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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
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2020.12
20
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04:17
Category : 未分類
 2週間前にどっかの雑誌記事に出ていないかを探していた数字を発見。

 記事で潜水艦のスクリューの回転数について言及したのだけれども。その数字を明示している資料がない。「これは水上艦の例だが〇〇では60rpmでCPPを動かす」みたいなことを書きたかったけどその雑誌記事を見つけられなかった。

 だから「最高回転数はまずは120RPM、旧式潜水艦でも180は超えないだろう」といった書き方をした。数字を書いている記事が見つからず、そのものズバリの潜水艦の資料も見つからなかったためだ。

 それが5年前のメモを開いたら出てきた。スプルーアンス級の数字で「低速航行は60PPMで行い速力はCPPで調節する」とズバリ書いてある公刊資料を書き写したもの。

 それが見つかれば「おそらくは潜水艦も常用は60ppm以下」とかけたのだけれどもね。あとはなぜか自衛隊筋は誰も黙っているマスカーの利用方法とか遮音効果の数字も書いてあったよ。その誌名を示して「公刊資料によると」じゃないとハルマスカーとかプレイリーマスカーの利用法とかその効果なんて書けないわけでねえ。

 結構、英書では英人もそんな書き方をしている。オマエ絶対知ってるだろうという内容について「ホニャララと言われている」と書いている。

 対して米人はあまり書かない。どーでもいーことをイッパイ書くけど公刊された資料で書いていることでも触れない。

 これは海自の潜水艦OBもそう。ホント、どーでもいーことは一杯書く、さらには公演でもブツ。けど英書には書いてあることも絶対触れようとしない。それに同業者やワナビーの皆さんが感心しているのは、読者観客としてどんなもんかねとは思ったよ。舐めてかかるほうもナンだが、本来はいなされている方も見巧者でなければならないはずなんだがねえと。
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No title

こういうのは場数。

世艦の80年代のブックレビューでも「お前その潜水艦の音響蘊蓄どこから持ってきた」と外国誌で揉めてた話が載ってましたよ。変わらないですね。