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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2021.02
23
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Category : 未分類
 「中国は国際法を無視しない」を書きました

Japan in-depth : https://japan-indepth.jp/?p=57370
ヤフー : https://news.yahoo.co.jp/articles/159e4bc40dc890b469b9dafc853efbceeaa746fa

 海警法で中国があぶないばっか言っているけど、今までの振る舞いからすりゃ中国は国際法を優先するよといった内容です。ついでに日本政府もそれがわかっているから「懸念」しかしていないよとか、まずは国共内戦では台湾が大陸を攻撃した例ばっかだよといったことも書いておきました。

 ヤフコメとか見ると中国の手羽先とかいってますけど、じゃあ「中国は国際法を無視して海警法を優先する」と信じているのか?と聞いてみたいものです。
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「善良ではないが慎重」なのか

お邪魔します。
 中国は「善良ではないが慎重で、少なくとも自らの損になる事は避けようとしている。」のではないかと思ったりもします。尤もその判断は中国のそれでしょうが。逆に日本(のある人達)の方がそういった慎重さに欠けているのではないかと。

No title

ヤフコメはあんなもんでしょう。

台湾と米国が日中国交正常化を控えてぶっこんできた離間策だって事に気づいてない人が殆どですから。1970年代くらいの縮刷を読むと台湾と琉球警察がやりあってるのが良くわかります。

石油なんか無いのも、軍事的価値が無いのも分かる人にはわかってるんですが、何しろ海自高級OBが重要な拠点だみたいに言う事もあるので始末が悪いです。

でも、いくら批判されても文谷さんみたいな視点も発表していかないと一般市民は永遠にメディアに騙され続けることになりますからね。

Re: No title

東シナ海ADIZのときも同じように騒いだ連中で
その前例から死文化の可能性も読めそうなものなのですけどねえ

日本が抗議ではなく懸念の表明となっているあたりで政府もそう見ているわけだし

No title

興味のある問題なので度々失礼します。

私は中国人といろいろと付き合いがあるため、中国での尖閣問題の報道のされ方などについては割と生の感覚を聞いていると思ってます。聞いた限りでは中国では尖閣問題については殆ど報道されておらず、国民の関心度も低いそうです。魚釣島デジタル博物館なども知らないとか興味が無いというような感覚が殆どだとか。

一方で旅順の潜水艦博物館(ロメオ/033級が見れるところ)の映画館的な展示では、中国の潜水艦が尖閣諸島で日本の巡視艇を撃沈するような演出があり、この辺は現場の作り手サイドが行き過ぎた演出をしてるのかなと思ったりもします。

領海侵入が増えている原因は日本の「活動家」の方(八重山市議の仲間均氏)が熱心に敏感水域への接近を試みているため、中国側も領海侵入せざるを得なくなっているというのが実情だと思います。冷静に映像を見ると海警はとにかく海保にしっかり取り締まってもらいたがってる(海保の進路を妨害しないよう気を使ってる)感じがします。

安倍政権時代は水産庁や海保を通じて「活動家」に難癖をつけて出港できないようにしていたようですが、最近は状況が変わってきているようですね。「活動家」の方が船をリニューアルして航洋性が向上したせいもあるようです。

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/13049
尖閣周辺海域に出漁へ 仲間市議が「鶴丸」購入

一方で中国の孔鉉佑大使は尖閣問題の棚上げと両国関係の大局に影響しないようにすることが大事だとコメントを出しており、これが中国政府の本音でしょう。

http://www.china-embassy.or.jp/jpn/sgxw/t1820056.htm
孔鉉佑大使:中国関連の問題を見るいくつかの視点

中国側は事を大きくしたくないと考えており、中国海警の行動も自制的であるが、日本の「活動家」とそれをバックアップする人々が中国に対する挑発を熱心にやっており、その結果として海警の活動が活発化せざるを得なくなっているというのが実態だと思いますが、メディアが「活動家」ではなく漁船だと報道するのと、海警の活動が活発化した部分だけをピックアップして伝えるので国民が中国に不快感をもつ、という構図に見えます。

「活動家」たちは何とかして上陸を企てようとしていますが、今後の海警の増強で上陸は難しくなるでしょう。彼らの活動が海保でなく海警に阻止されたとき、それはすなわち尖閣の施政権が中国に移ったことを意味してしまいます。その事を彼らは理解しているのか疑問です。

彼らの本音は尖閣なんかどうでもよくて、大嫌いな共産サタンと日本の関係が悪化すればなんでもいいという考えのようにも思えますが。

Re: No title

「海警法はグレーゾーン狙いで日本が危ない」みたいな主張ってざっと
「中国は国際法を無視する、なぜなら彼らは一党独裁で法の支配がなく自分たちに有利とみればなんでもする機会主義だから」って意見なんですけど

それなら国内法なんかの規定もどーとでもなるでしょうと思うのですよね
「中国の中央も政府も海警は国内法規を無視する、なぜなら彼らは一党独裁で法の支配がなく自分たちに有利とみればなんでもする機会主義だから」も成り立つわけで

だから「国内法(の海警法)を改正した危ない」はナイーブだなあと

それよりも日米政府の懸念表明を評価すべきだし、同時に懸念表明の段階であるのはなぜかを考えるとか
尖閣正面での力の積み上げを図り同時に関係改善を図るべきとか、日中間の関係と尖閣ゲームの切り離しをはかるとか、
なによりも日本や中国の国民感情抑制を図るべきと主張すべきじゃないかなと

手羽先とか

今まで何の情報発信もしてこなかったけど、中国の核戦略やら南シナ海聖域化、相互確証破壊と中国がどういう状態を目指しているのか、から始めて尖閣の意味(軍事的にも資源的になんも意味はない、単なる日中離間策)と南西諸島への限定的な脅威…みたいな事をまとめてnoteにでも書こうかなぁ。

書いてもCCPの手羽先だとか手羽元だとか言われるだけなんだろうけど。

ただ、手羽先とかぼんじりとか言われながらも文谷さんが一生懸命発信し続けているのを見ると、とにかく発信するだけでも意味があることなのかなとか色々考えてしまいます。