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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2021.06
25
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11:42
Category : 未分類
 いまさら石炭火力はない。世界ではそのような扱いになっている。

 日本は未練がましかった。日本の重工業は世界から取り残されている。原発もいまさらとなった。そこで唯一どうにか競争できそうな分野が石炭火力だったからだ。だから高性能高効率の石炭火力はクリーンと無理やりな理屈をつけて生き残りを図った。

 だがついに観念した。世界にバカにされる上、さらには世界を敵に回すからだ。三菱商事の自称「高性能高効率」ベトナム石炭火力開発は世界中の反対に会い三菱ひいては日本の評判も落とす事態となった。だから撤退した。

 今では日本でも石炭火力はないといった認識になっている。商社は「石炭火力はもう開発しない」と明言したし銀行も「金貸さない」といっている。


■ 8月16日に「本土決戦やれ」というようなもの

 その状況で「日本の石炭火力を売り込め」とは時流を読めないことこの上ない。

 これは石井孝明さんの主張だ。

石井孝明(Ishii Takaaki)@ishiitakaaki
何考えてるんだ。日本の石炭発電技術は文句なく世界一で、売り込むのが政府の仕事だろう。経産省も逃げてるが情けない。政府がビジネスの迷惑 R
T石炭火力の海外建設、高効率でも支援認めず 小泉環境相:朝日新聞デジタル
石炭火力の海外建設、高効率でも支援認めず 小泉環境相:朝日新聞デジタル
 小泉進次郎環境相は15日の会見で、途上国への石炭火力発電所の建設支援について、日本が例外として認めてきた高効率の発電所も今後は認めない考えを示した。政府による石炭火力の開発支援は事実上やめることにな…

https://twitter.com/ishiitakaaki/status/1405902023657021442


 まずは8月16日に「本土決戦やれ」といっているようなものだ。


■ 三世議員の陪食大臣でもわかることなんだがね

 その上で小泉進次郎の資質に原因を求めるのもズレている。風見鶏で実態あることは何も言えない。その小泉環境大臣がそう言える状況にある。それが何を意味しているか理解できていない。

 例えば、石井さんの主張に賛同しているのんさんだ。

のん@korokoro_ZX88
この大臣前から知ってたけど、頭弱すぎ。
超々臨界圧とかIGCCの技術を誰か教えてやってくれ。
でも、頭弱いから教えても理解できんか。

石井孝明(Ishii Takaaki)@ishiitakaaki
· 6月18日
何考えてるんだ。日本の石炭発電技術は文句なく世界一で、売り込むのが政府の仕事だろう。経産省も逃げてるが情けない。政府がビジネスの迷惑

https://twitter.com/korokoro_ZX88/status/1406087988346429441


 石炭火力はもうだめ。三世議員の陪食大臣でもそれが見えている。

 それを理解できていない。

 そして「頭弱すぎ」(のん)で科学技術の「超超臨界圧とかIGCCの技術」(のん)が分からないから石炭火力は押せないと思い込んでいるあたりは相当にズレている。背景にあるのはメカミリの類の誤りと同じ。高い技術力はエライといったお理工さんてきな価値観がある。

 でもねえ、どんなに高度な技術でも有害は有害である。日本人はそれは原発で散々身に沁みたはずだ。

 でもそれを理解できない技術だいすキッズは未だに存在しているということだ。
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Comment

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小泉進次郎閣下は……。

小泉進次郎閣下は三世議員じゃなくて四世議員ですよ。
まあ余計に納得の経歴、納得の資質といったところですかね。

終戦直後でもありましたね

「■ 8月16日に「本土決戦やれ」というようなもの」
終戦直後にも停戦命令聞かずに戦闘継続とか戦い続けていれば負けにはならないみたいな思考の御方がいましたね。
TOPが負けだと認め諦めた物を継続するのは頭が悪いとしか言えませんね。
むしろ日本を貶める行為になると気づかないあたり自称?経済、環境ジャーナリストとしてどうなんでしょうね?
国際情勢は考慮に入れないのでしょうか?
ググってみると色々変な御方のようで。ネトウヨ要素が濃い方なのでしょうか。

「でもねえ、どんなに高度な技術でも有害は有害である。日本人はそれは原発で散々身に沁みたはずだ。」
その通りですね。
ついでに言うと有害でなくても他の技術に取って代わられ廃れた技術、流行らなかった技術でも同じですね。
最早古の技術で今や復刻すら難しい、逆に現代だから不可能(特殊な職人技術が必要とか、技術継承が途絶えて長いとか)なのも。

例えば星型28気筒エンジンのワスプメジャーみたいに。多分技術的にも最高峰に位置する航空機用ピストンエンジンだと思いますがこの手の大型ピストンエンジンは小型軽量ハイパワーなターボプロップにあっという間に駆逐されました。これに比する新型星型エンジンを現代の技術を駆使して作って量産しようと言う奇特な会社は無いないでしょう。
趣味の領域では残っていますが実用域ではほぼ存在していないでしょうね。再エネに追い出された石炭火力と被ると思うのは私だけ?
飛行機の世界にもEV化の波が訪れる時代ですからね。時代とともにトレンドもどんどん流れて変わっていきます。

最貧国ならまだ行けそう

石炭は世界中で産出され、埋蔵量は1000年持つと言われている、その上人気が無くなっている資源だから価格が下落する一方なので最貧国には需要があるのではないでしょうか。但し財政が不安定なため投資を回収できるか怪しいし、1日の電力需要の変化が大きく石炭火力な苦手な部分負荷運転を強いられるというデメリットはありそうです。
これよりもっと需要がなさそうなのが小型原子炉で燃料補給が少ない、酸素が不要という以外メリットが無い。小型原子炉を欲しがる層って極地の寒村とか宇宙開発機関ぐらいかな。

No title

あるいは二次大戦後の時代に戦艦を売り込もうとするのに近いような時代遅れさですかね。「現代ならドローンで弾着観測できるしRAPで射程だって伸ばせるから戦艦の砲だって時代遅れじゃないんだ」的な視野の狭い擁護とかみたいなのが出てきてるってとこでしょうか。

No title

IGCCは国内でも頓挫したのに…
石炭火力発電の中じゃ有望だけど、天然ガス火力発電でも同じ事してるからね。

最貧国向けになら、ガスタービンなんで出力変動にも対応可能
でも太陽光で需要が満たせたりして…

No title

ネトウヨ雑誌「インド洋の島」で石炭火力を
必死こいて持ち上げる連中いますね。