?もう分かりません。
噂ではボーリング調査のときから分かっていたらしいですがそれでも不適としないで工事を続行し、引き返せなくなってどうしようも無いことが分かった様な持って行き方で正当化しようと言うのもあざといと言うかなんと言うか。
それより完成時点での辺野古の軍事的価値があるのかどうなのか。海兵隊は、もしかしたら米軍は日本から撤退し違うところに移るか本国に戻るかしているかも知れない。米軍が残ったとしても辺野古も普天間基地も不要となっているかも知れない。それくらいの事があっても不思議ではないくらい遅く完成してもねえと思うのですが。

No title

>ずっとフィリピンの消防車を見てる。

http://mobile.twitter.com/kirokugakari28/status/1261193347328126981

あんなカクカクしたトラックや、そんな1個小銃班が乗れちゃう四駆(大宮駐屯地の片隅にも、かなりの数の廃車が置かれていますよね)が、当たり前のように消防車両として販売されているのですが(((^_^;)。


>将来水陸両用車 日米で共同研究

http://mobile.twitter.com/AsagumoNews52/status/1260098410520047622

どうやら本気で、次世代の水陸両用車を開発する気のようですね...。

No title

>やれやれさん

報告書拝読しました。
工作機械自前で作ってきてるのは、本来はノウハウとして生きる筈なんですがね。同じ銃でも定められた工作法から変更することで価格低下・品質向上果たすとかないんでしょうか。

>KUさん

ガタイのいい車が通れる位道路事情は良いのかも知れません。ポンプ車なら性能いいポンプと水積んでければ良いし、本邦のように広範囲な温湿環境に対応する必要もない。消防メーカーのモリタを見ていると、寒冷地仕様をラインナップするなど、気を使わざるを得ないですから。

普通はPTO機能でエンジンからポンプの動力引き出すんですが、それも自前で後付けでしょうかね。先進国の部品屋をやってれば出来ないことないとは思いますが。

国産やれやれですよ

KUさん、
フィリピンに自衛隊のトラックが?
いすゞが売っている訳ではなくて用廃車両を
再生したのですかね?新車だと高すぎて買えないなら用廃車を格安で売ってあげれば良いのに。
それと水陸両用車ですか。今更。
中国とか発想が逆と言うか斜め上で船に小さな履帯をつけて上陸する水陸両用車?開発中だししかも基本リモコンのドローンですよ。水中移動し上陸もできるドローンでも作った方が良いのでは?その中に上陸部隊を入れるもよし、種類によっては移動砲台(と言うかRWS)専用のもあってもいいかも。ま、先に中国が作りそうな気がしますが。既に殆どの種類の車両に水陸両用(外洋には使わないでしょうけど)がある上に水上戦車もありますからね。
それにAAV7もそうですが尖閣には上陸できませんよ。砂浜もスロープも無いですから。そんな能力のある水陸両用車を作れば別ですが、4本足でも生やさないと無理なのでは?
今年も珠海のエアショーに行きたかったな...ステルス爆撃機の話もあるしどんな面白ネタが転がっているか楽しみだったのに。

岩見浩造さん、
「工作機械自前で作ってきてるのは、本来はノウハウとして生きる筈なんですがね。同じ銃でも定められた工作法から変更することで価格低下・品質向上果たすとかないんでしょうか。」
こちらの分野はよく分かりませんが、どうなんでしょうね。ただ89式もそうですがHOWA5.56も一丁30万円とか高価ですからね。30年間の超長期供給の上、単年度少数納入なんてアホな事すると量産とは言え単価は非常に高くなるんですよ。それにどうせ5.56mmNATO弾の弱装弾(国産仕様弾)を使用するでしょうから強度や寿命はM4とかSCARなどより劣るでしょうね(実質米軍などの使っているNATO弾が使えない)。

豊和工業では無くミネベアの9mm拳銃ですが、清谷さんの話だとオリジナルのP220よりずっと寿命が短く2500発も撃つと銃にクラック(ヒビ)が入り使えなくなるそうです。普通2、3万発は使えると思うんですが。
どうやら製法がオリジナルが削り出しに対してミネベアはプレス加工だそうで。あと使用している素材までは知りませんが、安い方法で作っているにも関わらずオリジナルより高い上に寿命が短い...これが国産銃の現状の様で。
住友重工の様に品質改竄など長年行っている銃器メーカもあります。全く嘆かわしい限りです。
こんな有様だから全部輸入のほうが良いって話が出てくる訳で、新型拳銃に関しては全数輸入に変わりました。

追記:フィリピンの消防車

>>>やれやれさん・岩見さん

同じツイートを見ていくと、こんなラインナップもw↓

>フィリピンのトラック屋さんがセール中のようです。この三菱ふそうのシャシーも...アレですよね?うん。

http://mobile.twitter.com/kirokugakari28/status/1261549240464994309

どんだけ、フィリピンでわ元自の車輌の需要があるんだorz。これだけ人気があるなら、現物をバラすことなく輸出しても問題なく売れそうですけど。


>>>水陸両用車

既に、こんなイメージ図が発表されていたんですね↓

>日米で新型水陸両用装甲車共同研究(開発)へ

http://ddogs38.livedoor.blog/archives/18205914.html

開発するのは良いけど今時、こんな形で敵前上陸を行うのって、自殺行為にしか見えないのですが。

RE:追記:フィリピンの消防車

KUさん、
「開発するのは良いけど今時、こんな形で敵前上陸を行うのって、自殺行為にしか見えないのですが。」
私も全く同意見です。せめてドローンにするべきでしょうね。

http://ddogs38.livedoor.blog/archives/18205914.html
の一番最後に私が言った中国の船に履帯を付けたドローンのウミイグアナですよ。
珠海で実物大の金属製モックアップを見た時は悪い冗談だと思いましたが実車?実船?を作っているのを見ると少なくともこの企業は大真面目に売り込もうとしている事はわかりました。
皆馬鹿にしていますがそんな事は中国も百も承知でしょう。
それでも試作して試験している所を見るとどこかに有用性を見出したのでしょう。
なにより無人運用が前提って所が大きく違いますね。
それに日米の奴もできもしないのに岩場の上陸図とかありますが、尖閣でも想定しているのでしょうかね?お腹を岩にこすらないようにしないと亀になってしまうと言うのに。まさか油圧制御で履帯を傾けてクリアするとか?
やはり足生やした方が良いような。

正式にお披露目ですね。

>防衛省、陸上自衛隊の新小銃と新拳銃を報道公開

http://www.tokyo-dar.com/news/7708/

>>>ベレッタ「GLX160A1」

ついに、まともなアドオン式の、必要に応じて単独でも使えるグレネードランチャーも採用されましたね。それに関して、こんなツイートが↓

>20式小銃とともにベレッタGLX-160グレネードランチャがお披露目されたことで、「40mmグレネードは絶許、小銃てき弾こそ至高」というふうに振る舞っていた人々がどう手のひらクルーしていくかを観測する業務が発生した。

http://mobile.twitter.com/Pvt_Noritama/status/1262331663482187782

さて、防衛技術ウォッチャー(自称)な方々は今回は、どんな珍説を披露してくださるのでしょうねえ。

中国、韓国向けなら、強くなるなら、敵から学べ。倭寇が使った日本刀で貴方はより強くなる。と煽れば、そこそこ買ってくれそうな気がする。
昔流行った、神秘の中国武術で強くなるの逆バージョンですな。
ついでに使い方講座ということで、古流剣術も紹介すればいい。